おジャ魔女どれみと徒然

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戦慄怪奇ファイルについて、そのコワすぎ!

2023-08-21 23:23:00 | POV・モキュメンタリー

 アマプラで見放題になってて、つい見ちゃった。
 白石晃士監督のオリジナルビデオシリーズ。

 何気に白石監督の作品はけっこう見てる。
 レビューしてるのだと『ノロイ』『貞子VS伽椰子』。

 オカルトカルトグロテスク。貞カヨ以外はそこそこ見れる作品。
 『ノロイ』だけは別格。日本POVホラーの頂点です。

 今作「コワすぎ!」はシリーズ9作品というロングセラー。
 一部でカルト的人気を誇る、白石監督の名を一挙轟かせた代表作。

 シリーズの順番は、

 口裂け女→震える幽霊→河童→花子。
 劇場版序章→史上最強→最終章。コックリさん→蛇女。

 これをアマプラで全部見れるという。なんと贅沢な!w
 今やサブスクと言えばネトフリ全盛ですが、こういうとこがアマプラの好きなとこなんじゃ。

 ストーリーは、ディレクターの工藤とAD市川、カメラマン田代の三人が心霊現象を追及するという体のモキュメンタリー。
 ノロイテイストで、白石監督の原点と言った作品。

 俺は河童まで見てたんだが、途中で見るのやめちゃったんよな。
 だけん、良い機会だった。確か河童までは面白かった記憶あったし。

 めっちゃ楽しみ。花子から視聴開始。
 見たら、まぁ、第一の感想「こんなんだったっけなあ?」w

 アマプラでは高評価ですが、ファンやマニアが集まってるだけです。
 決して凄い作品ではないので、勘違いしないようにw

 面白くないとは言わないけど。めちゃくちゃやからなw
 特にもう、女優の演技が。やる気ないにしても酷すぎる。

 市川役の久保山智夏さん。劇場版序章では主役回でしたが、レギュラーメンバーでこのレベルだからなw
 どういうレベルかは見て確かめてください。とりあえず泣きの演技が全然泣いてないというw

 まぁ、こんな仕事してるくらいだから役者の技量もたかが知れてる。
 ある意味、世界は広いと実感した。売れない役者って沢山いるんやなってw

 工藤役の大迫さんはキャラとして昇華してたが。
 ホラーというよりかはコメディだからね。あんま言うこっちゃないか。

 とにかくとんでも設定。心霊現象を追ってるはずが、タイムリープに異世界。
 旧日本軍が生み出した兵器に九尾の狐。UFO。ファンが多いのも頷ける壮大なストーリー。

 感覚としては淫夢見てる感じに似てます。
 ホラー版の淫夢です。心して見てくださいw

 シリーズは蛇女を最後に終了、というか打ち切り。
 しかし、7年の歳月を経、今年9月。戦慄怪奇ワールドコワすぎとして復活。劇場公開の最新作。

 大迫・久保山のキャストも集結。まぁ、全く楽しみではないけどw
 アマプラで解禁されたら見ると思いますw

 では、また。



地下に潜む怪人について、そのAs above, so below

2019-11-27 06:56:00 | POV・モキュメンタリー

 考古学者スカーレットは自殺した父親の研究を引き継ぐ。

 パリの錬金術師・フラメルが生み出したとされる《賢者の石》を求め、ついにその所在を突き止める。

 パリの地下に広がる墓地・カタコンベ。

 探査に乗り出したスカーレット。その先に待つものとは……



 よくレビューに「邦題が悪い」。
 そういうの書く人いるじゃないですか。

 あれ嫌いなんすよね。
 あくまで評価は内容ですべきですし、俺自身、「題名なんて別にどうでもよくね?」と思う。

 前書いたパニックマーケットみたいに。
 まぁ分からんでもないというか、そうそう内容から外れた邦題ってのもないからね。

 ただ、この『地下に潜む怪人』。


 邦題が悪い!!!w


 完全に詐欺だぜ……全然内容と関係ないやん!!
 一応、怪人に該当しそうな登場人物はいるにはいるが、内容的に違うと思うんよな、本質が。

 映画史唯一と言っていいんじゃないか?
 害を被ってるという点ではw

 俺はこの作品、前から知ってたんだけど、題名で嫌煙してた部分あったからな。
 正直、損してると思うよ。

 他のレビューでも邦題についてばっかだし。
 あくまで内容で点つけろよって話なんだがな、本来は。

 だけど、これは評価にも影響出るのは仕方ないかもせんな。

 面白いだけにね。
 多分、POV映画ではノロイ、ブレアウィッチ……の次くらい。俺の中では三指には入る傑作です。

 多視点なのがマイナスかな。

 だけど、まぁまぁ良いでしょう。
 この作品に関しては多視点だからこそ面白いってのもあるだろうしね。

 それにしても邦題だよな。後にも先にもですよ。

 原題は「As above, so below」。

 意味は「上へ下へ」。
 もっと言えば「上にあるものは下にあるものの如く」。

 元々はトリスメギストスつー人のエメラルドタブレットつー錬金術の秘伝書の一文らしい。


 As above, so below.
 As within, so without.

