「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20110316

2011-03-16 | 矮小布団圧縮袋

○日に日に移りゆく状況、被害の大きさに言葉もありません。元住んでた宮城や青森方面の知人からは、少しずつ電話がかかってきて確認できた人もいますが、まだ確認できない人もいます。仙台の学校では卒業式が中止とか、入学式などが延期になってる所が出ている模様。また、今困っているのは断水と物資不足と北国の寒さで、非常に大変な様子。新潟の実家も余震が時々来ていて、東北電力管内(東北六県+新潟)なので一部計画停電も始まっているとのこと。この「別室」と無縁ではない話題としてはSHOCKも11日に途中で中止になったこと、この後の公演が中止のことも知りました。

 本日のBGM、にしようと思って、まだできないでいるCD:「The King's Speech Original Motion Picture Soundtrack」 / Alexandre Desplat (DECCA B0015064-02) (2010)(※写真)
今週も早朝から夜まで、デスクで資料作りチェックしながら、未だにあのSONY WM-GX400を使ってラジオでNHK総合テレビのニュース音声を聞き続けている。これはデジタル放送が始まってしまうと、もう聴こえなくなってしまうのだろうか。NHK-FMは伝言板放送しかしていなくて、AMのNHKラジオ第一もニュースではあるが、テレビのニュースのテンポとはちょっと違う。いつもこうしてテレビの音声を聴き続ける習慣を20年以上持っている自分としては、それで三陸沖地震も玄海沖地震も乗り切って生き延びてきたのだ。もし、このテレビのアナログ音声が停電でも電池式のラジオで充分聴こえる、という利点が失われると、非常時などは極めて不便である。などと思いながら、今日はNHK総合テレビのお昼のニュースに久々登場の「麿」=非常時放送には定評のある登坂アナウンサーの声を、約1年ぶり?くらいに聴いた。特徴的な声なのでわかる。中越地震の臨時ニュースの記憶がフラッシュバックする。その後、ネットで見かけた「このピンチに北海道からあの男が帰ってきた!」(←なんだこれは><)。日夜の報道の支援で来てるのだろう。そして、夕方は仕事中に突然、天皇陛下の御言葉も始まった。ラジオで聞く、テレビ音声の「玉音」まさしくThe King's Speechにあたるのであろうが、本当に心配そうで、象徴的だ。写真のCDは、先週購入。金曜以降、正直、あまり聴ける気分の状況ではなくて…被災地の人々もまだ、それどころではないと思う。
 それにつけても、本当になんとかならないんだろうか、何かできることはないのだろうかと思いながら、しばらく状況を見守っています。こうした状況はすぐには直らずしばらく続くかもしれませんが、みんな慎重に注意深く粘り強く、よくなっていくよう、こちらも日々の生活を律していきたいものです。(20110316)

◇東北地方太平洋沖 募金地震関連 (Yahoo!)


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