三浦春馬さんについて、先日触れました。
有名人の自殺は、その報道に難しさがあるようです。
それは、この報道により、多くの悩みの中にいる青少年が、一つのハードルを越えてしまう危険性があると云うことです。
そのことを意識した報道姿勢をとったマスコミもあったようです。
しかし、今日のニュースで愕然としました。
詳しくは、BIGLOBEニュースを見てください。
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0720/blnews_200720_4884810424.html
芸能界は、ゴシップ記事などお騒がせが多いですが、それも「芸能人の生きる術」と捉えれば、有りかなと思うのですが、今回の不幸に対する取材姿勢はやはりいただけない。
以前、台風の被災地に入ったレポーターが、避難所で苦しんでいる人に無礼な態度をとって顰蹙を買っていましたが、災害報道と芸能ゴシップの区別が付いていないマスコミがいるのは、本当に残念です。
今回の三浦春馬さんはゴシップではないでしょう。読者のレベルがそんなに低いはずはない。
マスコミは、民主主義を支える社会の力であり、その役割を理解しないと、マスコミが持つ力のみが暴走して、やがて社会が良からぬ方向に流されていく。
今回の下品な取材姿勢が、「蟻の一穴」ではないことを祈るばかりです。