おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

下町ロケットについて、そのWOWOW

2021-06-16 00:56:00 | ドラマ作品
有名なのはTBS、阿部寛版でしょうが。
こちらはWOWOW、三上博史版。

ちょっと……泣きそうになったw
TBS版知らないけど、こっちの方が面白そうよね。

フラストレーションの上げ下げが上手い。見る人を惹き付けてくる。
良いツボ押さえてるよね。それで5話で短く纏められてるし。

主演の三上さんも役にあってます。つくづく思うけど阿部さんは濃すぎやわw
滑舌のインパクトもさることながら、あんな日焼け長身ムキムキの町工場の社長なんておらんやろ

もうちょい普通のおっさん、ハゲデブの人に任せてほしいけど。
三上さんぐらいのシュッとした感じ、地味さ加減でちょうどいいかな。

阿部さんいない代わりか知らんけど、女優の演技がくどかったのがなw
嫁やら娘やらの下りいるんかね? 最後ちゃちゃっと済んじゃうし。

大団円なのはいいけどさ。WOWOWは男子校でええねん。
では、また。



メガバンクについて、その最終決戦

2021-06-10 00:43:00 | ドラマ作品
劣化半沢と話題のドラマw
きっかけになる長期債購入の理由、頭取が能天気すぎとか気になる所はあるけど、まぁ、たまにはこんなバカっぽいドラマもいいですかねw

なんか少年漫画みたい。なろう系でもあるんかな。
敏腕ディーラーが銀行内の勢力争い、金融庁の圧力、外資ファンドの脅威に立ち向かっていく。

キャラも立ってる。ナニワ双子達磨に香港眼鏡出っ歯に日米レズカップル。BATとかとんでもないチート設定やしなw
ストーリーよりそういうノリや勢い重視の作品。TPPが絡んでけっこう世界観も広くて見応えもある。五条さんの考えも分からんでもないしな。

人によっては外身だけ取り繕って中身ガバガバに見えるかもだが。
あんま重苦しくもないし、サクサクと見れる。

WOWOW製はそういう見やすさ重視みたいなとこあるよね。
最近WOWOWドラマばっか見てるわ。一度見始めると止まらんのんじゃ~。

では、また。



株価暴落について、その「どしゃ降りの日に傘を貸す」

2021-06-06 00:23:00 | ドラマ作品
白水銀行の会議室では議論が紛糾していた。
大手スーパー・一風堂への追加融資に反対する板東。融資を強行しようとする二戸。

二人が睨み合う最中、その議題である一風堂で突如爆発テロが起きる。
陰謀渦巻く嵐へと発展する事件。銀行マンの誇りを賭けた、板東の闘いが始まろうとしていた──。


さすが池井戸潤原作。ヒットメーカーなだけあって面白い。
でも、タイトルと内容は全く関係ないw 経済というよりサスペンス物。

株価は最後のトリック?になるんかな。
銀行・警察・企業の三つ巴。それぞれが争い縺れ合い、やがて一つの答えに辿り着く。

まぁ、政治家だの汚職だのテンプレですが。
そこまで複雑でも重くもないし、シンプルな話。

銀行マンとは? 融資は人を救えるのか。
勧善懲悪の話でもある。二戸さんかわいそうだけどね。

父が挫折した夢、果たせなかった野望。
親が子に想いを託すのは悪いことじゃない。それでも引き受け方が悪かった。

しんがりの梶井さんとは違うよね。
子供は親の背中を見て育つ。劣等感を与えるような渡し方をすると人は修羅になる。

出世は目的になりえないってことなんやろな。仕事の中身にはなりえない。
せめて二戸さんに子供がいなかったのが救いかな。

板東さんは誇りのためか。
織田裕二さんがやるとまんまSUITだけどねw

では、また。




しんがりについて、その山一證券 最後の聖戦

2021-05-25 13:26:00 | ドラマ作品
山一證券。四大証券と謳われた名門は1997年11月、突如として破産。
創立100年を節目にして自主廃業を選択する。

グループ会社含め社員1万。当時内定が決まっていた490人が一瞬で前途を失う。そして何より会社に資産を預けていた顧客は大パニックを起こす。
なぜ山一は消え去らねばならなかったのか。真実を追い求めた「殿軍」の物語。


