「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

DVD Live [si:]~First Line~ 視聴

2005-04-11 | 02ReA-04live[si:]

 大阪ストリートライヴが見たさに先に通常盤から見て、聴いております。かっこいいでしょ?Saturday(^^)。これを名古屋で見て(うー、いいなぁ…)と忘れられなかったのです。まずここからして、嬉しい企画ですね。

 …「Live盤」を最初に買ったのって何だったろう?「Wings Over America」かな?例えば今、目の前の棚に並んでるやつ(ちなみにDepeche Mode「101」)にせよ、JBにせよ、じみへんにせよ、自分が買う、特に古い「Live盤」は、基本的に「歴史の追体験」であり、自分がその当日居合わせることのできなかった《過去》のある日のステージ=「歴史」を、音から測り知るためのものであった。この○十年間のレコード&CD購買歴の中では、classicでもrockでもjazzでもそういう種類のLive盤の方が圧倒的に多い。
 しかし、だ。大人になって、コンサートに出かけることができるようになってから、「Live盤」というものの意義は変わってきた。「自分も居合わせて、体験した時空」の音だ、という、アーティストに対するリアルタイムの感覚が伴い始める。そして、(音質的にはスタジオ録音よりもずっと粗そうな)「Live盤」の音への偏執や切望が生まれる。

 この「[si:]~First Line~」も、早速観ながら聴きながら音をデッキに録って自家製Live音源盤を作っている。もちろん仕事中の作業中にBGMにするためだ。いや、仕事中、というより、(早速会社で味わってみて思うが)これは作業で一息ついてか一日の仕事を終えてかでコーヒーを入れる時のが、いい。同様に会社に持ってきている何故かドイツ製の輸入盤Charlie Parker3枚組と一緒で。
 Live盤の、この音。この声が、欲しかったのである。Liveから帰ってきて幸せな気分で繰り返しアルバム音源のスタジオ録音のつよしの声を聴き返しながら、(ああ、この声もつよしなんだけど、あの声がもいちど聴きたい!ライヴのつよしのあの声なんだよ、一杯に轟いてアリーナを震撼とさせたのは!)という渇望感を熱帯夜に覚えた人は少なくないと思うのだ。あの夜はもう絶対、二度と戻ることはない。そう思うだけで、じりじりする。そういうバンドのLiveだったのである。だが、その記憶のよすがが一かけら、手に入った。ありがたいDVDである。
 そして思い出す。このLiveは「自分の知らない過去」じゃなくて、その時空をリアルタイムで体験できたのだ。幸運なことに。私もここで揺れた。この音で耳を密封して目を閉じると、2004年の夏がそこに在る。それを感じる。

 1996年頃、次第にKinKi Kidsという存在が気になり始めていた私は、正直言って非常に自分を強く恥じたものである。よい年齢をした人間が、遥かに歳の離れた10代の少年などに何故、血道を上げているのか。そんな自分の気持ちに戸惑いつつもついついテレビを見てしまう、という状態だった。そんなものに夢中な態度は、大の大人が恥ずかしげも無く露わにしてはいけない、と思うスタンスは、現在も基本的には変わっていない。離れ住む家族の視線も当然そうした白眼視、というよりこの数年程は呆れ返って閉口・苦笑したままビデオのダビング依頼に応じてくれるといった状態だし、私は今でも、自分の日常生活における身分と趣味とを直接リンクさせることも、自分がnet上で漏らしているこのような所感を周囲の知人に語ることも、一切、できずにいる。自分が「隠れヲタ」なる所以である。

