おジャ魔女どれみと徒然

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BORUTOについて、そのナルト映画

2025-01-25 07:43:00 | アニメ 映画

 2015年公開。ナルト映画新章突入。
 ナルトの息子、うずまきボルトの活躍を描いた作品。

 この映画を契機とし、2016年に週刊ジャンプでナルトの続編『BORUTO』が正式に連載スタート。

 作画を岸本氏のアシスタントを15年以上務めた盟友・池本幹雄氏が執筆。
 脚本を映画のシナリオも担当した小太刀右京氏が抜擢され。

 現在はVジャンプへ移籍。第一部全20巻が完結し、第二部がスタートしてます。
 この映画はその続編の先駆けとして、岸本氏が製作総指揮に就きBORUTO序章にして、岸本氏が直接手掛けるナルトシリーズ最終作になります。

 岸本氏が「これ以上のものは自分にはもう描けない」と豪語した意欲作。
 ストーリーは、いわゆる普通の2世モノ。忍界大戦から十数年後。ナルトが七代目火影に就任し、平和な世界が築かれていたが……という導入。

 まず一言言いたい。面白いなこの映画。
 あれ? 意外や。絶対駄作だと思ってたw

 初っ端、サスケから始まり、結構バトルシーンが力入っててね。
 やっぱ原作がバトル漫画やから、期待と見応えが綺麗に比例しとる。一気に心掴まれたな。

 科学忍具って設定も良い。忍術をより効率良く兵器として使う。
 当然出る発想だし、時代の流れを意識させられて世界観をガチッと補強しとる。

 キャラの方も、前作キャラが夫婦になり、その子供が主人公になってるんですが、クセとか違和感なし。
 前作を踏襲しつつ、ナルトボルトの親子の絆だったり。新鮮な描かれ方やと思う。

 モモシキもザ敵ってデザインが好き。王道のストーリー、これぞ少年漫画や。
 90分ってことで若干ボリューム不足だが凝縮はされてる。視聴後の満足度は高い。
 
 前作が堂々のフィナーレで、こっからどう転がるのか心配してた。でも、杞憂でしたw
 爽やかな新章スタート。まぁ、ボルト読むまではしないけど。新章の不安を一気に期待へ変える作品やったと思う。

 漫画読み、映画3本見て。
 とりあえずこれでナルトとはしばらくお別れです。
 
 寂しい。一夏の青春が終わった感じやw
 本当に良い作品やった。

 では、また。



THELASTについて、そのナルト映画

2025-01-18 12:05:00 | アニメ 映画

 2014年公開、ナルトアニメの劇場版。
 原作者・岸本氏が総監修。アニメシリーズ最後を飾る完結作。

 ストーリーは第四次忍界大戦から2年後。
 1000年の時を越え、チャクラの祖・大筒木一族の使者トネリによる人類粛清が迫るといったお話。

 ナルトのラスボス、そして続編のボルトへと繋がる大筒木一族との戦い。
 完結と言いながら、続編への序章も兼ねた作品。

 この大筒木ってのがややこしい (^_^;)
 実はナルトってSFみたいな壮大な設定があるんすよね。

 まずは1000年前。神樹、十尾とも言われるチャクラを宿す生命体が地球へ飛来。
 それを追ってきた宇宙人たる大筒木カグヤ。カグヤは地球の支配者となり2人の子供を生む。

 後の六道仙人、忍びの祖と言われる《大筒木ハゴロモ》、その弟《ハムラ》。
 兄弟は母カグヤの悪意に気付き対立。カグヤを月へ封印。その後、ある約束を交わし、兄弟は地球と月へ別れる。

 そのハゴロモがインドラ、アシュラという子供を生む。
 やがて、インドラの家系がうちは、アシュラの家系が千手、と本編のキャラに繋がっていく。

 映画のボスたるトネリはハムラの子孫を名乗り、ハゴロモとハムラの兄弟が1000年前に交わした約束を果たすため、人類を滅ぼそうとする。
 それをナルト達が止める。何か話がかなり変わったというか、途方もない展開になった。

