宮崎駿監督の物真似をするYouTuberがおりまして。
最近めっちゃハマっちゃって。特に、風立ちぬの製作会議で庵野監督の声に惹かれる宮崎監督とか。
腹抱えて笑った。どのジャンルにも開拓者がおるんやな。
すっかり洗脳されたか分からんが、衝動的に見に行っちゃいました。
スタジオジブリ、宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』。
何やら賛否両論、物議を醸してる問題作らしいですが。
ジブリを劇場で見るって何年ぶりやろ。
千と千尋は見た。その後はどうやったか。記憶も定かではないくらい超久々の視聴。
てか、YouTubeにすら未だ予告映像がないという。前情報一切なし。
普通なら行きませんが、宮崎監督も80歳を越え、やっぱ最後の作品になるやろし。記念にもなるかなと。
噂だと”君たちはどう生きるか“と題した”ナウシカ2“なのではないかって話だったが。
見てみたら全く違ったw 良くも悪くも予想を裏切る作品だったかな。
原作は吉野源三郎氏が1937年に上梓した哲学書?とのこと。
まぁ、タイトルを借りただけで、本書とは違う内容なんだろうけど。
要は普通のファンタジーでしたかね。いつものジブリというか。
ストーリーは、第二次世界大戦末期、裕福な工場長の息子・眞人。
母を空襲で亡くし、しばらくして父と共に田舎へ疎開。
そこで待っていたのは、父の後妻。母の妹であるナツコだった。
という導入。まさかのリアル路線で一瞬ハラハラしました。
蛍の墓展開も有り得る。どこ連れてかれるのか、先行きが見えませんでしたが、中盤から一気にファンタジー。
しっかりジブリ。千と千尋展開でしたw
一応、原作書が劇中に登場します。
亡くなった母が、大人になった眞人に読んでほしいと願った本が『君たちはどう生きるか』なのでした。
物語にどう掛かってるかは分からん。
が、哲学書が原作という、一見小難しそうだけど、見たら見たで普通に楽しめる映画やったとは思う。
内容はさっぱり、本当に意味分からんw
疎開先は母方の実家で、その側に建つ塔が異世界へ通じてて。
しかも、その塔は空から降ってきた隕石を骨組みにして作られたという。
な? 意味分かんねーだろ?w
ちなみにポスターに映ってる鳥。俺はてっきり主人公か思ってましたがサブキャラです。で、中身はおっさん。嘘は言ってないw
鳥人間?っぽいキャラで、絶対にナウシカに繋がるんや思ってたのに全く違ったわw
ホント、訳分からんけど、ただ面白いは面白い。
レビューでよう見た「説教臭い」とか、そういうのはなし。
てか、こんな的外れなレビュー、誰が言い出したんや?
一応、メッセージ性みたいなんはあるにはあるけど、それも「原作書を一度読んでみてください」って雰囲気、程度のこと。押し付けがましい展開もなし。
ちょっとファンタジーとしては淡白だったかなとは。豪速球や変化球を想像してたら、緩い直球バシッと決められて肩透かし感、否めない。
いつものジブリみたいな、がっちりした話ではなかったかも。
ブレイブストーリーとか英雄の書とか。宮部みゆき式の世界観に近いというか。
全体的にシンプル。キャラも少ないし。敵は謎のインコ軍団だしw
オチも「終わり!?」って感じ。まぁ、すっきり終わってはいたが。
米津玄師さんの歌は良いですね。しばらく余韻で立てませんでした。
少なくとも駄作ではないんで。気になってる人、前情報なしで見るの迷ってる人はぜひ見に行った方が良いと思います。
ハッピーエンドだし、安心して見れます。とにかく見ておいて損なし。
内容の方は考察班がじきに解読してくれるでしょうw
深く考える必要もなく、気楽に見れる作品でもあります。
では、また。
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