 だが、この[si:]Live DVDを観て、「リュウグウノツカイ」「誰かさん」と次第に進む展開の中で、別の静かな感慨が、じわじわと沁みてきた。
 このメンバーの表情を見よ。この、それこそいい歳のお兄さんお姉さん(?)の、楽しそうな(!)表情を。
 自分は完全に、(つよしさんの世代では明らかになく)このメンバーの人々の世代である。もう「KinKi Kidsの人=恋人にしたいアイドル」とか「結婚したい理想の男性」とか言ってる場合じゃないし、そんな気もはなから無い歳である。でも。
 いいじゃないか。堂本剛という人と、我々は一緒に、こんなに暴れられるのだ。これが音楽であり、entertainmentってやつじゃないか。もっと普遍的な意味で、我々は、「若い奴等」を教え育てている気分を味わいながら、彼らに教えられ学んでいるのだ。山下達郎氏や吉田拓郎氏の言っていたこと、オリスタの市川氏のコメントすること、燃えるソロを繰り出すセンセイやシュージさんやシモガミさんやリンコさんたちの迫力を見るにつけ感じてきたこと、それらはすべて、そういうことだったのではないか。
 よい年齢をした大人がその気にさせられ(笑)、若い者と「一緒に暴れる」ことには、発見がある。気は心、である。どこまで暴れられるか、行ってみたい。まだちょっと恥ずかしいから、多分当面も隠れヲタで行くが^^;;自分もそういうスタンスで行けばいいのではないか。このLive DVDを観ていると、そういう前向きな気分になれることも思い出すのであった。
 ちなみに初回盤の「10000ボルト」並みにキャラ化された人々のイラスト、強烈なのもありますが(笑)、私がメンバーなら生顔写真出されるよりはここまで作ってもらった方が楽しく感じますね(※社報でも顔写真載せたくなくて、ぬいぐるみで代用させたい方の自分・爆)。こうなったらハカイダーとキカイダーのフィギュア材料を買ってきて合成してセンセイを作って遊ぶとか(笑)。「受信するぞ!!」(ええっ!?)

 何より「楽しい!」Liveだった。もちろんOrangeや、絶唱のPINK~Devilでじーんともしたけれど。
 もちろんフォトブックレットといい、「血道を上げる」方も満載な映像で、「この“つよし・25歳の夏”を、よー撮ってくださった、カメラさんぐっじょぶ!!」なのである(←※なんだ、結局やっぱし血道上げてんじゃん・爆^^;;)。この際8~9年前の「金田一少年」しか知らない人にも「こぉんな男になりましたよ♪」的に「ココロノブラインド」を見せたい気分である←そして人に見せながら心ひそかに、ここに至るまでの「長い苦闘の物語」を想起しつつ「巨大ウナギならぬ堂本剛隊長の歴史的瞬間」にリアルタイムで「チャンネルはそのまま」で立ち会ってこられたことをかみしめようではないか同志よ(笑)。
 通常盤でいうと、案外「ビーフシチュー」の間奏の時のふとした表情とか、「海を渡って」の「ぱっ」とした表情の晴れ方、そして「Devil」の一瞬だが、つよしの背後からカメラがその前方のアリーナ全体の空間を映し出す画面、そしてそれを「きっ」と見据えるつよしの画面が入るのが、何か、良い。
 彼が、まっすぐ観客を見ている。
 1998年、1999年、2000年のKinKiの夏コンの頃、フィルムコンの頃、Rossoの頃、年々の冬コンの頃…続けて観てきたLiveが脳裏を過ぎていく…そしてここに立っている2004年夏のつよしが、ついに得たperformanceがこれだ、と思う。幼少の頃からデビューしているくせに、決して早熟な人ではないと思われる、その25歳(そしてついに26歳)の人の、極めて幸運にして困難にして因果にして稀有なる軌跡に思いを馳せると、また別の感動があるのではなかろうか。
 ふっと静けさに戻って、menu画像のBGMの環境音楽的「音」も、海底に潜むmusic dragonの巣穴…な感じでgoodだったりもします。

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20050410

2005-04-10 | 矮小布団圧縮袋
○お、祝♪26歳・つよし様。起きてLFを見たら、あんまり外でゆっくり花見もできんかったかね、とご推察申し上げたので^^;;、せっかくだからLive[si:] DVD♪の御礼も兼ねて♪我が廃屋の前の、今日限りと思われる名桜(!?)をプレゼント(笑)俺の愛だ。うけとれ。(←なんじゃいそれは><)(20050410 7:58a.m.)
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20050409

2005-04-09 | 矮小布団圧縮袋
○久しぶりに天神に買い出し。これじゃもう初夏ですよ(爆)しっかしこの分じゃ今年は桜の期間が短いですなあ。雑誌もDVDもようやくGET(感涙)、これから楽しみますので、先にFINE BOYSから読んでます…その「大阪っぽい」(?)って定義は案外単に「地方都市くさい」「屋根の低い商店が集まってるアーケード街」「おばちゃん向けのみょーな衣料品店や甘味処が並んでてご婦人方が元気」とかそーゆーことだったりしないのかつよしさん(笑)だから代官山以外で浅草、巣鴨、蒲田(戸越とかもどーですか^^)なんて地名が時々買物話に出てきたりするのではないだろうか。福岡なら川端商店街みたいなものか。キンキラ(LF+R)は新生活開始おたより&クイズ?な話題である。ちなみにそんな私も「白いご飯」「何もつけないパン」をそれだけ食べて「飲み物で流さず」「噛みしめる」美味しさの楽しみの感覚をごく最近になってようやく知った(※それまでの人生では流し込む一方だった)のだが、光一先生の「食」関係のコメントのこのへんがダイエット的に参考になる箇所だ(というか、そういう細かい事の積み重ねが総合されて太りにくい体質が形成されていくんだなあ、と密かに思う^^)。それにしても、ここまで極端に東京に関してめんどくさそう(こーなるとduet5月号のつよしさんの“女房的”てなコメントは信憑性出てくるな・大笑)だと10年以上住んでてもさすがにアドバイスになってない(うわ、「適当なコメント」って自分でも言ってるし^^;;)。で、以前のFM出演の時のリクエスト「ドリーム」といい、やっぱり密かに吉幾三さんとかがツボか?みたいな(20050409)
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20050408

