おジャ魔女どれみと徒然

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ぷにるはかわいいスライムについて、そのぎゅむ!

2025-02-01 08:40:00 | アニメ

 週刊コロコロコミック連載。まえだくん氏の漫画原作。
 世間を騒然とさせた、2024年冬アニメ話題作にして問題作。

 ストーリーは、

 ある日、主人公・コタローはTVを見ながら、糊とホウ砂を混ぜてスライムを作る。
 すると、そのスライムが突如意思を持ち話しかけてきた。
 コタローはスライムに“ぷにる”と名付け、一緒に仲良く暮らしたとさ、めでたしめでたし。

 それから数年後……。

 といったお話。
 思春期の男子中学生と謎のスライム女のラブコメディという、中々にぶっ飛んだ内容です。

 巷では性癖スライムと言われてるらしいw
 確かに、まぁ、直接的な表現はないとはいえ、これ子供が見たら何かが拗れるだろうなってのは伝わってくるw

 ただ話題になるだけあって、スライム女の可愛さ一辺倒じゃなく、話も面白いっすね。
 コロコロだから見応えはそこまで期待してなかったのもあり、目から鱗な感じ。正直ナメてました。

 ギャグはしょーもないのばっかですが、テンポ良くて、とにかく見やすい。
 この前見た「しかのこ」とか、まあ見辛いのなんのw

 多分だけど、ドラえもんのび太みたいなシステムが成り立ってるからなんだろうな。
 ぷにるコタローでコンビが完成されてて話を引っ張ってくれる。

 それに、話の軸というか。一応はラブコメと銘打たれてるんで。
 ぷにるコタローの仲がどう進展するのか。人間とスライムの間に恋は芽生えるのか。

 ここら辺の展開も気になる。とにかく続きが見たい。なんか見てて癖になる。
 不思議な感覚。どうせ大したことないやろ。話題作やし1話だけでも目通しとくか、と軽い気持ちで見たが、まぁ、ハマったなw

 原作は連載してまだ2年とからしいから。
 さすが、短期間でアニメ化だけあって元のポテンシャルが凄いんやろね。

 これは2期も楽しみ。
 冷静に考えると、良い歳してコロコロアニメ見る自分もどうかしてますがw

 そこはすみませんけど、こっそり見させてくださいw
 では、また。



ナポレオン言行録について、その流星

2025-01-30 13:11:00 | 読書

 フランスの小説家・オクターヴオブリ氏が編集。
 フランス皇帝・ナポレオンの手紙や命令など、皇帝が発した実際の言葉を集めた記録書。

 『栄光のナポレオン』に合わせて読んでみました。
 様々な著者によって描かれ方の違うナポレオンですが、より実情に近い英雄の姿を、この本から覗えるのではないかと。

 読んだ感想は、やっぱりナポレオンって良いよな〜w 心から言えますね。
 無論、欧州を混乱させ最終的に500万とも言われる死者を出した戦争の首謀者には変わりないんですが。

 この本から伝わる愛嬌というのか何と言うか。栄光と暴虐から没落と喪失。

 オブリ氏は作中で、

 「人間の中で最も幸福な男」
 「自己を全的に完成」
 「誰よりも高く登り、比類なき不幸に沈む」
 「生涯の浮沈の曲線は完全であり、地平線全てを抱擁」

 と、ナポレオンを評してます。

 人間として何もかも得て何もかも失う。完成された人間。
 ナポレオン自身も自分の人生を、小説(ロマン)と言った。

 遥かな海を眺めながら島の崖上に佇む1人の男に。
 俺は敬意と憧憬しか浮かばない。

 フランスでは2021年、ナポレオン没後200年の記念式典を開催する予定だったのが、反対運動で中止に追い込まれたんだと。
 誰がそんなつまらないことするん?w 独裁者なんはそうやけど……

 俺はフランスが羨ましいけどな。ただの征服や殺戮だけの男じゃないのに。
 トランプ大統領の方がよっぽど悪人だし小さい男やと思うw なんかネットやと石破さんと比較してトランプマンセーしてる奴が多いが。

