おジャ魔女どれみと徒然

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孫子について、その始計

2025-01-09 13:09:00 | 読書

 2025年最初の読書感想。
 兵法書の王道たる『孫子』です。

 六韜三略を読み切り、次は孫子。
 なんか順番を間違ってるような気がしますが、まぁ、気分で読んでるんでw

 でも、時代の順番としては合ってるんで。
 六韜三略は我らが太公望、文王・武王が興した周王朝。その周王朝時代の後、春秋戦国時代に成立した兵法書が孫子です。

 春秋戦国は春秋時代と戦国時代に分かれ、周王朝が王族や諸侯に領地を冊封し、それが小国同士徐々に争い始めたのが春秋時代。

 国々が吸収され大国として独立。戦国七雄、漫画キングダム。
 秦により周王朝が滅び中華が統一されるまでが戦国時代になります。

 孫子の著者・孫武は春秋時代・紀元前500年頃に呉に仕えた武将とのこと。
 まぁ、残念ながら確定ではないw 紀元前の話なんでね。

 この孫武はさほど活躍など詳細は分かっておらず、謎多い人物。
 もう1人、孫子の作者と伝えられてるのは孫臏という武将。

 この人物は活躍など事績が詳しく分かってて、星野浩字氏の漫画『臏 孫子異伝』という作品にもなっております。
 大まかにこの2人のどちらかが著者だろうという孫子の成立話でした。

 まぁ、誰が書いたかはどうでもいいことでしょうw
 どうでもいいことなんですが、誰が書いたかは分からないのに時代を越え、武田信玄やナポレオン、ビルゲイツにまで影響を与えた。

 なんだが不思議な感じします。
 それだけの名著、どの時代にも普遍の内容だからこそ現代まで残り続けてるんでしょうね。

 実際読んでみると、結構薄い本なんですが読み進めるの大変だった。
 ちょっと読んでは考えさせられるような。深く凝縮されてる。とにかく面白かったです。

 計、作戦、謀攻、形、勢、虚実、軍争、九変、行軍、地形、九地、火攻、用間の13篇。
 現代の日本語に通じる慣用句が出てきて感心したり、三国志とかに出てくる一文を見つけて興奮したり。読んでて忙しかったw

 謀攻篇『彼を知りて己を知れば百戦危うからず』。
 虚実篇『人を致して人に致されず』。

 ここら辺のことわざになってるような有名な言葉。
 こういうルーツを辿って見つけるの、何とも言えない感動がある。

 虚実篇『兵を形すの極みは無形に至る』。
 『兵の形は水に象る』。『兵に常勢なく常形なし』。

 この言葉は、野村克也さんが口にしてた一文。
 野村さんは中国古典の造詣が深い方で、ここら辺の内容を自分の中で解釈して用いてたのが成功の秘訣なんでしょうね。

 兵法の内容もそのまま覚えてるだけじゃ意味がない。
 常に状況に沿うやり方で。水のごとく無限に変化する。俺も孫子の中だと一番好きな文章です。

 軍争篇は機先を制す戦いを記してる章なんですが。
 『佚を以て労を待つ』。有名な言葉が出ててきて、その後には『飽を以て飢を待つ』と続きます。

 ここは読んでてゾワッとしました。
 仙台の弁当工場とか東大の中国留学生とか。北海道の土地が中国に買収されてたり

 今、日本には至る所に中国が入り込んでますからね。
 孫子は戦わずして勝つことを至上とし、その1つの方策として敵の食を奪うことに重点を置いてます。

 孫子の最後の章である用間篇はスパイの重要性を説いてます。
 今の中国の行動は孫子に沿って動いてるのではと、読んで怖い内容でした。

 九変篇『囲師には必ず欠く』。
 出た。三国志で絶対目にする言葉w

 九変は9つの状況への対応が書かれてるんですが、その中に『餌兵に食らうことなかれ』と。
 この一文を見てたら、俺はワーテルローの戦いを思い出しました。

 ナポレオン最後の戦い。これで致命的になったのがグルーシー元帥の行動。
 プロイセン軍の囮に釣られナポレオンの命令を遵守するあまり、グルーシー元帥の軍団はワーテルローの戦地から離されてナポレオンの敗走に繋がります。

