今日は、新富町から歩いて築地場外市場に食事に行きました。
途中築地本願寺に立ち寄り、見学しました。
築地本願寺は日本の仏教建築の中でも、極めて特異な建物です。
なぜあの姿になったのか・・・ 調べてみました。
浄土真宗 西本願寺22代宗主・鏡如上人(大谷光瑞)は、
本願寺派再興を託されておりました。
建築家・伊東忠太(東京帝大助教授)は、西本願寺の大谷光瑞の
もとを訪れたことがきっかけで築地本願寺の設計を依頼されたの
だそうです。
伊東は西洋建築を学びながら、奈良・法隆寺が日本最古の寺院
建築であることを学問的に示した建築家です。
伊東はのちに建築界で初めて、文化勲章を受章します。
「建築」という言葉を生み出した人であり、西洋建築学をベースに
しながら日本建築を見直した第一人者だったようです。
伊東は、関東大震災の影響もあり、コンクリート建築が主流に
なっていく中、日本が西洋風の時代だった当時、
「仏教はインドのもの。だからこそ、建築もインドのもので
なけねばならない」と考えて本願寺を再建したとのことです。
【オレオと散歩「なぜ築地本願寺は『インド』なのか」より】
法事をされていながら、本堂の見学も許可する・・・。
ユニークな建物と共に、懐の大きさを感じました。
築地場外市場は、かれこれ20年ぶりでしょうか。
外国の方の多さと、その場で食べさせるタイプの店が増えたことに
驚きました。
それにしても、場内市場がなくなってもこの賑わい・・・。豊洲の方が
心配になるほどでした。
チェーン店にもなっている「寿司ざんまい」の本店で、昼食を取りました。
でも、その前に「イカ焼き」「卵焼き」「イイダコ焼き」「ビール」「試食」等でお腹は満たされているはずだったのですが、とても美味しく頂きました。
これで、12時になりました。
午後は、新富町に戻って、メインイベント『桂小三治 独演会』
に行きました。
こちらは、後日アップします。