熱海で土砂災害がありました。
お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
災害救助にあたっている方々はくれぐれも二次災害に気をつけて頂きたいです。
今回は、災害発生の瞬間が動画として流れています。
どんなコメンテーターが雄弁に語るよりも、この画像は自然の怖さを我々に伝えてくれます。
近隣住民が撮った映像が、全国ネットに流れることが今風だと感心させられました。
撮った方も、身の危険を感じたことでしょう。
更に過激な映像を撮ろうなどと、危険な場所に近づいて災害に遭う人が出ないことを祈るばかりです。
気になったことは、避難指示が出ていなかったことです。
でも、これは行政を責められないでしょう。
それは、今回の土石流発生が、これまでの「集中豪雨型被害」ではなく「継続的長雨」による現象だったからです。
土砂崩れなどの災害は、近年多発している集中豪雨で起こるのかとばっかり思ってました。
今回の災害をしっかり検証して、対策を立てることになるでしょう。
その対策は、『擁壁』や『砂防堰堤』などだけではなく、命を守るための避難に特化すべきじゃないだろうか。
それだけ、今回の映像は衝撃的だったと思えるのです。
また、開発の仕方についても再考が求められるでしょう。
今回の土石流は、上流側の伊豆山地区の山の中で、開発のために土が盛られていた斜面が大きく崩れていたことがわかっています。
やはり人工物はもろいものなのでしょうか。
「土砂降りでなくても、避難指示を出す・・・」
そんな時代なのかも知れません。
また飲みに行きたいです🙇♂️
有難うございました。