 それに加え、今作は恋愛がテーマ。
 ナルトと日向ヒナタの馴れ初め、結婚までのエピソードになっています。

 連載中、岸本氏は春野サクラをヒロインとして推そうと努力してたそうですが、読者人気はヒナタの方へ軍配が上がり。
 とうとう公式に、ナルトと結婚する映画まで作られるというw

 作者の気持ちは複雑かもだが、俺も読んでてサクラヒロインはないわなってw
 ナルトヒナタは映画がどうの以前に、自然な流れでくっついたような気がしますね。

 一護も織姫と結婚した訳だし。
 例え創作としても、作者の意図通りに進まないのが恋愛ってもんなんすかね。なんか不思議だわな。

 で、映画の感想。まず総評から言うと、めちゃめちゃ面白い。傑作。
 見始めから面白そうな雰囲気が出てたけど、そのまま突っ切ってくれた。

 まぁ、思ったより恋愛でしたねw
 今までと作風が大分変わってて困惑。テーマとして成立したから良いけど。

 静かな展開。ナルヒナの関係をしっとり描いてる。
 ナルトの生い立ち知ってると、ホントに良かったなって。親心で見れる感じw

 前作と同じで、バトルがそない盛り上がってないのが欠点。
 頑張ってはいたけど。宇宙で対決とかぶっ飛んではいるしねw

 サスケの活躍ももうちょい見たかったな。
 とはいえ、他キャラに時間割いてない分はナルヒナにしっかり重点が置かれてるから、これ以上言いっこなしですかね。
 
 1人の男として、親として、人間として。
 穏やかな幸せを掴む。すごい良い物語の終わり方やったな。

 ただ、これ見た後やと、ちょっと不安がよぎる。
 これからボルト見ようと思ってんやけど、大丈夫か?

 ナルトの完結として、これ以上の終わりはないと思う。
 これの続きなんて描けるのかな? 怖くなってきたなw

 ま、ボルトのことは置いといて、とりあえずこの映画。ラストと題するだけのことある。
 ナルトヒナタ両人に心から祝福を。結婚おめでとうございま〜す!

 では、また。



ROADTONINJAについて、そのナルト映画

2025-01-13 04:39:00 | アニメ 映画

 今年初の映画レビューです。今年はナルト始まり。

 ナルトのアニメ、劇場版。2012年公開。
 原作者・岸本斉史が企画、ストーリー原案、キャラクターデザインを担当。

 原作者渾身のオリジナルエピソード。
 2009年にワンピースのストロングワールドが公開されて。

 確か、この頃から原作者がアニメへ積極的に関わるようになって。
 現代のアニメブームに繋がる、火種のような時代ですよね。

 やっぱ、その先頭に立つとなったらジャンプ作品になるんでしょう。
 俺はワンピなら全部見てるけど、ナルト映画は初めてやわ。

 ナルト全巻読破を記念して、これから映画を見させてもらおうかなと。
 特にアニメ後期の映画は3部作と言ってよいくらい、岸本氏が自ら監修した作品群なんで、漫画読んだホカホカ状態。見るなら今が正にベストタイミングなんじゃないかと。

 映画のストーリーはペイン戦後、五影会談前くらいなんすかね?
 木の葉崩しの復興中なのか、そこはちょっと定かではないんすがw

 各国を脅かす抜け忍集団・暁。その首魁・トビが目的とする『月の眼計画』
 主人公・ナルトがその計画に立ち向かっていくというストーリー。

 まぁ、とりあえず総評はと言うと、普通かなw
 甘めに見てよ。そない盛り上がりもせんかったの。

 パラレルワールド。現実世界の人物の性格や生い立ちがあべこべに入れ替わり、ナルトの両親が生きてる世界線。
 引きとしては興味をそそられる設定やったが、本編のナルトの壮絶な生誕の話を見てると、やっぱ映画の内容は見劣りするよね。