 ナポレオンは孫子に精通してたかもしれませんが、その戦略が部下にまで行き届いてはいなかった。
 孫子は上司自身だけではなく部下にこそ読ませなきゃいけない本なのではと感じます。

 この軍争篇には続けて『君命に受けざる所あり』。
 主君の命令でも受けてはいけない命令があるとも書かれています。

 九地篇『其の首を撃てば尾至り、尾を撃てば首至り、中を撃てば首尾共に至る』。
 蒼天航路で吾粲が言ってたやつ! 見つけた時、雷に撃たれたw

 これ、孫子の引用だったんすね。
 やはり三国志好きは孫子読まんとあかんね。もっと早くに読めば良かった。

 さすがは名著なだけあり、本当に面白い本だった。
 まだ中国古典の積ん読が沢山あるんで、今年はどんどん読んでいきますよ。

 では、また。


indeepについて、そのサイバートラック

2025-01-05 04:45:00 | In Deep



 てか、ドコモがサイバー攻撃ってマジ?
 全然知らんかった。ブログも繋がりにくかったとか。

 そんな違和感なかったけどな。なんかJALもサイバー攻撃食らってたんやろ。
 災害とかはないにしろ、日本にも影や闇がヒタヒタ近づいてるのかね。そんな年明け。

 日本は表面上穏やかだけど、海外、特にアメリカは物々しくなってきた。
 ラスベガスのトランプ家所有のホテル、テスラ車を使った自爆テロ。

 トランプ政権への意図しまくりオンパレードやなw
 車自体の爆発だけじゃなく花火やガソリン缶も積んでたらしく、映像見たけど怖いよマジ。

 犯人ものとも自爆で、その執念の深さを感じる。元グリーンベレー所属のエリートなんだとか。
 動機が何なのかまだ判明してないけど、軍人らしいというべきか、潔さすら感じる最後。所詮、テロなのには変わりないが。

 ルイジアナ州でも群衆へ車が突っ込んで、これも大被害になってる。
 ドイツでもクリスマスに同じく、群衆に車が突っ込むテロが起きてるし。

 車怖い。ホントに身近な凶器なんだな。
 このことを、ぼちぼち日本の犯罪者やらが気付きそうで、これまたゾッとするわ。

 元旦、能登地震の追悼式に来てた岸田さん石破さんを狙ってた、ナイフ持った大学生が捕まっとんやろ。
 そろそろ気付きそうじゃん。ナイフより車で突っ込んだ方が簡単じゃんって。

 安倍さんを殺した暗殺者も銃なんか手作りせんでも、車使った方がずっと確実だっただろ。
 秋葉原やマツダ工場とか、車を使った通り魔は実際起きてるし。

 でも、模倣犯が続いたり、殺人手法として広がったり。今の所大丈夫なんは、日本人の民度の高さの賜物だよな。
 でも、それもいつまで続くか。今は政治家を狙うにしても一般人までは巻き込まない線引や自制をまだ持ってる人が、犯罪者の中にも多いだろうから。

 政治や社会への怒りを持つ国民も多くなってる中で、どんどん箍が外れてくるんじゃないか。
 多少の犠牲を払ってでも思想を成就する。あるいは単純に人殺せれば何でもいいとか。

 狂気が身近に迫ってきてるような。
 大統領就任式は1月21日。どうなることやら。韓国も騒乱がどう収まるのかね。

 なんかこの日本の平穏も、本当に一時の安らぎなのかもと感じる。

 では、また。


2025年について、その大吉

2025-01-04 04:13:00 | 日記

 明けましておめでとうございます。
 シャンティナガルです。本年もよろしくお願いします。

 2024年、最後に何か映画見て締めようかなと思ったんですが、ウダウダしてたら年が明けてましたw
 特にやる事も見る事もなくって感じ。なんか年末年始の特別感も、大部薄れましたかね。

 とはいえ、去年みたく地震が起きたり慌ただしいでもなし。
 韓国の内乱やアメリカは初っ端テロがあったり外は騒々しいけど、日本は今のところ穏やかな年明けで、退屈ながら平和ですね。

 てか、私事ですが。この度、初詣にて。
 見事、おみくじで大吉を引き当てることに成功しました! やったー!w

 マジで大吉初めてかも? 子供の時どうだったか覚えてないw
 記憶のある中では、初めてに等しいくらいの久々の引き運w

 幸先が良いの嬉しい。と思いながら、昨日仕事へ出勤したんですが。
 仕事場の近くにも神社があって、そこでもついでにお詣りして、おみくじ引いたんすよね。

 そしたらまた大吉! すげー!w
 ここまで来るとちょっと怖さと疑いが。おみくじに大吉多めに入れてるとかないよな?