2005-04-08 | 矮小布団圧縮袋
○ついに新年度突入なのに3月の残業が長いと気分がなかなか切り替わらないもので、午前9時半から午後8時まで新規顧客との顔合わせ連続で緊張しっ放しの一日であった(もちろん客だって初対面だから緊張してるとは思うが^^;;)。「第一印象」について意外とこんなに熱く語る(笑)光一さんであった(どんなもんや20050408CBC)。しかし「自分の第一印象は決して良くないと思う」と言うが、本人は人を見る時「ぱっと相手を見た最初の印象で解ってしまう」とか言ってなかったか?だから人見知りなんだろうなあ(笑)。お、つよしさんからも春らしいLFが♪、ついでに書店からも予約オリスタ到着の知らせが、とあちこちからお誘いが来ている…明日は貴重な晴れ間のありそうな休日なので洗濯と買物に励みたい(涙)。書類発送途中の道で桜を目撃。今年は九州も三月末まで結構寒かったので、今週突然暖かくなって一気に咲いたから花の期間が短いかもしれない←まるで北国の春のやうだぜ(^^)。花見遊山など夢のまた夢。しくしく(T_T)(20050408)
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20050407

2005-04-07 | 矮小布団圧縮袋
○…あちこちでDVD絶賛の声を聞くんですが今日も気づいたら日が暮れており(出しといたスーツを取りにクリーニング屋に行ったら閉まってた、的な日の暮れ方・泣)、こりゃ週末までお預けか…新年度なので作業の合間に弊社の広報用HPの記事なぞを書き換え更新してたり(><)もする。かと思うとShow must go onをほじょんほじょんしなければいけないと思いつつ、休憩時間中は、ラジオ局HP番組表を渡ってどんなもんやとキンキラKinKiワールドの全国ネット表を確認する。いかにも2005年春の改編期である。うーむ、厳しい…「地方の“月~金”の牙城」でもあった静岡放送も(※木曜24:30~25:00)、郷土BSNも(※金曜23:30~24:00)、つ、ついに「増刊号」化の波かっ!?他にもいろいろ変動があって物見櫓から落城の狼煙を見るような思い(爆)である。ナイターの季節の春夏がやってきたのでやむをえないのだろうが「平日の毎日放送」地域がまた縮小してしまった。投稿ハガキの発信先分布がさらに一部の地方、関東や関西周辺に偏っていくのではないか?と思ってしまう。スポンサー森永が首都圏しかついてないから地方ネットの事はあまりカウントされていないのだろうか?ここのところどんなもんやendingで毎回[si:]Live DVD宣伝をしてくださっている光一さんですが、広報戦略的に今期ラジオ局ネット状態をどうお考えになります?と思いつつ、帰宅後ラジオに向かう…また4月10日ってわかってるくせにわかりやすくとぼけちゃってこの人は(^^;;)(20050407)
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20050406

2005-04-06 | 矮小布団圧縮袋
○イタリア語ってレストランが「たべるな」だし変な言語だと思ってはいたが、選挙は「こんくらべ」なのか(><)なんてことを思いながら午後は顧客と二番勝負で根競べ5時間連続交渉。3月末からの幾つかの宿題のうち一山を夕方越えた気分。まだCD屋にも行けずにいる(涙)…やれやれと帰宅した19:50頃テレビのスイッチを入れた直後、偶然パリパリバイクのCMがっ!今のチャンネルはKBCだ。九州に着いて初めて見たぜ(録画なんぞ出来ゃしねぇ・爆)…不覚っ!(…ビフォー&アフターかビンボーSPなら我が家も取材可能かもしれんが…激恥・20050406)
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20050405

