〇平日の中に急に祝日が入ってくると朝は比較的ゆっくりできるが、遅れている作業の続きを追い込まないといけないと考えて緊張してくる。天気は晴れてはいるが当地にしては体感的には寒い。東日本は冬型で大荒れのようである。
(歩道のキイロイトリ)
23日が天皇誕生日というのはずっと12月だった(その前は4月下旬だった)から2月というのはまだ慣れていない(やっぱDavid Sylvianさんの誕生日な感覚が続いている我々)
BGM:我、薔薇に淫す / 古川慎 (「薔薇王の葬列」#7 Even if I sin BS11、2/22 24:00~)
現実逃避というよりも頭を切り換える。HDDの容量が不足してきているので、空けながら、全然見る時間がなかった留守録分をざっと確認して一気見。「吸血鬼すぐ死ぬ」のロナルドの人かと信じられないほど(><)メーター振り切ったお耽美なOPテーマを歌っている古川さん。
秋田書店『プリンセス』原作は未読(確かにアニメの作画が原作の表紙の感じとなんか違う)だが、歴史的にどうなったかはだいたいわかる。シェークスピアの「リチャード三世」で有名なネタだろうと思っていたら、案外このアニメと漫画がきっかけで薔薇戦争を知ったらしいという若い人々のtwitterを見かける(大和和紀先生「あさきゆめみし」で源氏物語を知ったみたいな感じなのかな)。わしら的には漫画のきっかけとしては、中学生の頃の森川久美先生の「天の戴冠」(花とゆめコミックス『青色廃園』白泉社)とかも、リチャード側から見た解釈だったように思う。遡るとやはり和紀せんせの『KILLA』の第1巻だ(それで『リチャード三世』を手始めに借りてきて読んだ)。その頃、NHK教育でBBCの「シェークスピア劇場」が軒並み連続放送だったので見てた(デレクジャコビ先生のリチャード二世はそれで知った)。日本だとだいたい応仁の乱あたりの感じで、ウォリックがランカスター(赤)のマーガレット(※大原さやかさんはさすが刑亥チックな迫力)側についたからバーネットの戦いはこれからかな。画面を見るより作業中に音声だけ聴いてて、声的にはウォリックの三上さんや父ヨーク公の速水さんから始まって、兄エドワード4世が鳥海さんでヘンリー6世が緑川さん(!)だったりするので、これがまた徹底していかにも頽廃美的なのが、どうなるか予想されてちょっと胸がざわざわしている(20220223)