おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

明日の食卓について、その石橋ユウ

2022-03-24 04:29:00 | 邦画
 
 見てた時は知らなかったけど、後で調べて絶句。



 瀬々敬久監督やないけ。



 あの脅威の鬱映画「楽園」を生み出した監督。
 危ない。この人の映画見るのは地雷踏むのと一緒w

 「楽園」は面白いは面白いけど、救いの無さったらないからな。
 モデルになった事件の死刑囚が公開直前に刑執行されたり。

 ヤバすぎる。
 ただ今作はその反省を生かしたのか、かなり明るい仕上げになってると思う。

 まぁ、前作がショッキング過ぎて、対比で良いと感じてるだけかも。
 ちなみに「64」の監督でもある。この映画は別に見なくていいw

 

 主人公は3人の母親。
 それぞれキャリアウーマン専業主婦シングルマザーと家庭環境は違えど、小学5年生「石橋ユウという同性同名の子供を育てている共通点を持つ、3組の母子の生活を描いたオムニバス作品。

 見所は女優と子役のバトルになりますかね。かなり白熱。
 これ演出できる瀬々監督、やっぱタダ者じゃない。

 特にシンママ演じる高畑充希さん。母性もといバブみ。良いな~と思いながら見てましたw
 母親の可愛いらしさというか、こんな母ちゃん欲しいよ……

 難点を言うとしたら、ただただ見にくい。
 3組の母子の物語なんすが、話が転々としてて巻き戻しながら「どこまで進んだっけ?」って何回も確認してました。

 楽園も多キャラでしたけど、あれは構成がかなりしっかりしてたんだなと改めて実感。
 今作は若干失敗。必要とはいえ無駄な部分が多すぎた。
 
 しかし、物語はハッピーエンド。
 紆余曲折、母子の絆。底辺からの再生。よく描けていたと思う。正直、途中からどうなるかと思ってたからホッとしたw

 コロナ禍の一つのオアシス。おすすめです。
 では、また。


映画版「64」↓






 近々、最新作「とんび」が上映されるそうな。

 これもけっこう楽しみ。
 なんてったって重松清さんの有名小説でハッピーエンド確定。

 安心して見れるというものw
 それに瀬々監督の解釈見てみたい。

 ただのハッピーエンドじゃない。
 また違った趣向があるんじゃないか。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