退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

NHKスペシャル

2020年12月14日 08時58分47秒 | テレビを見ました


12/13 NHKスペシャル を見ました。

逼迫している医療現場の現状をリポートしていました。

 


国は入院患者に対する新しい基準を12/2に示しました。

しかし、コロナ患者に対する医療従事者に関して、基準となる人数が示されているのでしょうか。
感染症法に記載されているのでしょうか?

職種の特殊性を考慮しつつも、労働基準法に照らし合わせて、対コロナにおける医療現場の基準を示すべきです。(感染症における基準はあると思いますが)
それは、人の命に直結する職場だからです。

労基法

休憩について 

 


以前、夜行バスツアーにおける常務委員の過酷な勤務状況による事故(関越自動車道高速バス居眠り運転事故)が起こり、夜行バスにおける乗務員数の新しい基準が示されました。

高速乗合バス及び貸切バスの交替運転者の配置基準について

基準を作ることは出来るのではないでしょうか。「速さ」が求められています。

 

 

今現在、医療従事者の新しい基準を設けても実施不可能かも知れません。

しかし、推奨する形から基準を示し、不足数を算出して人員確保のための「財政的支援」「教育の充実」などの措置を執るべきでしょう。

「教育の充実」はやがて来るであろう「コロナに代わる新感染症」のためであり、緊急に出来ることはやはり「財政的支援」だろう。


また、専門家会議または分科会のような諮問機関と政府との関係を明確にする必要を感じます。

新型インフルエンザ等対策有識者会議の開催について
 

新型コロナでは、有識者会議・諮問委員会・分科会は内閣総理大臣が指名します。
素人の総理大臣が指名出来るのか?
やはり、そこには政策的思惑は入り込まないのか?

 

 

 

旭川吉田病院では寝たきりの患者が感染しました・・・なぜでしょう? 

誰がウィルスを運んだのでしょう? 家族の人達とは考えられないだろうか。

だとすれば、「65歳以上」「基礎疾患のある者」という縛りは、何を意味するのだろうか?

 

 

 

患者の介護が医療スタッフの負担となっている・・・介護職のプロの派遣は出来ないのか・・・介護職の労働条件が悪く、慢性的なスタッフ不足がそんな選択肢を阻んでいる気がします。

 


ベッドや医療スタッフの不足から、延命治療を受けるかどうかの判断を迫られている。
その究極の選択は家族に任されている・・・身内の命を諦めろという決断を家族が出来るのだろうか。

 

 

 


新しく知ったのは、感染における『コミュニティー(毎日会う家族友人同僚)』という単位の考え。

個人の1週間の行動に於いて、コミュニティー【内】の人数とコミュニティー【外】の人数の関係が

【内】 > 【外】 から 【内】 < 【外】 になった時に感染拡大が劇的に広まっているということが統計的に証明できたようです。

私が頻繁に会う人は、家族1、職場15、買い物や外食4の合計20人=コミュニティーとすると、1週間で20人以上の人と会うと感染リスクが非常に高まるということです。

「会う」ということは、「挨拶や少し会話をする」ということで判断しました。 

 


その反面、こんな記事もありました。
「屋外でのマスクは不要」間違いだらけのコロナ対策を専門家が指摘する!

 

コロナ対策の過剰な反応による対策疲れに対する警鐘と捉えて読みました。

 

 


兎も角、政府が決断を下さなくてはならない局面なのですが・・・。

 

 


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3 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-12-14 10:30:09
Huff Post の「メルケル首相、感情を露わにしてドイツ国民に訴える。『祖父母との最後のクリスマスにしないで』(新型コロナ)」

https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/0c83c643d64e8e71e43054c75c890dbb

の記事と動画を是非覗いてください。

立法するのが国会ですが、事件が起これば厳しく法律に照らし合わせて、日頃は法律を作りっぱなしなんですかね!

電通で東大卒の電通女性新入社員が自殺したことが問題になった時は、ビル全体の電灯も早く消して、社会は袋叩きにしたかと思いましたが、持続化給付金「中抜き」疑惑とアベノマスク──不透明取引の. 業務の大部分はサービスデザイン推進協議会から電通に「再委託」らしいし、まあ経産省との癒着なんかは見たくもありませんね!
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コメントありがとうございます (退職オヤジ)
2020-12-15 06:20:59
メルケル首相の発言は、他国ながら感動することが多いです。

移民政策で一時期支持率を下げましたが、やはり信頼できるリーダーの位置は揺るいでいないようです。

官僚が作ったかと思われる文章を、プロンプターを使って伝えている・・・アナウンサーのようなコメントとは、雲泥の差といわざるを得ません。

行き着くところ「ことばの力」は肩書きではなく人柄なのかと思えます。
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Unknown (小父さん)
2020-12-15 18:27:47
感謝です!!!
1~2週間前にNHK+というのかPCでNHKを観ることが出来る手続きをしたところでした。

今、12/13 NHKスペシャル をすべて拝見したところです。

私もテレビの討論解説ほかはだいぶ観ましたが、
昨日のGo Toトラベル中止を決めたのも、総理、官房長官、西村担当相、田村厚労相のど素人4人だけで官僚も入れずに会議をしたとか。

彼らこそ、この番組をしっかり観てもらいたいですね。
政権への影響、経済問題くらいしか考えていないのではないですか?

少なくとも医療崩壊については、口先には出しても、私は全く頭にない気がしてきました。

何がオリンピックか!と言いたいですね。

私のフロリダのブログ訪問先には「かる~い」ブログが書かれていますが、フロリダの1日の感染者が1万人超になったり、カリフォルニアが2万7000人なんて書いていましたので、ふと「医療崩壊はしていませんか?」と尋ねたところコロナの第一波で崩壊していると返事をもらいました。

きっとヨーロッパ先進国も同じ状況なんでしょうね。

日本は献身的な医療従事者が、かろうじてその崩壊を支えてくれているんだろうと感じました。NHKの日曜討論にしろ、「あれもやってます、今後これもします」的なほんと机上の政府の守りの議論しかやっていない気がします。コロナ対策をやるには「どーんと大きな予算」をつけたら医療従事者もスタートラインに立つことが出来るのではないかなどなどこのNHKスペシャルを感動的に観ました。

有難うございました。
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