退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

噺家 桂小三治

2019年11月05日 12時10分21秒 | 日記


 独演会は、三之助さんの噺で始まりました。

少し長めの『二上がりかっこ』で真打ち登場。
昼の部でしたので、幾分眠そうなことをおっしゃってましたが、師匠が高座にいるだけで、笑いが起こる雰囲気。楽しかったです。

枕は、今話題のラグビーワールドカップ。
ルールの話や、スクラムハーフの田中史朗選手とのエピソードなど、時間があっという間に過ぎてしまいました。

流石『枕の小三治』。

予定時間を押したのか、袖から声が掛かり本編「死神」に入りました。
  

「死神」は、大好きな六代目圓生師匠のものとは少し雰囲気が違っていましたが、それがまた楽しかったです。

15分の休憩を挟んで、第二部。
時間がなかったのでしょう。「小言念仏」を短めに演じて終了となりました。


お体の具合が今一なのを、NHKの番組で見ていたので、少し心配しましたが、傘寿にならんとする人間国宝。
江戸っ子噺家の粋を感じられ、少し安心しました。
これからも、お体に気をつけて、観客を楽しませてほしいです。


会場を後にし、またビールを頂いて満足して帰路につきました。
機会があったら、また、通いたいです。



<追>
 自宅に戻り、出囃子『二上がりかっこ』について調べてみたら、亡くなられた「三遊亭小圓遊(4代目)」さんも、同じ出囃子とありました。

 子どもの頃見た「笑点」での、似合わないキザぶりを、思い出しながら、昼間の余韻に浸っていました。