
この者どもを引き連れて・・・5時集合出発。
ちょいと、福島・宮城の地図など、興味のある方は見てほしい。
阿武隈川・・・・!!!
安達太良山を水源に、河口まで奥羽山脈の小河川を集め、ほとんど福島を流れながら、やがて、福島・宮城の県境となって、海にそそぐ。その県境で、僕らが釣る河川のおおもと白石川は合流する。
河口から登れば、阿武隈川・・白石川・・松川・・澄川・・・そして釣り場の源流域はその澄川の支流である。
イワナも山女も河口からはるかな、山の上中流域に住む。
イワナも山女も阿武隈川から遡上することはまず無い。ところが、国の内水面漁業を管理する機関は、阿武隈川につながっているので、「釣りは自主規制」だと、解禁しないという事実が分かった。荒唐無稽な想像にあきれたのだった。
僕が何度も測定した魚のベクレル・漁協が測定し公開しているベクレルは最大20bqまたは検出限界以下なのに、なぜ「自主規制」なのか?と不思議の謎はあきれる理屈からだった・・・
この事実を漁協から聞いて、某会社の釣りクラブは5年ぶりの蔵王となった。師匠の他2名の新人が参加して、僕らは新人をあてがわれ、レクチャーしながらの釣りであった。
新人に、いい思いをさせねばならないのだ。

安達太良SAで天ぷらそば。僕は昼飯のおにぎりを4時起きで作って、朝の分も1つ握った。

久々の林道である。

僕にあてがわれた新人は「ロバ君」!!!


釣り人以外はほとんど入らない湿地ではクリンソウがきれいだったなぁ・・・

昼休み中。どうも、1・2日前に誰かが入ったようで、ぽつぽつしか釣れない。もともと春先は魚が岩の下から出てこないので、釣れないのだが、先行者がいるのはさらに厳しい。


昼飯。

シイタケの木(昨年発見)は今年も取れた。豆が5・6個ついていたが、収穫可能な大きさはこれ1つだけ。

山桜がきれいだったなぁ。

ロバ君お持ち帰りは7匹。僕は6匹・・・リリースは6匹であった。
風呂が沁みた。


三々五々、皆宿に到着して、宴会が始まったのだった・・・


豪華な夕飯を食べて、僕は8時には寝た。久々の6時間の源流釣りはどっぷり疲れ・煽った酒が心地よい弛緩となって爆睡!

2日目は、この子・・・M君、待望の新人。


じっくり型の彼だが、春・梅雨・夏・秋と季節による釣り方はまだまだ・・・
ロバもM君も師匠の弟子なんだが、まあまあかな?

モミジガサ(しどけ)が絶好の大きさ。
わしゃ、半分はレクチャーしながら、山菜取り。
なんやかや6匹の収穫で、11時には終了。

蔵王連峰はまだ、雪深く、屛風岳が美しい!

帰路の福島国見(宮城との県境)の里山の風景も美しいなぁ・・・里山はいい。

今回の収穫。


モミジガサ・タラ・ハリギリ・しいたけ。


極上のウドとイワナ。
楽しい、そして釣果は残念な初渓流であった。
夏にリベンジだな!!