『破天荒』という本を読みました。
高杉良さんの自伝的内容で、まさしく破天荒な生き方だったと想像できました。
石油化学関係が中心で、知らないことだらけで難儀しましたが、読み続けました。
高杉良さんの今日に至るまでの記録のような展開でしたが、最後の最後に記されていた「 日本社会への提言 」のような一節がとても印象に残りました。
それは、
①役人は「日本は国家としてどうあるべきか」を考えなくてはいけない。
役人の見る先は政府や総理大臣ではいけない。国民一人一人であるべき。
②企業経営者は内部留保に固執して小粒化してはいけない。
③メディアが劣化している。
これら問題点は、
・社会が高齢化している。
・女性が社会に登用されていない。
などが原因の一つとしています。
そして、政治家への忖度やデータの改竄を強いられた結果、官僚を目指す若者が少なくなったことを嘆いていました。
最近読んだ本にも同様のことが書かれていました。
大変勉強になりました。