退職オヤジのひとりごと

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カオスの日々を綴ります

大会出場辞退

2021年07月18日 04時47分26秒 | ニュースより


優勝候補、無念の出場辞退 泣き崩れる部員 高校野球鳥取県大会

https://news.yahoo.co.jp/articles/2530685c3a9115f55782f8eea4775eafb95200c4

 

 

私は、高校野球至上主義でもなければスポーツ至上主義でもないのだが、この判断は疑問を持たざるを得ない。


片や、濃厚接触者でも試合直前のPCR検査で陰性が確認されれば出場可能なオリンピック。
片や、関係者一人のPCR検査陽性で全員の大会不参加が言い渡される高校野球。

 

暴力や飲酒喫煙などの事件と違い、コロナ観戦は不可抗力の事故と云えないだろうか。

 

県高野連の規定は知らないが、PCR検査でも即日結果が得られるものもある。

「関係者」が誰を指しているのか解らないが、その人の立場になればいたたまれない。

 



野球は塁上のクロスプレー以外は接触プレーはないし、屋外でプレーヤー同士の距離も取れる。

極端なことを云えば、熱中症の危険もあるがチームの全員がマスクをして無音でのプレーでもよかったのではないか。

 

プロ野球はチームメートに陽性者が出ても、観客を入れて実施しているではないか。

 


一生残る高野連や社会に対する不平等感とそこから発生する不信感、ましてや大好きな野球に対して遺恨が残るのではないか。
そんな気持ちを背負って、今後の人生を送らざるを得ない10代の選手たちに、掛ける言葉が見つからない。

 

 

最後の大会に参加できなくなったのは「コロナ」の所為といえるが、心に大きな傷を負うのは首尾一貫しない「社会のコロナ対策」の所為と云えないだろうか。