退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

備蓄石油放出

2021年11月26日 11時47分58秒 | ニュースより


日本政府は、備蓄している石油を放出するそうです。

日本は余剰分の国家備蓄を売却へ 値下がり効果は未知数かhttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6410532

 

民間備蓄の放出は東日本大震災時に行われたようです。

 


ここに来て国家備蓄分の放出は、アメリカの要請に他ならない。


我が国最大の危機であった東日本大震災時にさえ、動くことのなかった開放弁を開くのです。

 


やっていることは正しいのだろうけど、どうも雇われマダム的な根性が匂う。

『コロンブスの卵』ってことでしょうか。

 

日本はコロンブスになれないのか?

 


自主的に動くことができると、道徳教育で押しつけなくても母国に対し自信が持てるのですが・・・。

 


磯前神社

2021年11月23日 07時45分09秒 | 旅行


久しぶりに『小さな旅行』に行きました。


場所は、インスタ映えする茨城県の大洗磯前神社。

 


太平洋をバックに凛と佇む鳥居。


たまには、思いっきり広い景色を唯々眺めること・・・これはすごく大切だと思いました。

 

 

 

帰り際、座っている二宮尊徳像に出会いました。


何か不思議です。


「二宮金次郎」が「歩きスマホ」を誘発する? 学校から撤去、「座って本読む」銅像も登場https://www.j-cast.com/2016/03/02260188.html?p=all


二宮尊徳像が小学生に歩きスマホをさせる・・・?

大人が、子どもにきちんと教えていないだけではないか。

世知辛い世の中です。

 


小学校に二宮尊徳像を設置したとき、大人達は何を伝えようとしたのか?

学校から像を排除したとき、考えたり伝えたりすることを疎かにしていたのではないか。

ある時代、二宮尊徳像から学び、志を持った人たちがいたことを忘れたくない。

 


『二宮尊徳座像』をみて、ふと思いました。

 


楽しい旅行でした。


被選挙権

2021年11月20日 04時05分35秒 | 思いつき


被選挙権のハードルの高さが気になってます。

 


立憲民主党の党首選挙に於いて、やっと候補者が出てきました。


立憲民主党 代表選が告示 4人が立候補の届け出https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211119/k10013353731000.html

 


立憲民主党の党首になるための選挙に立候補する条件(推薦人20名)がおかしいと感じました。

 

 

日本は、通常の選挙についても立候補に対してハードルが高すぎないだろうか?

各国の被選挙権は・・・17歳から45歳まで様々のようです。

 


「立候補者が乱立することを警戒して」などと云っていますが、被選挙権の年齢も高いし、供託金に至っては300万円なんて一般庶民には払えませんよ。

 

これじゃ、金持ちしか立候補できない。

 


売名や泡沫候補の乱立が有ったっていいじゃない。

この法律では、金持ちだけは「売名や泡沫候補」があってもいいと云うことでしょう。


まるで戦前の衆議院議員選挙法のようです。

戦前の衆議院議員選挙法では、選挙人(投票する人)は、「日本臣民の男子にして年齢満二十五歳以上」(第六条第一項)とされ、満一年以上直接国税十五円以上を納める者(但し所得税については満三年以上を納めることが必要)に制限され(第六条第三項)、被選挙人(議員候補)になるにも、「日本臣民の男子満三十歳以上」で満一年以上直接国税十五円以上を納める者(但し所得税については満三年以上を納めることが必要)に限られていました。


公職にふさわしい人を選ぶことを目的としている選挙ですが、
むしろ色々な人が立候補して、議論することの方が大切な気がします。

ちょっとユニークな(変わった)人からは、面白い視点での貴重な意見が出るかも知れません。

なにしろ、多数決の民主主義は、少数意見を尊重することで「多数の暴力」にならないですむわけですから。

 

