「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20111106

2011-11-06 | 矮小布団圧縮袋

ガーデニングワールドカップ2011ナガサキを歩く(その3)
 去年は時間切れで行けなかった「アートガーデン」会場のスモールガーデン部門を、今回は見てくることができた。入口ゲートからはかなり近くにある(初めて知った)広大な「薔薇園」の中にあるのだ。
   

  
 去年は「稲」が謎だったディミトリ&マロは今年は「花の力」で、パネルと花々の取り合わせがとても鮮やかだ。場所もアートガーデンの広い空の下だと映える。パレスのショーガーデン部門会場は並木林を背景にしているが、ローズガーデンは大観覧車を背景に広い平地の空間のロケーションなので、どこに作るかによって庭と組み合わされた全景としての効果に違いがあるように感じる。
 キイロイトリが「ピカピカシタ ドラゴンガ イルヨ」と言って見ているのはグエン・マン・フンのダイナミックな「ベトナム神話」である。

  
 静謐なイメージのジン・ヂャ・チャオ「小窓から見える~」と、上戸則幸氏「生け花の世界~」。テーマは「東洋風」で近い感じなのに、それぞれ独特の文化や個性のようなものが出てるようだ。

   

 平井征喜氏の「人の心の中の~」は一見、普通に造作なく茂った雑木林のようにみえる「家の庭」らしさが感じられて、親しみがある(中に鳥がとまってたり、カエルさんやうさぎさんも隠れている)。一方アヌーク・ボーゲルの「平和を折り込んで」は人工的「折鶴」的に「庭というオブジェ」を造型したもので、青空の下に白い花が咲いたように目立って、美術館にいるよう。庭といってもいろいろな概念の広がりがあるようだ。また、2011年は様々なことがあって「自然」や「平和」や「安らぎ」といったテーマがより意識されているのかもしれない。

  
 
 このスモールガーデンだけではなく、かなりたくさんのコンテナガーデン展示参加もローズガーデンのあちこちに配置されていて、この一帯を散歩しているだけで馥郁たる秋のバラの香りにすっかり包まれて、とても良い心地である。時節柄、コスモスも満開である(ここに来るとたれぱんだもむすび丸も「きゃー♪」と高揚して、まったりぼんやり深呼吸してしまいますね。ただ、近くで「工事中」の箇所があって、撮影中アングルに入らないようにできるかな?…と思いながら撮りました。) (つづく)

 本日のBGM
 願う以上のこと祈る以上のこと / KinKi Kids (Music Station 10/28 20:00~)
 Mステ放送時間中もまだ会議中だったので留守録で見ることができた。踊る、というのをテレビで久しぶりに見た気がする。確かにドリカムらしい雰囲気ですな。(20111106)


コメント