 ナルトが四代目の羽織を来た所が頂点だったな。
 敵もドッペルゲンガーってとこで。衝撃度イマイチ。バトルも見応えないし。

 暁が味方になったり、面白くなりそうな要素はあれど、その要素を活かせてはない。
 それに、こういうストーリーにするなら、もっとイルカ先生を活躍させて良かったかも。

 もちろんミナトクシナの両親から受け継いだものはあれど、ナルトをずっと支え続けてきたのはイルカ先生じゃないの?っていう。
 イルカ先生が助けにくるとか。もっと展開に関わっても良かったよね。
 
 なんか消化不良な映画やったな。
 まあ、漫画が面白かったからいいんだけど。これからまだ2作見ようとしてんのに。

 ちょっと心配になってきたなw
 では、また。




gooブログについて、そのアクセスエラー

2025-01-12 10:23:00 | 日記

 もう困ったな……gooブログに全然アクセスできんw
 びっくりした。家のWiFiやと全く繋がらん。

 今はスマホの回線でこれを書いてるんやが。
 俺は家でブログ記事を読んだり書いたりがほとんどだから。

 マジで困った。ついこないだサイバーテロで、そん時は特に何ともなかったのに。遅れてやってきたw
 それともメンテナンス中とか? これいつか直るの?

 なんか本気でブログ移転を考えたぞw
 今年でブログ開設9年目ですが、さて……。

 でも、色々調べたんだけど、あんましっくりくる他サイトもないし。
 しかも、検索してもアフィリエイトやら、収益化する人向けのおすすめブログしかヒットせんのよな。

 お金とかどうでもいいから、ガチ趣味で書きやすいブログはないのか〜?
 てか、おすすめブログランキングとかネットやYouTubeで探して見たけど、マジでgooブログって人気ねーんだなw

 ランキングに影も形もないw
 ブログ界隈からホントに無視されとる。まぁ、そこがgooブログの良い所ちゃ良い所なんかな?

 特徴がないというか、なんというか……?
 分からんけど、アメブロやはてなやnoteとか、そういう大手にはない魅力があるようなないような。

 思えば、俺、なんでgooブログを選んだんだっけな? 全く思い出せないな。
 ちょっと今年はgooブログとの付き合いとか、ブログを書くこと自体の原点や根本を見つめ直すんが必要かもね。

 一番は家のWiFiで繋がってくれるのなら、それに越したことはないが。
 結局、サイバーテロなんてどこでも起こり得ることだし、そもそも移転した所で意味もないかなと。

 来年、10周年をちゃんと迎えられるかな。
 では、また。


孫子について、その始計

2025-01-09 13:09:00 | 読書

 2025年最初の読書感想。
 兵法書の王道たる『孫子』です。

 六韜三略を読み切り、次は孫子。
 なんか順番を間違ってるような気がしますが、まぁ、気分で読んでるんでw

 でも、時代の順番としては合ってるんで。
 六韜三略は我らが太公望、文王・武王が興した周王朝。その周王朝時代の後、春秋戦国時代に成立した兵法書が孫子です。

 春秋戦国は春秋時代と戦国時代に分かれ、周王朝が王族や諸侯に領地を冊封し、それが小国同士徐々に争い始めたのが春秋時代。

 国々が吸収され大国として独立。戦国七雄、漫画キングダム。
 秦により周王朝が滅び中華が統一されるまでが戦国時代になります。

 孫子の著者・孫武は春秋時代・紀元前500年頃に呉に仕えた武将とのこと。
 まぁ、残念ながら確定ではないw 紀元前の話なんでね。

 この孫武はさほど活躍など詳細は分かっておらず、謎多い人物。
 もう1人、孫子の作者と伝えられてるのは孫臏という武将。

 この人物は活躍など事績が詳しく分かってて、星野浩字氏の漫画『臏 孫子異伝』という作品にもなっております。
 大まかにこの2人のどちらかが著者だろうという孫子の成立話でした。

