https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191208-00000001-sasahi-pol
※週刊朝日 2019年12月20日号より抜粋
【 萩生田氏の政治団体「はぎうだ光一後援会」(東京都八王子市)では毎年参加者を募って4月にグラウンドゴルフ大会、5月にフットサル大会を開催している。両大会は毎年のように支出が収入を上回る“赤字イベント”として常態化しているのだ。
特に収支の差額が大きいのは、グラウンドゴルフ大会のほうだ。
グラウンドゴルフ大会の収支について、13年分の政治資金収支報告書から順に見ていくと、13年分は27万1千円の収入があった。支出は会場の戸吹スポーツ公園の利用料2万5千円、弁当代17万2500円、参加賞代10万8千円などから、後援会スタッフの経費を差し引いた金額が36万7962円で、赤字額は「9万6962円」だ。収入額を単純に500人で割ると“会費”は500円余り。スポーツを楽しんだうえ、参加賞をもらい、総菜店のお弁当に豚汁など汁物も振る舞われたようだから、参加者にとっては結構なお得感があるだろう。
14年分は27万6500円の収入に対し、支出が39万5282円で「11万8782円」の赤字。以降、15年分は「15万8561円」、16年分は「13万6813円」、17年分は「14万8621円」などと、それぞれ赤字を出している。政治資金に詳しい上脇博之・神戸学院大学教授によれば、この赤字分が参加者に対する違法な寄付になるという。 】
萩生田光一衆議院議員 東京都第24区 八王子市(21区に属する東中野・大塚以外の地域)
(当初は八王子市全域であったが、2017年の区割り変更により一部が21区に移行した)
政党の党員や後援会会員になるのは、このような美味しい話があるからではないかと勘ぐりたくなってしまう。
もっとも、この記事では公費(税金)が使われていないようなので、桜よりましか。
現政権のなぜか支持率が下がらないカラクリを垣間見るような気がする。
私たちは、「甘いお菓子をくれる大人が良い大人と信じている子供」・・・か?
都市部では、一票の価値が軽いと言われているが、地方においてもある意味一票の価値が軽いのではないかと思えてならない。