正直、泣いちゃったわ。
これ見て感動しない日本人はいないと思う。もしグダグタ抜かす奴がいたら俺が殴る。それほどの傑作。

最高に面白い。半沢より面白いと思う。
まぁ、敗軍の美学。判官贔屓まるまるなんだけどさw

一番有名なのは野沢社長の謝罪会見なんでしょうが。
それ以前それ以上の話。野沢社長がかわいそうのは確かなんですけど。就任3ヶ月で会社が潰れるしw

でも、「知らない」で済まされるわけじゃない。
結局は口どめに加担したから。野沢社長に同情的な意見多いけど、この人を英雄として描かなかったのはすごい良いことだと思う。

背信の階段。すごいよね~。営業特金だの総会屋だの。
飛ばしに花替え。内務官僚に社内政治か。

同情ってわけでもないけど。なんというか……
社員も悪くないとはいえ無知すぎた。てか、営業マンにそのまま株を運用させるって意味不。この時代、プロのトレーダーとかいなかったんかな?

原因の大元を作った事業法人部は逸早く再就職で逃げ仰せるという。
まぁ、残る方がバカって考えも分かるんだが。

それでも過ちを正す。反省を貫く。その姿勢、嫌いじゃないよ!!

事前にwikiだのYouTubeで下調べが必要とも思うけど、用語も途中で挟んでくれて親切。初見でも見易い。
萩原聖人さんがうざったいくらいw 実写カイジで藤原竜也さんがイジられたりするけど、この人もカイジ声優なだけあって自己主張強いw

アジトの友情や連帯感。感動した。
潰れた会社にどうしようが、そりゃ無意味です。誰でも分かることなんです。

それでも踏みとどまる。日本人の心だと思う。
では、また。



チェルノブイリについて、そのウソの代償

2020-06-18 08:54:00 | ドラマ作品
「ゲームオブスローンズ」で有名なHBO制作ドラマ。
ゲームオブスローンズとか欠片も見たことないけどw

しかし、このドラマ 超絶!! 面白いぞ~。
本来は面白いとか言っちゃいけない内容なのは分かってるが……

作品として完成度凄い
文句無し。チェルノブイリ原発事故の決定版。チェルノブイリ関連でこれ以上のは作れんな。

実話ならではの緊迫感緊張感を維持しつつ、物語を展開する。 
素晴らしい構成力。被爆描写もリアルだった。

もうちょい掘り下げてほしいキャラもいたけどね。出てきたは良いものの、その後パタッといなくなったり。そこは尻切れトンボな気がして残念な部分。

グルホフ好きだからもっと見たかった。
ウラナおばさん嫌い。レガゾフ博士いじめるもん。

全5話でしっかり纏められていたが、後もう1話あったら……まぁ、これ以上贅沢を言ってもねw

それにしてもほとんど実在の人物なのが凄いな。

原発の作業員も科学者も消防士も名前が残っとる。
そんだけ重大事故ってことなんだろうが。

最初はイグナテンコが主人公だと思ってたわ。
あの夜、もし現場に行かなかったら……体制下だとそういう選択肢はなかったんかね?

リュドミラ姉さんには正直イラッとしたw
妊娠分かってて会いに行っちゃうんだもんなぁ。本人に取材したり許可は得てるだろうから本当の話なんだろうけど……ここは放射能の怖さを端的に表してるんかな。

目に見えない、自分だけは大丈夫……コロナ禍とも通ずるものがあるな。人間はとにかく安心を求める。そのためなら嘘でも信じる。
女の子は早死してしまったが、その後生まれた息子と暮らしてんのが唯一の救いか。

そして何と言ってもレガゾフ╳シチェルビナのコンビ。
最初は立場の違いこそあったが徐々に友情が生まれ、やがて真実が二人の仲を永遠に引き裂くことになる……。

劇中でレガゾフも言うてたが、適任者ちゅーか不思議よなこれ。もしこの二人がチェルノブイリに行ってなかったらどうなってたか。
日本も吉田昌郎所長がおらんかったらどうなってたか。運命は存在する。

真実が見つかる時を待ってるなら、人は選ばれる時を待っているんかね?

嘘の代償で多くの人間が死に、真実と向き合い続けた人は英雄になる。

チェルノブイリは嘘の甘さと真実の過酷さを象徴する、人類共通の遺産なんだろう。

では、また。