11月22日に大阪市の百貨店「大丸梅田店」に女性の性と健康に特化したフロア「ミチカケ」が誕生しました。
そこでは、フロアの女性販売スタッフのうち希望者が、生理中に「生理バッジ」をつけて生理であることを「オープン」にするというシステムが導入されているそうです。
この取り組みに対する賛否は様々だと思いますが、私はどちらかというと「やり過ぎ」と感じます。
近年、少しずつ、仕事と育児が両立しやすいように求める女性が、女性の生理を「隠さないといけないものではない」と呼び掛ける声が強くなってきているようです。
そういった「権利を声高に主張するべきだ」という考えもある一方で、「そんなことは隠していたい」「別に男性と同じように仕事がしたいわけでもない」といった考えもあるのがジェンダーの不平等問題を語るうえで難しい点のようです。
若い世代は、この問題に正面から取り組んでいるのでしょう。若い夫婦で家事の分担が進んでいることも頷けます。
今回、「フェムテック」ということばを含めて、私はこの問題を考えるきっかけとなりました。
今までの生活(関係)を居心地良く感じる私ですが、わからないということで深く考えなかったことに、少し反省しています。