 トランプさんて方言と脅迫の二つしかないじゃん。
 手腕はこれから試されますが、まぁ、良い方へ向かわないと思います。

 てか、今の政治家なんてつまんない連中ばっかでしょ。
 ロシア中国は次なる覇権国家だが、人を操りたいだけで陰湿やし。

 覇気がない。細いんよ。
 ナポレオンみたいに「世界帝国」と言うてみろよ。愛情も信念も、ナポレオンには及ばない。

 つくづくナポレオンは愛情と信念の人だった。
 栄光のナポレオンの最後で、政敵のタレイランとフーシェを見つめるナポレオンの瞳が、いつまでも忘れられん。

 タレイランもフーシェも、ナポレオン裏切りまくりなのに最後まで重用されてたし。
 プロイセン王もオーストリア皇帝もロシア皇帝も、降伏さえすれば許した。

 軍事だけじゃなく行政も手掛けた天才ながら、人事や人間関係では何故かお人好しというか。
 本気で人を信じようとしていたのか。人間の本当に深い部分を見ようとしていたように感じます。

 この本にはジョゼフィーヌ妃へのラブレターや息子であるナポレオン2世への遺言も収録されてて。
 ジョゼフィーヌ妃って、正直ナポレオンの没落の原因の1つやと思うが、本人にとっては幸せな結婚やったんすかね。

 ナポレオン2世への遺言はもう「戦争すんな」と書かれてます。
 なんか死の直前のナポレオンは悟ってるというか、随分と丸くなってw

 父親として、今後の警告を息子へアドバイスしてるんですが。
 俺は「お前が俺と同じことが出来るかい」って、自分の覇業への自負が混ざってるような気がして、何とも微笑ましく感じました。

 英雄はセントヘレナという小さな島で、生涯を終えました。
 でも、英雄の軌跡とも言える流星は、時代を巡り、人々の心へ宿っているんだと思う。

 やはりナポレオンは良い。
 では、また。


機動戦士ガンダムについて、そのGQuuuuuuX

2025-01-28 18:29:00 | アニメ

 本日、見に行ってきました。
 今年放送予定の新作ガンダム。その先行劇場版。

 既に興収14億。このままどんどん伸びそうで、TV放送前からとんでもない話題作。
 乗るしかないこのビッグウェーブに、ということで今年初の映画館へ。

 てか、何気にガンダム映画を劇場で見るの生まれて初めてやわw
 やはりスタジオカラーに庵野脚本。見る前から人をワクワクさせる。視聴欲を呼び起こす魅力が漂ってます。

 パンフレットも豪華版3000円を買いました。これは家宝とするとして。
 いざ入場ってとこで特典もゲット。もう公開から1週間以上経ってるのにまだ貰えるんすね。

 なんか、さすがスタジオカラーって感じ。『シンエヴァ』でも特典が手厚かった。
 視聴者ファーストの姿勢。作品の出来云々の前に好感が持てる。

 『オバロ』なんて特典配布すぐ終わってたもんな。
 当時は「貰わんでせいせいしたわ!」言うてたけど、嘘です強がりです。やっぱ特典嬉しい。

 ジークアクスに比べてオバロ、というか角川のケチ臭さよ。段々と腹立ってきたぞw
 まぁ、もうあんなガイコツはどうでもいいだよ。やっぱガンダムしか勝たん。


 で、さっそく見た感想。
 俺は初期の予告を見ただけで、どういう中身かよく知らんかったんですが、初っ端ビックリした。

 シャアおるやん!w
 あのシャアです。アムロレイ終生のライバルの、あのシャア。

 後で知ったけど、この作品ってファーストガンダムのパラレルの話なんすね。
 鶴巻和哉監督曰く《仮想戦記》。もしジオン軍がガンダムとホワイトベースを鹵獲してたら。もし一年戦争にジオン軍が勝っていたら。

 そこから派生してる物語。前半はもうシャア主人公ですw
 てか、声優が池田秀一さんじゃないのか。新祐樹という方で、東京リベンジャーズの主人公を演じてる若手声優とのこと。

