「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20080130

2008-01-30 | 矮小布団圧縮袋

○…このところ50代以上の連中との会議の連続で、全面的に流れる倦怠感と敗北主義的腐った空気で酸欠状態で、うち帰ってもごはん食べる食欲すら失せてた。今日久しぶりに若いもんたちと話して、自分がすごく救われた。本当にそう感じた。帰ってきてやっと、飯食えたもん。20代の連中って、確かに物知らねえかもしれないけど、物怖じしないし、集まるととにかくいきがいいし、もっともらしーこと言ってるじじいたちの口の利き方に対して、欺瞞をすぐ見抜く。明快だ。直観的に、若いやつらは、馬鹿じゃない。知識の差でも指導要領の差なんかじゃねえ。ただ言う空気じゃない時、信頼関係ない時は、若いもんが黙ってておとなしくしてるから、世間のじじいたちが甘く見てるだけで。こいつら、あなどれねえよ。おまいら、いいやつだな。と思った。むしろ自分が、周りの年上のおっさんたちに囲まれて、分別くさくなってたな、と反省すらした。で、家に着いてどんなもんやの時間が終わると、NHK(ぱっとつけたらBShiの風林火山の局だった)で「ロックの学園」をやってて、箭内さんも出ていた。まあ、音楽的に好き嫌いもあるし様々だけど、本質的なところってのは共通してるんじゃないかと思う。なぜ岡本太郎を人々が愛するかとか。基本的に、おっさんたちが利権やら拝金主義やらで欲ぼけして大事なものを見失ってるうちに、若い頭や心の持ち主の方が、圧倒的に金も力もないけれど、ぱーんと、本質的なものを圧倒的に見抜くんだな。それがあいつらには都合が悪いからやばいわけで、俺らに馬鹿でいろ、おとなしく支配されてろ、っていうんだろ。だから、ともかく共通項として、こいつら若いやつらのように、「物を考える」ヤバい人でいよう。「ヤバイ優先」(笑)。ロックかどうかはしらんが。年上の俺ができることはする。だから年下のやつらからこうして教えてもらえるのは、うれしい。あんまり世間的に物分りよさげな腐った、無関心無気力に省力化した年取りがいのない老害な老人には、すぐにはなってくれないでくれ。だからといって暴力的に暴れなくてもいいけど、知ってくれ。それだけでヤバいんだ。そっから先を考えてくれ。それがヤバがられるんだ。それでいい。気づいた。いつも腹立ったり怒ったりしてるけど、俺はこいつらが好きだったんだと思った。自分には何もないし誰もいないが、何も残らなくても、こういうやつらが生きていれば、寿命からいったって少なくとも俺よかこの世に長生きはするだろう。少しでも先へと、思いを伝えてくれりゃ。ただそう思うだけでちょっぴりうれしくなって、一人で思い出してたら、ちょっとうるっときた。画面に斎藤和義氏ライブが流れてきた。あんまり自分らしくない。でもたまにはそういうこともある。それだけだけど。(20080130)
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