 最近悪い年が続いてるし、おみくじぐらいはサービスしようという神社側の配慮?
 さすがに考えすぎか。自分の実力と信じるぜ。今年は何かが起こる! 乞うご期待!

 まぁ、特に目標はないw
 今年もダラダラと映画を見つつ通常営業です。

 特に何事もなく2025年が滑り出しましたが、なんか年末あたりは芸能やTV業界はゴタゴタしてましたね。
 てか、まず年末年始の番組全滅だったもんw 年末年始の特別感がないのもTVがつまんなくなったのが一因よな。

 今年は特にオールドメディアだの、テレビと視聴者の対立が顕になり。
 今年はさらに対立の激化。テーマになってくるんすかね。

 今ん所、箱根駅伝が一番盛り上がってたよなw
 青学強い。原晋監督って凄い名将なんだな。本当に王者の貫禄。

 素人目だと最初の中央大のスタートダッシュで勝負が着いたように見えたが。
 それぞれのチームに戦略があってさ。ただ走るだけでも面白い。マラソンおもろ!

 バラエティも見習えよ、このシンプルな奥深さを。紅白とかも酷かったんやろ? 見てねーけどw
 ガキ使もないしな〜。そういや松ちゃん、春に新プラットフォームで復活って言ってたよな。何するつもり?

 テレビでもYouTubeでもないんやろ? 自前で動画サイトやらサブスクでも作るつもりとか。
 それだったら嬉しいよね。ガキ使やごっつの過去回を全部配信で見れたら良い。やっぱ松ちゃんおらんとあかんよ。ダウンタウン大好き。

 で、中居君も合流すりゃいいのにw
 マジであの人なにしたん? 示談金9000万とかなんとかよお。

 りゅうちぇるの動画が話題になってるらしいな。りゅうちぇるの担当してた女マネージャーを横に侍らせて〜とか。
 まぁ、それが中居君なのかは定かではないけど。妙にリアリティあって怖い。

 芸能人って裏顔ってのがあるんかね。夢を売る商売といえな……。
 俺はSMAPだとキムタク派なんで特にノーダメですがw やはりキムタクしか勝たん。

 まぁ、でもいいよもう。
 皆、ダウンタウンのサブスクで復活すりゃいい。集えばいいw

 そして、ここで源田選手ですよ。ソフバン移籍かと思いきや、西武退団してダウンタウンTVへ電撃加入なんすよね!w

 もう源田よ……。
 野球選手の不倫なんて珍しくもないしどうでもいいけどさ。

 球団も処分なしで、家庭内の問題として大事にはしない方針へ決まったし。
 外野が口を出す事柄ではもはやないんだが。でも、詳細を聞いちゃうと引くよな〜。

 どこまで本当なのか分かんないけど。
 GG賞で指輪外したりとかさ。聞くに堪えん。

 これ以上はもう言いっこなしよ。
 週刊誌で潔く認めたんだから、この流れで会見もササとやっちゃってスパッと切り替えてほしい。

 松ちゃん中居君源田選手、不倫三銃士でもう頑張れw
 当ブログはダウンタウンの新サブスクを応援しております!

