退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

巨星墜つ

2020年07月06日 22時10分21秒 | ニュースより
イタリアの作曲家<エンニオ・モリコーネ>氏がお亡くなりになりました。



私は、映画音楽の中で一番好きな作曲家で、非常に残念です。


「ニューシネマパラダイス」の評価が高いのですが、私は何といっても

『荒野の用心棒』です。
https://www.youtube.com/watch?v=s2sEXT_zXxQ




あの咽び泣くようなトランペットの音色、ラベルのボレロのごとく徐々に盛り上がっていく2分足らずのサウンドトラックの旋律を聴くと、毎回涙が止まりません。



『荒野の用心棒』は黒澤明監督の「用心棒」を西部劇にリメイクしたものですが、「用心棒」に勝るとも劣らない<マカロニウエスタン>の傑作と云えます。

ジョン・ウエインを代表とする本家の西部劇にはない泥臭さが良い。


ヒットの要因は、セルジオ・レオーネ監督の演出、主演のクリント・イーストウッドの魅力もありますが、私の中では<エンニオ・モリコーネ>氏の音楽が一番です。



彼の作品には「さすらいの口笛」や「夕日のガンマン」など心を揺さぶられるものが多いです。




「エンニオ・モリコーネ氏逝去」の報は本当に残念なニュースです。

今晩は彼の作品をYouTubeで何回も何回も何回も聴こうと思います。


心よりご冥福をお祈りします。