退職オヤジのひとりごと

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カオスの日々を綴ります

だまされた方が悪い?

2019年12月03日 17時52分17秒 | ニュースより

 気になる記事を読みました。 12/2毎日新聞より

 【  悪質なマルチ商法を展開していた「ジャパンライフ」の元会長が、首相主催の「桜を見る会」の招待状を勧誘に利用していたとの指摘について、衛藤晟一消費者担当相が「私はそういう方は要注意だと思って接する」などと述べた。インターネット上では「だまされた人が悪いと言っているようだ」「消費者担当相なのに消費者保護の意識が感じられない」などと批判が多数上がっている。

 <消費者担当大臣は消費者被害を防ぐ省庁のトップ>

 消費者担当相は、消費者問題への対応を一元的に担う役所として2009年に設置された消費者庁のトップだ。消費者庁のホームページには、主な仕事として「消費者への財産被害の発生や拡大を防ぐため、必要な措置を採ります」「悪質商法などに対応して、特定商取引法などの法律を厳正に執行します」などと記されている。

 実際、同庁は問題のある事業者に対して、関連法に基づき立ち入り検査や命令、勧告などを行うことができる。ジャパンライフにも16~17年に行政処分を行った。

「消費者ではなく安倍首相を守るのが仕事なのか」

 批判されているのは、先月29日にあった閣議後の記者会見での発言だ。  】



 発(失)言等で批判を受けた議員さんは、判で押したように『そのような意図ではなく、・・・という意味である・・・』的な言い訳をして、発言を「受け取る側の解釈が違っている・・・」風に釈明します。
 『そういう受け止め方をされて心外だ』ぐらいに。


 うっかり失言で、自分の辞書に『ごめんなさい』という文字がないものだから、苦し紛れに発する言い訳でしょう。

 しかし、「受け取る側の解釈が違っている・・・」という言い訳も情けないが、そのように受け止められたと言うことが、ご自分は『意図を伝える力が弱い』と言うことを公表しているとは思わないのだろうか。

 マスコミの、「発言の前後を無視してそのことばだけを切り取る」的な報道もあるかもしれないが、『伝える力が弱い』ことは『政治家として致命的な弱点』ではないか。

 『ことば』を生業とする職業は、脚本家やお笑い芸人だけではないでしょう。

 そこには、国民に自分の考え方をしっかり伝えようというサービス精神が欠落している日常があるからではないか。


 毎回、政治家の「あの手の言い訳」を聞くと、本当に腹が立つ。

 そして、囲み取材だけで済まし、しっかり記者会見をしないことも。
(囲み取材は顔なじみで厳しい質問は出ないし、対象はマスコミで国民ではない)



  衛藤晟一参議院議員 (旧大分1区→)比例九州ブロック(大分1区)・・・ 大分市