 モビルスーツのデザインから声優変更まで。
 言わばスタジオカラーによる、ファーストガンダムのリブート、リメイクみたいな作品。

 とんでもない切り口。そう来たかと。
 ガノタと言うほど俺も詳しい方じゃないが、圧倒されましたね。

 で、後半からファーストとは異なる世界線を受け継いだジークアクスの物語が始まる。
 ただ、この後半は正直よう分からんw 今後の展開が楽しみなような怖いようなw

 結構、急展開。何でマチュはガンダムに乗るの? 軍警がスラムを荒らして怒るんは分かるが。
 ガンダムに乗るまでの動機も早いし、なんで都合よくニュータイプなのか。

 尺が80分ってことで一気に詰め込まれてたな。
 前半後半で作風もテンポも全然違って困惑。ただ見応えはありました。

 若干、米津のプラズマに騙されてる気もするがw
 音楽かっこいいんすよ。オシャレでさ。作品の雰囲気にも合ってて、どんどん画面に引き込まれる。飲まれます。

 まぁ、後半の謎はTV放送をお楽しみにってことなんでしょう。
 シュウジは何故赤いガンダムに乗っているのか。シャアはどこへ消えたのか。

 今年は鶴巻監督の掌で、皆で踊ろう!w
 映画見に行って良かった。マジで放送楽しみ。

 では、また。
 

栄光のナポレオンについて、そのエロイカ

2025-01-27 13:58:00 | 漫画

 やれやれ、やっと家のWiFiからgooブログ繋がったわい。
 この前の記事が運営へ届いたのとか?w たまには不平不満も言ってみるもんだな。

 とはいえ不便は不便だったが、この期間で色々気付きみたいなんはあったかなとは。
 今まで漫然とブログを読んだり書いたりしてたけど、それが自分にとって大事だと思い返せました。

 一段落一安心だけど。でも、避難用というかもう1つブログ持つのもありっちゃありだなとも改めて感じます。
 何書くかは知らんw まぁ、追々ですかね。



 ということで、今年初の漫画レビュー。
 池田理代子氏の『ベルサイユのばら』続編。稀代の英雄を描いた歴史超大作。

 ベルバラが1973年に連載が完結し、それから12年。
 現地取材など、池田氏はフランス史を研究し満を持して、1986年に婦人公論から連載スタート。

 ストーリーは、1789年。フランス革命が勃発。バスティーユ襲撃の最中。
 衛兵隊隊長、ベルバラの主人公たるオスカルが凶弾に倒れる。

 そして、オスカルが忠誠を尽くして仕えた王妃マリーアントワネット。1793年に断頭台の露に消える。
 続いて1794年にフランス革命の主導者・ロベスピエールが捕らえられ処刑。

 革命に関わる人々が次々と世を去り1795年。
 ついに革命に憂い疲れたパリ市民が暴動を起こす。ヴァンデミエールの反乱。

 悪徳の士・バラス総裁率いるフランス政府は右往左往。
 そこでバラスはある1人の男を政府へ呼び寄せる。後に、欧州を揺るがす英雄・ナポレオン。

 天下を覆う大鷲が翼を拡げ飛び立つ。
 その一夜から、物語は始まる。

 前作のベルバラは絢爛なブルボン朝、人々をウットリさせるような物語だったけど。
 今作のナポレオンはガチ戦史。前作とは作風が一変。

 キングダムとか三国志が好きなら、めちゃめちゃ興奮すると思う。
 全12巻で読みやすく、フランス革命・ナポレオン戦争を知る上で資料や教材にもなってる。

 ただ、全体的にあっさりな感じではあるんかな?
 ベルバラみたいな、漫画としての読み応えはあんまなかった。

 前作キャラのアランやオリキャラのカトリーヌとか、物語にもうちょい絡むのかなと思ったら途中退場したり。
 途中から方針が変わったんかね? ナポレオンの人生を描くことに重点を置かれてて、ベルバラの流れをそこまで汲んではないんかな。

 でも、拍子抜けってだけで悪いとこではないで。あっさり読めるのは良いことだし、別個の歴史作品として楽しめます。
 それにこれはマーガレットから婦人公論へ移籍したから、作風の変化なんでしょう。大人向けです。

 それと、あっさりとした読み口ながら、しっかりとしたメッセージ性もあります。
 特に7巻。アランの言葉が胸に染みます。「歴史の段階」。

 王政を悪とし革命で打倒したけど、元はと言えばその王政があったからこその革命だった。
 ブルボン朝は戦争を繰り返して財政を圧迫したものの、そのおかげでフランスは欧州の強国として確立し文化が醸成され、国民の意識が向上し革命の精神に繋がった、と。