「推薦人20名」などというハードルは、新興勢力に対し既得権者が設けている嫌がらせのように感じます。

これも、『選挙』というものを、一部の人たちのためのシステムとして成り立たせている・・・そんな風土を感じます。

民主主義が成熟していない現れなのかも知れません。

 


野田聖子氏や小川淳也氏が20人の推薦人が集まらなくて苦労した・・・なんて聞いて、ふと考えてみました。

 

 


文通費 その後

2021年11月19日 06時25分27秒 | ニュースより


文通費100万円について、新展開がありました。


自民・立民“文通費”日割り支給へ法改正目指す方針で一致https://news.yahoo.co.jp/articles/2da8fa2177824581ee22f43ba431c72e4716b578

 

日割り支給・・・?


『文書通信交通滞在費』は議員の日当(給与)なのでしょうか?

 

Wikipediaでは
『国会議員が、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等(国会法第38条)のため、月額100万円を支給される手当。』
とあります。


これは、「日当」ではなく「必要経費」でしょう。

つまり、議員が自由に使える『お小遣い』ではないのです。

 

文通費については、領収書を付けた『会計報告』を義務化すべきなのです。

 

 

やはり議員の先生方は、『自由に使えるお小遣い』であることを優先するのですね。


15日のBSTBS【報道1930】で、自民党佐藤正久議員がこう言ってました。

『文通費を選挙事務所の経費に充てる・・・』

 

これ、おかしくないか?


祝電や”ため書き”に税金を充てるのはおかしくないのか?

 


今、日本は至る処で「後進国」のレッテルを貼られています。


一番遅れているのは 『 国会議員の質 』 なのではないだろうか。

 


無駄遣い

2021年11月15日 15時10分20秒 | ニュースより


衆議院議員に支払われる費用について、興味深いニュースがありました。


在職1日になぜ満額100万円?実態は「お小遣いに近い」との声も国会議員の”文通費”

https://news.yahoo.co.jp/articles/b844fa5b4e5b048f218a4abd165620e364b2c7f9?page=1


たった一日で100万円が支給されることも驚きですが、税金でまかなわれている『文書通信交通滞在費』に対し、領収書を付けた会計報告が要らないことが不思議です。

文書通信交通滞在費は、自分のお金ではないんですよね。

Wikipediaによると、
国会法第38条 
議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、別に定めるところにより手当を受ける。
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律第9条第1項 
各議院の議長、副議長及び議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として、月額百万円を受ける。

とあるようです。

しかし、同法律第9条第2項 には、
前項の文書通信交通滞在費については、その支給を受ける金額を標準として、租税その他の公課を課することができない。
この文書通信交通滞在費は、使途報告をすることは義務付けられていない。

とあります。
この『使途報告をすることは義務付けられていない』の文言は何なのでしょう。

社会一般常識とは大きくかけ離れています。


問題のあるこのお金に対し、立法府の議員さん達は疑問を持たないのでしょうか?


所詮自分の腹が痛むことはしないのでしょう。

 


日本維新の会は私の感覚と合いませんが、この件について発信している吉村知事や橋元氏が言っていることは共感できます。

吉村洋文知事、衆院1日で満額100万円支給を批判「これが国会の常識。おかしいよ」https://news.yahoo.co.jp/articles/e02718b935b751771c851d3484c8436c37c42ef6

橋下徹氏 衆院議員1日で100万円支給に怒り「こういう感覚で無駄遣いを改められるわけがない!」https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff326103658fde67fe59bd1d2605d78fa8dcbd7

 

 

やはり、国会議員の行動に関わる法律は、国会議員には作れないのでしょう。

だから、第三者機関が提言をまとめ公表し、それを国会で揉む形にするしかない。

しかし国会議員には第三者機関は作れない。

 


趣味で宇宙に行くようなカネがあったら、学者を雇ってこの件を考える私的機関を作ってほしい。
それをマスコミに公表すれば、議員も無視できないでしょう。

 

 

そして、これを契機に献金や政党助成金の使途も、しっかり会計報告した方が良いと思います。