「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20180108

2018-01-08 | 矮小布団圧縮袋

〇1月の成人の日の連休はここ毎年連続出張日だったのだが、今年は日曜が空いたので朝から近郊の産直市の野菜の買い出しに出る。年末年始の帰省を経て、そろそろ台所のストックが切れてきたところ。
 キイロイトリ「ハレテル ウチニ キマシタ」
 このところの価格高騰のせいか、レジが異常に混んでいて並ぶ。大根や蕪なんかはまとめて買っておいて使う。葉も貴重だ。地場物の菜花とブロッコリーもget。

 BGM:追悼早坂暁さん ドラマ人間模様・夢千代日記#1(1981)(NHK総合 1/8 10:55~)音楽:武満徹 
 最近すっかりニュースからして全然見なくなったNHK。くやしいがアーカイブスとか、俗に「NHKの本気」といわれる番組は逆にちゃんとしていて、(ひどいものとのギャップがひどすぎるようだが)見てしまう。「事件」(このテーマ曲も良い)も、「天下御免」(ウルトラセブン的に最終回は寂しくて泣いたと思う、おぼろげな記憶)もうちで見てた。子供の頃見たのが心に「残っている」のだ。
 以前にも書いたとおり、すごくはまった寒い季節のドラマ(これはミステリー的にも傑作だと思っている)。やはり冬に見るのが合う。自分の覚えている林隆三さんや中条静夫さんや加藤治子さんや小坂一也さんはこのイメージだ。長門勇さんもいる。画素の高さだの4Kだの何だのとか関係ない、非常に上質な、今みても演劇の舞台を見るような丁寧な言葉と間合いと血の通った作り方。音楽も素晴らしい。
 言わば、今日の福岡の天気も「裏日本的」だ。見るたびに、意識がタイムスリップして「いつかの、どこかのある場所」へ、旅していくような気分になるドラマである。もしかして、自分の親や祖父母世代の場合は、今自分がこのドラマを見ていて昭和50年代を感じるような感覚を、昭和初期の「花へんろ」などを見る時に感じていたのだろうか。と、ふと思う。(20180108) 
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