 全てがそういう歴史の積み重ねだと。1つ1つ、その階を登っていくしかない。階を飛ばして真の共和国は得られない。
 ナポレオンという1人の英雄が作る時代も、その段階の1つなんだ、と。

 アランって漫画だとヤンチャなキャラなんですけど、すげー冷静なこと言うよねw
 未来を読んでたんじゃないかってくらい、今の日本にも当てはまる言葉やと思う。

 戦後80年、平和を保ってきた日本やけど、今やその平和も揺らいでいます。
 自民打倒を声高に叫ぶ奴が多いが、その戦後80年の平和を率いてきたのも自民党だ。

 とはいえ、石破政権の見るに耐えん悪政や頼りない野党を見るに、アランの言っていた歴史の段階を感じさせる。
 果たして日本はどういう段階へ進むのか、そもそも次の段階というのがあるのかないのか。

 ベルバラみたいな少女漫画としての読む面白さみたいのはないですが。
 このナポレオンは少女漫画から1つ段階を登り、万人へ向けたメッセージになってるんだと思います。

 圧巻の作品でした。やはり池田理代子先生すごいっす。
 てか、最近気付いたんですがベルバラ復活したんすね。

 新アニメが劇場版で31日に公開。
 ジークアクスか室町無頼を見に行こうかな思って、たまたま映画館のサイト見てたら公開予定を知った。

 なんか運命を感じますねw 本当に偶然なだけなんすが。
 ぜひベルバラだけじゃなく、ナポレオンのアニメ化まで見たいね。そう切に願いつつ。

 見たい映画が3本。どれ見ようか悩むな〜w
 では、また。


BORUTOについて、そのナルト映画

2025-01-25 07:43:00 | アニメ

 2015年公開。ナルト映画新章突入。
 ナルトの息子、うずまきボルトの活躍を描いた作品。

 この映画を契機とし、2016年に週刊ジャンプでナルトの続編『BORUTO』が正式に連載スタート。

 作画を岸本氏のアシスタントを15年以上務めた盟友・池本幹雄氏が執筆。
 脚本を映画のシナリオも担当した小太刀右京氏が抜擢され。

 現在はVジャンプへ移籍。第一部全20巻が完結し、第二部がスタートしてます。
 この映画はその続編の先駆けとして、岸本氏が製作総指揮に就きBORUTO序章にして、岸本氏が直接手掛けるナルトシリーズ最終作になります。

 岸本氏が「これ以上のものは自分にはもう描けない」と豪語した意欲作。
 ストーリーは、いわゆる普通の2世モノ。忍界大戦から十数年後。ナルトが七代目火影に就任し、平和な世界が築かれていたが……という導入。

 まず一言言いたい。面白いなこの映画。
 あれ? 意外や。絶対駄作だと思ってたw

 初っ端、サスケから始まり、結構バトルシーンが力入っててね。
 やっぱ原作がバトル漫画やから、期待と見応えが綺麗に比例しとる。一気に心掴まれたな。

 科学忍具って設定も良い。忍術をより効率良く兵器として使う。
 当然出る発想だし、時代の流れを意識させられて世界観をガチッと補強しとる。

 キャラの方も、前作キャラが夫婦になり、その子供が主人公になってるんですが、クセとか違和感なし。
 前作を踏襲しつつ、ナルトボルトの親子の絆だったり。新鮮な描かれ方やと思う。

 モモシキもザ敵ってデザインが好き。王道のストーリー、これぞ少年漫画や。
 90分ってことで若干ボリューム不足だが凝縮はされてる。視聴後の満足度は高い。
 
 前作が堂々のフィナーレで、こっからどう転がるのか心配してた。でも、杞憂でしたw
 爽やかな新章スタート。まぁ、ボルト読むまではしないけど。新章の不安を一気に期待へ変える作品やったと思う。

 漫画読み、映画3本見て。
 とりあえずこれでナルトとはしばらくお別れです。
 
 寂しい。一夏の青春が終わった感じやw
 本当に良い作品やった。

 では、また。