退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

体力が・・・

2019年12月25日 18時04分37秒 | 時事問題

 <スポーツ庁調査で小5の体力・運動能力が過去最低に>
          12/23(月) 19:12配信 日刊スポーツ

 【  スポーツ庁は23日、2019年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表し、小5では08年度の調査以降最低となった。

 調査対象は小学5年約105万人と中学2年約96万人で、50メートル走、立ち幅跳びなど実技テスト8項目の調査を点数化し、本年度は男女ともに前年を大幅に下回った。主な背景として、授業以外の運動時間減少、スマートフォンなどの使用時間増加、肥満の増加、小学生は朝食をとらない児童の増加を挙げている。鈴木大地長官は「大変に重く受け止めている。早急に対策を考えたい」と話した。  】



 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は、小学校5年生(11)と中学校2年生(14)を対象に行うものだから、毎年被験者は違っています。
 特に問題なのは、ここ数年上昇傾向にあったものが、小5、中2ともに下落していること。 
 小学5年生は生後から現在までの生活習慣の何がそれまでの世代と大きく変わったのか検証すればよいと考えます。

 しかし、中学2年生は、3年前彼らが小学5年生の時(H28年度)の結果を見た時、他世代と大きな差が見られなかったのだとしたら、由々しき事態と考えざるを得ません。

 小学5年から中学1年までの生活で何が変わったのか?



 昨年度、スポーツ庁は中学校高等学校向けに、『部活動の在り方に関する総合的なガイドライン』を策定しました。(この提言は、生徒の活動状況の改善を謳っているが、顧問である教職員の労働時間軽減策としての側面も否定できない)
 そのことにより、特に中学校の部活動に関して、その活動時間が短縮される傾向にあるようです。

 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は年度初めに実施されているので、来年度以降部活動時間が少なくなったことによる結果の推移が注目されるところです。



<部活動の在り方に関する総合的なガイドライン>
 義務教育である中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校 前期課程、特別支援学校中学部を含む。以下同じ。)段階の運動部活動を主な対象とし、生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち、運動部活動が以下の点を重視して、地域、学校、競技種目等に応じた多様な形で最適に実施されることを目指す。

議員逮捕

2019年12月25日 17時18分38秒 | ニュースより

 遂に秋元議員が東京地検特捜部に逮捕されました。以下、ニュースから。

 【  日本での統合型リゾート(IR)事業参入を目指していた中国企業に便宜を図った見返りに現金など370万円相当の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は25日、収賄容疑でIR担当の内閣府副大臣だった自民党衆院議員の秋元司容疑者(48)=東京15区=を逮捕した。中国企業が数百万円を不正に持ち込んだとされる外為法違反事件は、IRをめぐる現職国会議員の汚職事件に発展した。

 贈賄容疑で逮捕されたのは、中国企業日本法人元役員ジェン・シー容疑者(37)と、いずれも中国企業「顧問」紺野昌彦(48)、仲里勝憲(47)両容疑者。特捜部は秋元容疑者を含む全員の認否を明らかにしていない。

 中国企業は深センに本社を置き、オンラインくじ事業などを手掛ける「500ドットコム」。2017年7月、日本でのIR事業参入活動の拠点となる日本法人を都内に設立した。
 ドットコム社の最高経営責任者(CEO)は同8月、那覇市のIR関連シンポジウムで秋元容疑者と共に講演。北海道留寿都村での事業展開を計画した観光会社(札幌市)に出資の意向を示し、秋元容疑者も村幹部や同社幹部らと面会していたという。
 村でのIR施設開業は頓挫したが、特捜部は、秋元容疑者が村幹部らとの面会などを通じ、ドットコム社側に便宜を図ったとみているもようだ。  】

 秋元氏は、政党を渡り歩いた小林興起元代議士の秘書として政界に関わり、東京・下町を選挙区に、陳情を幅広く受け入れる政治家として知られているようです。
 17年8月から19年9月まで内閣府副大臣で、衆院内閣委員長としてIRを担当していました。

 議員には、「不逮捕特権」があるので、議会終了後のこの時期の逮捕となったのでしょう。


 不確かな情報すが、中国では公然と「賄賂」が横行していると聞きました。

 ドットコム社側では当たり前の「金品のやり取り」に、まんまと引っかかったのでしょうか?

 外貨で潤う前に、自分の懐を潤してしまったようです。

 普段から国会議員の立場で「陳情を幅広く受け入れる」というのもどうなんでしょう?



 吉村大阪府知事は、記者団から、今回の逮捕がIR誘致のスケジュールに影響を与えるかどうかを問われ、「国が決めていくことだからなんとも言えないが、この件は議員に問題があることで、IR事業そのものに問題があるとは思っていない。国にはきちんとした手続きにのっとって進めてもらいたい」と述べました。

 日本は今のままでも『ギャンブル大国』なんだそうです。(町々にパチンコ屋さんがあったりします)
 当然依存症対策や、年齢制限などの対策は十分に進んでいるとは考えにくい現状です。(主婦のパチンコ依存症なんてよく聞く話です)

 いい機会ですので、慌てずにしっかり考えた方がいいです。

 泡銭を稼ぐことより、基本的な国の体力をつけることが大切だと思うのですが。

 私は『統合型リゾート地』よりも、普段の『美しい日本』を見てもらい、親しみを感じてもらいたい。


秋元司衆院議員  東京第15区:江東区

グランドゴルフ大会

2019年12月23日 06時37分48秒 | ニュースより

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191208-00000001-sasahi-pol
※週刊朝日  2019年12月20日号より抜粋