2005-04-05 | 矮小布団圧縮袋
○…全然休み足りないのだが一気に平日モード突入(数日いないうちに社内新人旧人入り交じってて大慌て><)の会社に戻る。まだCD屋にフライングに行くことなぞできそうになく夜間作業中に聴いている「本当は怖い家庭の医学SP」。西村さんや三田さんの菓子の食べ方の勢いってのは、数年前ウエストが軽く72を超え出していた(!?)時もあった自分の当時をまざまざと思い出してしまって^^;;笑えない。放っとくと巨体化だけでなくて40代50代確実高脂血症や糖尿病へと悪化するように思われるのに、そんな間食菓子食いや夜菓子食いを習慣としている最中はそれを異常とは実感しない(満腹感覚が麻痺している←実話)上に、太ってる事も気づかない(というより鏡の中の自分を直視するのを避けるようになる)から、洒落にならんとです。それはともかく途中で突然「DAKARA人に優しく篇」つよし君の声がっ!!←いつになったら各version実物映像をgetできるのか…声はすれども姿は見えず、ほんにあなたは(以下省略・爆)っつーか、テレビの前で「張る」時間がないのだ。留守録を回しておくべきだろうか。またもナイターで遅れ気味のどんなもんやに間に合う…毎季のラジオCMはダースがおセンチ路線ならチョコモナカは三の線で迫るらしい^^。そして私もようやく、この2~3ヶ月くらいずっと開かなかったファンタスティポ関連資料やら何やらを、そろそろ開封してみようと思っている。しっかしこんなのは今年が初めてじゃなかろうか、KinKiのカレンダーを両方2月末に買っておきながら一回も開封もしないうちに本当に新年度が来ちゃったよ(!!)っていうのは…(自覚は薄いが実は修羅場なのかも・20050405)
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20050404

2005-04-04 | 矮小布団圧縮袋

○逆から見るとこうなってます(笑)。結構壮観な^^スペースです。やっぱ大阪っておおらかだな。今朝は午前中に着いて映画(※二度目で、だいぶ頭の中でイメージが色々つながってきたように思いますぞ)を見てから来ました。非常に天気がよろしく、難波の春は夢なれや、夕方福岡に着くと今度はShow must go on連載“修羅場篇”が来てるし、どんなもんやはチョコモナカジャンボCMが始まるし♪で、これまた恒例「来る時ゃまとめて来るのがKinKi」と言いますか(^^;;)案外盛り沢山な一日になりました(今日まで年休)。そう言えば、ちょうど前月同日はグローブ座、奇しくも去年の同月同日は広島、というのも奇遇です。(20050404)
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大阪20050404

2005-04-04 | 矮小布団圧縮袋
突然現在、大阪です。ツイン21にて、coffee break&アルマジロくんの背中と対話中(※左上端の黄色いやつ…えらく遥かに望んでますが…^^;;) (14:30頃)
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20050403

2005-04-03 | 矮小布団圧縮袋
○今日午後も引き続き幼児と茶の間で寝技に持ち込みつつ(爆)絡まって遊んでいるとNT21の15:30前頃スポットで突然(!)チョコモナカジャンボ新CMに初遭遇(^^;;)。やっぱり正直あのつよしさんがもってっちゃうバイクに驚愕(走るんかい!?・笑)ありゃキャンペーンか何かの時に走ると面白そうですが(展示してあるって?というのがすっごく気になります^^)…夜は川島さんゲストの新堂本兄弟。思わぬところで話が“福岡女性の県民性”になっていてびっくり(笑)。これも九州に来て気がつくと7年になってしまった自分の体験から私見を述べると(角が立つかもしれないがあくまで私見なのでご容赦^^;;)、はっきり言って九州女性は(私の周囲の例を見ても)九州男児より圧倒的に強い。その上もう21世紀だというのに、表面的には一見九州男児の「面目を立てさせる」ような形で男尊女卑を未だに相手に信じ込ませているようなところが、非常に強靭で怖いと思う。特に、そうされていて得意げに良い気持ちになっている、というかさせられている(以前の堂本兄弟ゲスト藤井フミヤさんが言ってた、掌の上に転がされている、ってやつか?)九州男児を傍から見る機会があるごとに、物凄く怖いと思うことが多い。そーゆー難度の高い技は東から来た者には(というか個人的に自分には、と言った方がよかろう)なかなかできないことなのだ。それはそうと久しぶりに貧乏揺すりも発見^^(20050403)
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