 上の如く、下も然り。
 内の如く、外も然り。


 こう見てみると仕方ないというか、どうしようもなかったのかもせんが。
 原題も翻訳も意味も由来も「なんのこっちゃ?」ってですからねw

 見る人にとって、引っ掛かりになる部分は必要。
 原題のままの方が当たり障りないのは確かですが、それだと見た目小難しそうで映画好きしか見なさそう。

 世の中、フラッとTSUTAYA言って目に付いたの借りるライトな人がほとんど。
 レビュー見て情報収集したり、ましてレビュー書いて邦題が悪いだのやんや言う人間の方が少数派でしょう。

 安直でも分かりやすい題名がどうしても必要なんだろ。
 それだったら「地下に潜む怪人」の方が見るんじゃないかね。

 せめて錬金術に掛けた題名だったら良かったのにね。

 「賢者の石」とかは? ハガレンで皆知ってるだろうし。
 「フラメルの石」とか。フラメルはハリポタにも出てるから……

 迷宮とか遺産、遺跡、うーん。
 カタコンベに掛けるのも有りか? 死の帝国とか。

 こう考えてると「地下に潜む怪人」で良いんじゃね?と思うw
 この邦題考えた奴、天才だなw 87点!

 では、また。



アンフレンテッドについて、そのダークウェブ

2019-11-17 20:26:00 | POV・モキュメンタリー

 ネカフェの忘れ物。
 欲しかったノーパソ。持って帰って大ピンチ。
 
 暇をもて余した、殺し屋達の、遊び。

 物語をダイジェストでお送りしましたw
 待ちに待った『アンフレンデッド』の新作。堪能させてもらいました。

 ちょっと前振りが長かったけど。
 前作のような画面を見ざるを得ない、逃げられない怖さもちょっと足らなかったかな。

 為す術がない無力感も。前作とは別種の話。
 まぁ、前作は心霊で今作は殺し屋がテーマだから。

 怖さというより、胸糞が勝つねw
 途中までつまんなかったけど、最後まで見ると面白いというか。納得。

 結局、掌の上でしかないという。
 物語の収束具合は綺麗に纏まってる。

 現実的な怖さってことで間延びしちゃったけど、ラストは格別。

 これは次作も期待できる。78点!!
 今回から点数をつけていくw こんな高得点でいいんかねw

 では、また。



SHOTについて、そのLa Casa Muda

2018-10-07 10:56:00 | POV・モキュメンタリー

 ウルグアイ産、POVホラー。
 1940年代、現地で起こった実際の事件が原作。

 カンヌなど、海外の映画祭にて高い評価を得、ハリウッドでリメイクもされた話題作。

 なかなか……面白かったですよ。
 ウルグアイってだけでも貴重だしな。

 アウトラストだとか、海外産ホラーゲームが興隆してますが、内容や雰囲気はそういうのに近いかも。   

 タイのゲームのアラヤみたい。
 異国感というか、そういうのが新鮮で良かったです。

 ただね、POVではないわなw
 そこはズコーって感じですけどねw

 パッケージにもガッツリ書いてあんのに。POV主観映像って。そこは詐欺ってくるよなw
 まぁ、24のような……とも書いてあるから、そっちの方が近いというか、正しいわな。

 実際、怖かったし。ワンカットワンシーン、その撮影手法が海外で受けたんかな。
 途中まで何が起きてるか分かんなくてね。すげーハラハラしましたよ。

 ただこれどう落とすんかなと気になってたんだけど、案の定、ラストが「?」って終わり方ではあります。
 何となく、あ~そういう事件だったのね、とは分かりますけど。もうちょいストーリーを練って欲しかったなと。

 途中、何であんなに怖がってたの? って話になっちゃいますから。
 ネタバレは厳禁ということで。自分の目で確かめてください。

 雰囲気を楽しむホラーですかね。
 上記の通り、海外産のホラゲが好きな人は楽しめると思います。

 では、また。



ブレアウィッチについて、その一巡後の世界

2018-03-26 06:48:00 | POV・モキュメンタリー

 ブレアウィッチ正統続編。

 シリーズ第三作目ということで本来ならブレアウィッチ3となるはずですが、ブレアウィッチ2は森の生け贄になりましたとさw

 ただね~、案の定というか評価は低くて。
 今まで見るの後回しにしてた。

 正統続編と銘打っても何となく地雷臭は皆が共通して感じてるみたいで。
 それが如実に低評価として表れてるんじゃないかと。あんま期待してなかった。

 しかし、いざ見たら……めちゃんこ面白いやんけ~!!w

 なんなん低評価w
 フツーに怖い! 前作超えてるがな!!

