ちょっと前のニュースですが、「よくわからない」・・・いやもしかしたら「よく見えた」かも知れない素通りできないニュースがありました。
イスラエル首相、緊張高まる米議会で演説-両国「結束」の必要性訴え
入場時の拍手は兎も角、戦争当事国代表の演説に対するスタンディングオベーションは闘う事を良しとする国家の表れで、和を以って尊しとする日本文化の対極にあるものかもしれません。
ガザ人質解放を確信、イスラエル首相が米議会演説 議事堂周辺では抗議も
あのスタンディングオベーションは、誰に向けて行ったいるのだろうか。
ネタニヤフ首相に対して行っているのであれば、『自国の価値観を戦争に勝つことにより世界基準に位置づける』アメリカ式の考えに合っていると云うことでしょう。
首相ではなく、ユダヤ系米国人に向けて行ったのであれば、票獲得、献金集め以外の何ものでも無いと云えるかも知れません。
「議員になって何をするか」ではなく「議員になるために何をするか」という行為は、日米共通している感があります。
両方ってことも考えられる・・・?
政治はそんなに単純なことじゃない・・・と、お叱りを受けるかもしれないが、世界が狭くなって相互関係が複雑になった今日、絡みついた枝葉ではなく単純に全体を見ようとすれば、意外と根幹が見えやすくなるのかもしれないと思っているのです。
(単に、複雑に絡みつく枝葉に考えが及ばないだけ・・・ともいえるのですが)
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