 【  萩生田氏の政治団体「はぎうだ光一後援会」(東京都八王子市)では毎年参加者を募って4月にグラウンドゴルフ大会、5月にフットサル大会を開催している。両大会は毎年のように支出が収入を上回る“赤字イベント”として常態化しているのだ。

 特に収支の差額が大きいのは、グラウンドゴルフ大会のほうだ。

 グラウンドゴルフ大会の収支について、13年分の政治資金収支報告書から順に見ていくと、13年分は27万1千円の収入があった。支出は会場の戸吹スポーツ公園の利用料2万5千円、弁当代17万2500円、参加賞代10万8千円などから、後援会スタッフの経費を差し引いた金額が36万7962円で、赤字額は「9万6962円」だ。収入額を単純に500人で割ると“会費”は500円余り。スポーツを楽しんだうえ、参加賞をもらい、総菜店のお弁当に豚汁など汁物も振る舞われたようだから、参加者にとっては結構なお得感があるだろう。

 14年分は27万6500円の収入に対し、支出が39万5282円で「11万8782円」の赤字。以降、15年分は「15万8561円」、16年分は「13万6813円」、17年分は「14万8621円」などと、それぞれ赤字を出している。政治資金に詳しい上脇博之・神戸学院大学教授によれば、この赤字分が参加者に対する違法な寄付になるという。  】


  萩生田光一衆議院議員 東京都第24区 八王子市(21区に属する東中野・大塚以外の地域)
  (当初は八王子市全域であったが、2017年の区割り変更により一部が21区に移行した)



 政党の党員や後援会会員になるのは、このような美味しい話があるからではないかと勘ぐりたくなってしまう。

 もっとも、この記事では公費(税金)が使われていないようなので、桜よりましか。


 現政権のなぜか支持率が下がらないカラクリを垣間見るような気がする。

 私たちは、「甘いお菓子をくれる大人が良い大人と信じている子供」・・・か?


 都市部では、一票の価値が軽いと言われているが、地方においてもある意味一票の価値が軽いのではないかと思えてならない。


サザンオールスターズ

2019年12月21日 05時25分43秒 | 想い出


 『サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に』のニュースを見ました。

 “ザブスク一斉解禁”・・・と言われてもピンときません。

「ザブスクリプション」っていわゆる「定額制」だそうで、これからの様々なサービスの主流になるんだそうです。(少し学習しました)
https://www.nojima.co.jp/support/koneta/11406/


 
 何はともあれ、私としては「サザンオールスターズ」がニュースとなることが嬉しい。



 遠い昔、同級生だった友達のバンドが、ヤマハのコンクールに出るというので、渋谷の『エピキュラス』という小さなホールに応援に行きました。

 その時、ゲストで出ていたのが、前年度ベストボーカルのサザンオールスターズだったのです。

 その頃の桑田さんは、たしか青山学院生。
 ランニングに短パン姿で歌は迫力あるのですが、何言っているか歌詞がさっぱりわからない。
 演奏は2曲ほどしかなく、時間を持たせるためか桑田さんが「王貞治ホームラン」のものまねをしていました。
 「勝手にシンドバッド」という曲名から、コミックバンドなのかと思ったほどです。
 でも、友達の審査結果は覚えていませんが、なぜかサザンだけは印象に残りました。

 ほどなく、マスコミに登場し始めたサザンオールスターズは、あれよあれよと頭角を現し、その座を不動のものとしました。


 
 あれから40年あまり、いまだその輝きを失わない「サザンオールスターズ」。

 なぜか嬉しい。

 私は20代から今に至るまで、生活の節目がサザンの曲とリンクしているような気がします。

 今もなお、愛車の中でサザンを聴きながら、誰憚ることなく大声で歌う自分なのです。



判決

2019年12月20日 10時42分40秒 | 時事問題

『i新聞記者ドキュメント』という映画を見ました。

 映画はとても考えさせられるものでしたし、望月記者の情熱と森達也監督に拍手を送りたいと思いました。



 そこで、伊藤詩織さんへの性的暴行についての話を知りました。
 そして・・・。


 2019年12月18日、伊藤詩織さんが自身への性的暴行への損害賠償を求めた訴訟で勝訴しました。


 ことは、2015年、ジャーナリストで映像作家の伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏との食事後、意識のない状態で性行為を強要されたことに対し訴えていた裁判です。

 彼女が訴えていた日本でのレイプの捜査方法の問題点(人形を使って被害者に再現させるなど)や、「刑事での不可解な不起訴処分」に注目していた「BBC」、「ガーディアン」紙、「アルジャジーラ」など多数の海外メディアが、今回の民事訴訟での勝利を一斉に伝えました。
 このニュースについては、海外のメディアも高い関心をもって取り上げているのです。

https://www.elle.com/jp/culture/a229544/cin-shiori-ito-me-too-in-japan18-0228/

 日本のみならず、諸外国でも性的暴行の立件は難しく、その仕組みは不完全(被害者側に不利)なものなようです。

 裁判での両者の言い分が平行線の今、判決内容については立場により異論があるかもしれません。しかし、『山口氏が帰国するとき高輪署の取った逮捕状を警視庁が執行させなかったこと』のような不可解なことが起こっている事実は見逃せないことでしょう。

 事件を「伊藤さんへのレイプ事件」にとどめることなく、性被害を受けてなお泣き寝入りせざるを得ない被害者のことや、権力による介入?など、日本に起こっていることについての検証が求められていると考えました。

 ・・・見えない部分(闇)が深い。