「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20111107

2011-11-07 | 矮小布団圧縮袋

ガーデニングワールドカップ2011ナガサキを歩く(その4) 
 もちろん、このGWC期間内の庭園全体のたたずまいそのものがロケーションとしても美しい。専門家から見ると10月開始当初より「伸びすぎ」の庭なのかもしれないけれど、まるで昔住んでいた家の小さな庭の藪のように時間を経て周囲と溶け込んでいくような雰囲気がだんだん出てきて、自分の目には味があるように感じる。ちょうど秋の日が傾いてきた時分で、ちょっとした角度に一つ一つ趣を感じながら、ベンチでしばらくじっとして過ごすのもいい。昨年同様、アトラクションには全然行かないんだけど、ただこの空間にぼうっとしていたい。天気がよくてよかった。
   

  
  今回、会場でもらったガイドブックには、各作品の造園業者や協賛者が載っていて、帰ってからいろいろなサイトを見て知ることができた。「涙ぐむ眼」の藤原さんは西海市のグリーンメイクの人だそうだ。ここのHPには昨年2010年のGWCで携わった作品の写真紹介がある(←これは見に行ったから懐かしい。そうか、今年の庭は今年しか見られないんだなあ…)。それらは施工例として紹介されているのだ。地元なのでハウステンボスのアートガーデンなどあちこち様々に関わっているらしく、HTBのブログでも昨年2010年から今年にかけての経緯のエピソードなどがあって面白い。

 さらに、不思議なやつらもあちこちにいる。 
   
 受付ゲートに入る時であった。キイロイトリ「…ダレ カナ?」 
 予想していなかったし存在を知らなかったのだけど、ゆるキャラ(!?)にまたもや遭遇(最近、着ぐるみさんに縁があるというか、よく会うなあ…)。今回初めて見た、ハウステンボスの「王国騎士団」(?)のうち、「ふうしゃん」と「テンボスキング」王様らしい(笑)。ふうしゃんにいたっては既に動物ですらなく(爆)擬人化されているようである。うーむ。た、たしかにゆるい。このへんの地方だと、肥前夢街道の忍者が狩りにやってきたりするのかな?
  
 おっきいテディベアの近くの記念撮影場所では、キイロイトリがクマさんと並んで「キネン サツエイ」しちゃった♪のでした。
 アートガーデン前では「ウマサン」が来た。ぽくぽくやってきて馬車が通過していく。

 結局午後から場内を3時間くらいお散歩して、全体のほんの一部を通ったにすぎないのだが、そこだけでもいろんなのがいることがわかった^^。本当の近代化遺産の建築物とは違って「新しい公園」のようではあるけれど、面積が広いのでまだまだ行きつくせない。今回少し勉強して、ようやくパレステンボス前の「フリーゾーン」だけなら駅から散歩して来れるんだということを知った位だ(遅い)。アトラクション好きの人はどうかわからないけど、景色のよさと空気のよさで個人的に「ぼんやりとリラックスして楽しめる」点ではUSJよりも「また来たい」と思うのだが(もうちょっとBGMが静かでもいいくらいで)。初夏には(ちょうど忙しい頃でどうかな?と思いつつも)、国内予選だという全日本ガーデニング選手権大会もやっているようで、気になる。

 本日のBGM:
 歌劇「ルスランとリュミドラ」序曲 / グリンカ (NHK交響楽団) (N響アワー、11/6 21:00~)
 日曜も会社に用事があって寄ったが、ここ一週間ぐらい毎日帰りが遅くて近所の商店街の閉店前に退社できず家の中の生鮮食料品のストックが尽きていたので、今日の帰りにようやく野菜など食料を買い出しに行けて助かった。帰ってテレビを久しぶりにつけたら「南極大陸」と「N響アワー」オペラ序曲集をやっている。でTBSは今日も塚原ト伝が眉間に皺の監査役だ(なにゆえさほどに堺さんが気になるのか謎・爆)。一方、「オペラ序曲集」もロッシーニの「セビリアの理髪師」はともかくとして、「こうもり」といえば正月のウィーンフィル中継みたいだなあ。尾高忠明さんも久しぶりに見た。奇しくもちょうど一年前にモーツァルトの話で書いたことがあるが、わりと「聴いたことあるし知ってる旋律やサビなのに、実は曲名を知らないんで知りたいのだが、どこに訊いたらいいの?」な音楽が、この手ので結構あるのだ。グリンカのこれは、よくアンコールとかでやるよね。わかったのはメモしとこう。 (20111106)
 

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