見てた時は知らなかったけど、後で調べて絶句。
瀬々敬久監督やないけ。
あの脅威の鬱映画「楽園」を生み出した監督。
危ない。この人の映画見るのは地雷踏むのと一緒w
「楽園」は面白いは面白いけど、救いの無さったらないからな。
モデルになった事件の死刑囚が公開直前に刑執行されたり。
ヤバすぎる。
ただ今作はその反省を生かしたのか、かなり明るい仕上げになってると思う。
まぁ、前作がショッキング過ぎて、対比で良いと感じてるだけかも。
ちなみに「64」の監督でもある。この映画は別に見なくていいw
主人公は3人の母親。
それぞれキャリアウーマン、専業主婦、シングルマザーと家庭環境は違えど、小学5年生「石橋ユウ」という同性同名の子供を育てている共通点を持つ、3組の母子の生活を描いたオムニバス作品。
見所は女優と子役のバトルになりますかね。かなり白熱。
これ演出できる瀬々監督、やっぱタダ者じゃない。
特にシンママ演じる高畑充希さん。母性もといバブみ。良いな~と思いながら見てましたw
母親の可愛いらしさというか、こんな母ちゃん欲しいよ……
難点を言うとしたら、ただただ見にくい。
3組の母子の物語なんすが、話が転々としてて巻き戻しながら「どこまで進んだっけ?」って何回も確認してました。
楽園も多キャラでしたけど、あれは構成がかなりしっかりしてたんだなと改めて実感。
今作は若干失敗。必要とはいえ無駄な部分が多すぎた。
しかし、物語はハッピーエンド。
紆余曲折、母子の絆。底辺からの再生。よく描けていたと思う。正直、途中からどうなるかと思ってたからホッとしたw
コロナ禍の一つのオアシス。おすすめです。
では、また。
映画版「64」↓
近々、最新作「とんび」が上映されるそうな。
これもけっこう楽しみ。
なんてったって重松清さんの有名小説でハッピーエンド確定。
安心して見れるというものw
それに瀬々監督の解釈見てみたい。
ただのハッピーエンドじゃない。
また違った趣向があるんじゃないか。
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