おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

エリートスクワッドについて、そのブラジル特殊部隊BOPE

2022-09-12 15:17:00 | シリアス・サスペンス

 本国ブラジルでは国民的作品なんだとか。
 ずっと見たかった映画。ようやく視聴。
 
 期待してたのと、ちょっと違ったが。
 ブラジル、南米の実状。怖さ、闇の深さ。

 だからこそ。そのままのリアリティ。
 てか、BGMめちゃめちゃカッコいいw ここはさすが南米っぽい。


 Batalhao de Operacoes Policiais Especiais。頭文字を取って、BOPE
 日本語での正式名称は特殊警察作戦大隊

 リオデジャネイロ州を管轄する警察部隊。
 日夜マフィアと鎬を削ってるだけあり武闘派。そして悪名高い。

 10代の子供を偽装殺人したのではないか、とか。
 かなり弾圧的な捜査をしてて問題視されてるらしい。

 まぁ、綺麗事じゃ済まないことも映画を通して伝わってくる。
 お国柄ってのがあるからね。とやかく言うまい。


 てか、これ続編じゃんw

 2って出てたから、なんかおかしいな~と思ってたら。
 まぁ、別に見てて問題は一切なかったけどねw

 元は『Elite da Tropa』という小説原作。
 原作者には現役の隊員も含まれてて、かなり精巧なんだとか。

 当時公開されてたアバターに勝ったほど。面白さは鉄板。
 良い意味で前作が気にならないくらい見易く作られてるかな。

 悪を排除したはずなのに、次の悪がまた蔓延るとこ。
 恐怖というより闇だよな。ホント。

 意外、と言ったら失礼だが。けっこう骨太な社会派映画。
 かつ娯楽性・テンポもある。ブラジル版『カリードの道』。


 主人公はBOPEを率いるナシメント中佐。劇中で公安局次官へ昇進。
 物語は中佐の語りで進む。この人の名前さえ覚えておけば大丈夫。

 ついでにフラガ議員も。中佐とライバル関係。

 後はマスコミに政府。市民。誰もが味方という訳でもなく。
 かと言って敵というわけでもない。三竦みで板挟み。


 中間管理職の大変さを皆で味わいましょうw
 では、また。