 よくぞ作ってくれた。俺はこれが見たかったんだ。
 POVホラーというジャンルを確立させた先駆者としての自信を感じさせる作品。圧倒的です。

 単純に森に迷うこと自体が怖いってのもあるけど、今作の魔女はすげー張り切ってんw

 いい加減人間の相手も飽きたんですかね? 重い腰を上げたw
 前作の調子で見てたら痛い目見るな。

 最初こそレーンタリアカップルがワチャワチャしたけど、後半一気に来る。
 人形を通して相手の背骨をへし折るというバーキッツヴィルバックブリーカーがタリアを襲う!!w

 技が決まった後からは怒涛の展開。ついに魔女が姿を現す!!
 最初出てきた時は「日本昔ばなしEDの裸ん坊かな?w」とか思ったけど、追ってくると怖いな。

 小屋入ってからの恐怖感つったら半端ねえ。これ劇場で見てたら面白かったろうな~。後悔。
 前作同様、謎が残るエンディングではありますが見終わったらスッキリ。走り抜けた。

 つーか、一番の疑問は作品内のことじゃなく、「なんでこんな低評価が多いの?」ってこと。

 よ~し、お前ら覚悟しとけ。今から低評価してマウント取ることで優越感に浸る批評家(笑)な連中を論破するぞ~

 まず目立つ感想として、

 ①前作の焼き増し。何も新しいことやってない。
 ②1人視点じゃない。多視点でPOVの良さを殺してる。

 よしよし、この二つの指摘についてね……。
 グゥの音も出ません! 全部その通りです!!w

 最速の論破失敗w

 低評価にもそれなりの理がありますな。 
 20年も経ちゃPOVも浸透してきて如何な老舗ブレアウィッチも当たり障りのない作品になっちゃったかなって。

 グレイブエンカウンターズでもそうだけど多視点。
 カメラを持った人数分の視点で物語が進む。タリア以外は皆持ってたんかな? 今作だと5人視点。

 今やどこの作品もやってることだし新鮮味はないかね。
 しかも、言われて気づいたんだけどさ、こんだけ多いとはっきり言って普通の映画見てんのともう変わらないんだよな。

 普通の映画みたく色んなアングルで撮ってるのと変わらない。
 変わらない分、POVだと耳に付けたカメラだったり手カメラだったりで映像グラグラが目立つ。

 1人視点だからこそのメリットはあるんかな~って。
 悪い言い方をすると安普請を隠すイカサマと捉えられても仕方ない。

 俺はあんま気にならない方なんですが。
 物語に感情移入しちゃうタイプだから。

 一応、最後の最後はリサ視点だけになるんですが……。
 ただPOVは賛否両論あるジャンルだし嫌いな奴は本当に嫌ってるから、 言いたいことは理解できるんですよ。

 また前回の違いとして装備が新しくなったけど、その最たるドローンがあんま活躍せんかった。
 もうちょい森や魔女に対抗する所を見たかった。

 てか、こうして続編作ったの、新技術が出るのを待ってたってのもあんじゃないの? こんなもんなんかな?
 GPSもいいんですけどもっと危機感を持て!!

 相手が相手なんだし……。
 森の中なら神出鬼没、時間すら昼間を早送りで夜にしてしまう……メイドインヘブンかな?w

 とするとレーンの話ももっと見たかったよな。
 あいつが回収したテープってリサのでしょ? それを編集してサイトに載せた。

 ということは自分の死に様も映ってたと思われ。
 今流行りのループ物か。自分の未来を変えるためにってやつ。

 次作はそういう話になるんかな?

 もし本当に次作があるなら今度こそ人数揃えて平成最後の魔女狩りといきたいとこですがね。それだとプレデターになっちゃうかw

 最後の全滅エンドも変わらないし、ノコノコと森にやってきた連中が前作と同じ目に会う……。
 生き残りがいるとか一捻りあっても良かったかもしんない。

 とは言え作品としては十分面白いんすけど。
 結末が同じなのは前作見ましたか?って。また集まりませんか?って。製作者から同窓会のお便りが届いたみたいなw

 数多あるPOV作品の一つだと考えたら満足の出来。
 まぁ、ブレアウィッチは王様だから、もっと挑戦してほしいって思ったファンもいたんじゃないすかね。

 なんとなく次回作ありそうな気がするけど。 
 ホントに次回作が面白くなりそうな、そんな気がする。

 また20年後か~。
 招待状、お待ちしていますw

 では、また。