 まぁ、誰が書いたかはどうでもいいことでしょうw
 どうでもいいことなんですが、誰が書いたかは分からないのに時代を越え、武田信玄やナポレオン、ビルゲイツにまで影響を与えた。

 なんだが不思議な感じします。
 それだけの名著、どの時代にも普遍の内容だからこそ現代まで残り続けてるんでしょうね。

 実際読んでみると、結構薄い本なんですが読み進めるの大変だった。
 ちょっと読んでは考えさせられるような。深く凝縮されてる。とにかく面白かったです。

 計、作戦、謀攻、形、勢、虚実、軍争、九変、行軍、地形、九地、火攻、用間の13篇。
 現代の日本語に通じる慣用句が出てきて感心したり、三国志とかに出てくる一文を見つけて興奮したり。読んでて忙しかったw

 謀攻篇『彼を知りて己を知れば百戦危うからず』。
 虚実篇『人を致して人に致されず』。

 ここら辺のことわざになってるような有名な言葉。
 こういうルーツを辿って見つけるの、何とも言えない感動がある。

 虚実篇『兵を形すの極みは無形に至る』。
 『兵の形は水に象る』。『兵に常勢なく常形なし』。

 この言葉は、野村克也さんが口にしてた一文。
 野村さんは中国古典の造詣が深い方で、ここら辺の内容を自分の中で解釈して用いてたのが成功の秘訣なんでしょうね。

 兵法の内容もそのまま覚えてるだけじゃ意味がない。
 常に状況に沿うやり方で。水のごとく無限に変化する。俺も孫子の中だと一番好きな文章です。

 軍争篇は機先を制す戦いを記してる章なんですが。
 『佚を以て労を待つ』。有名な言葉が出ててきて、その後には『飽を以て飢を待つ』と続きます。

 ここは読んでてゾワッとしました。
 仙台の弁当工場とか東大の中国留学生とか。北海道の土地が中国に買収されてたり

 今、日本には至る所に中国が入り込んでますからね。
 孫子は戦わずして勝つことを至上とし、その1つの方策として敵の食を奪うことに重点を置いてます。

 孫子の最後の章である用間篇はスパイの重要性を説いてます。
 今の中国の行動は孫子に沿って動いてるのではと、読んで怖い内容でした。

 九変篇『囲師には必ず欠く』。
 出た。三国志で絶対目にする言葉w

 九変は9つの状況への対応が書かれてるんですが、その中に『餌兵に食らうことなかれ』と。
 この一文を見てたら、俺はワーテルローの戦いを思い出しました。

 ナポレオン最後の戦い。これで致命的になったのがグルーシー元帥の行動。
 プロイセン軍の囮に釣られナポレオンの命令を遵守するあまり、グルーシー元帥の軍団はワーテルローの戦地から離されてナポレオンの敗走に繋がります。

 ナポレオンは孫子に精通してたかもしれませんが、その戦略が部下にまで行き届いてはいなかった。
 孫子は上司自身だけではなく部下にこそ読ませなきゃいけない本なのではと感じます。

 この軍争篇には続けて『君命に受けざる所あり』。
 主君の命令でも受けてはいけない命令があるとも書かれています。

 九地篇『其の首を撃てば尾至り、尾を撃てば首至り、中を撃てば首尾共に至る』。
 蒼天航路で吾粲が言ってたやつ! 見つけた時、雷に撃たれたw

 これ、孫子の引用だったんすね。
 やはり三国志好きは孫子読まんとあかんね。もっと早くに読めば良かった。

 さすがは名著なだけあり、本当に面白い本だった。
 まだ中国古典の積ん読が沢山あるんで、今年はどんどん読んでいきますよ。

 では、また。