 こんなくだらんこと言い続けて、また今年もすぐ終わっちまうのかな〜。

 では、また。


クリスマスブラッディクリスマスについて、そのロボサンタ

2024-12-22 09:20:00 | 殺人鬼・ロボット

 サンタロボットが殺しにやって来る♪
 小さな町の住人達。家族と恋人と、慎ましく過ごすクリスマス。その聖夜が血に染まるスラッシャー映画です。

 アマプラ眺めてたら見つけて、気になったんで視聴。
 元々は1984年の『悪魔のサンタクロース』という映画シリーズの続編として企画され、何やかんやで別作品で完成したという。

 悪魔のサンタクロースというタイトルは全然知らんかったが、今まで全6作続いてる人気シリーズなんだとか。
 まぁ、原点や元ネタは正直興味ないw 暇があったら見ますかね。とりあえず今作です。

 1時間半の映画でスルッと見れました。
 なんてことない、暴走したロボットが人間を殺戮していく。普通の作品。

 前作のシビルウォーで麻痺っちゃてたけど、金のかかってる作品とかかってない作品ってのは見れば分かっちゃうねw
 最近のアメリカ映画は作品ごとの予算の差が本当に如実に出てるな。

 今作は安普請映画で、そこまで見応えはないんだが。
 でも、ただ低予算に甘えるんじゃなく、その中で結構工夫がされてて、最後まで飽きずに見れました。

 工夫というよりかは話が面白いすよね。
 主人公のトーリって女子とロボサンタとの死闘。

 よくこういう女ヒロイン物って主人公だけ無傷だったり、生温い作品が多いが。
 トーリもロボサンタも、互いに削り合いながらの戦い。段々マッドな雰囲気になって面白い。

 どっちもボロボロになって戦うから、どっちも応援したくなるw
 まぁ。最後になるとサンタとかクリスマスとか関係なくなっちゃうけど、良いスラッシャーを見れて満足です。

 クリスマスに映画を見る方、何を見るかお悩みの方。
 この1本をどうぞ。ブラッディクリスマス!w

 では、また。



コープスパーティーについて、その天神小学校

2024-12-21 15:10:00 | Jホラー

 祁答院慎氏が製作した2Dゲーム『コープスパーティー』。
 1996年に第1作が発表され、今尚続いてる人気シリーズ。

 漫画アニメとメディア展開され、2015年16年には映画が2作公開。
 最近この作品の存在を知り、今回はその映画を見てみました。

 所謂、青鬼やゆめにっきのような2Dのホラーゲーム。
 けっこう、そういうゲーム実況とか見てる方なんやが、このコープスパーティーというタイトルは全く知らんかった。

 前情報やらは調べんで、とりあえず視聴。
 舞台は如月学園という高校。秋の文化祭へ向け生徒達が準備を進める中、学校に伝わる怪談が話題になり……という導入。

 幸せのサチコさんというこっくりさんっぽい儀式をしたら、異空間へ飛ばされて〜という学園ホラー。
 なんか如何にもフリーホラゲみたいな内容。いいですね、最初の掴みから興味がそそられる。

 結論から言うと、面白いっす。
 拙い役者とか、いつものJホラーの欠点はあるものの気になるのはそれくらいで。雰囲気作りやグロ描写も凝ってて話も面白い。

 サチコが黒幕かと思いきや、そこからさらに真相があり、話が二転三転して見応えありました。用務員さんかわいそうw
 ラストも読めた展開とはいえ、衝撃度が高くて良いエンディングやと思う。

 惜しむらくは、本当に、もう少し演技上手い役者揃えたら完璧だったのに。
 後半につれ慣れては来るけど。何と言っても話が面白いから。それに救われてる感じ。


 続いて2作目。続編となっております。
 前作を生き残った生徒が再び儀式を行い、異空間へ取り残された人達を助けに行くという展開。

 初っ端、原作ゲーム声優の杉田智和さんが死体役で出演w
 出だしは不穏な雰囲気とオマケシーンで、見応えを感じさせる好スタート。

 で、杉田さんがゲームで演じてる刻命裕也が実写本作に登場。
 原作でかなりの人気キャラで、映画でも大暴れですw

 サイコパスと殺人怨念に挟まれた直美の運命はいかに。
 グロも前作よりパワーアップ。正統続編として数段作品のグレードが上がってる。

 ただ、前作よか心は掴まれなかったかな。
 内容は退屈だったかも。影本が結局なんだったのか分かんないし。

 もう1作、完結編が欲しいとも思うが。
 まぁ、丁度いいとこで終わったなとも思うw

 原作付き、Jホラー、大根役者と。
 様々のハードルがありながら、無難に楽しめる作品に仕上げたんは絶賛できる。

 原作ゲームも気になりますね。
 では、また。