退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

無色透明型光発電素子

2022年10月08日 05時19分46秒 | ネット記事から


Youtubeで「へ~」というニュースを見ました。

電力不足解消のヒントにも? 透明なガラスで太陽光発電 その仕組みとは
https://www.youtube.com/watch?v=UcEYF7Q9RxM


ネットで検索してみると、2020年5月19日付けで記事がありました。

透明の発電素子を用いたガラス、「遮熱+発電」機能
https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/00855/?ST=msb


inQs株式会社が開発した技術のようです。

 

これってすごくないですか?

コストついて私には判りませんが、今の屋根に備え付けのソーラー発電とちがい、透明窓ガラスの需要は無尽蔵。(発電能力はまだ、通常の光発電の1/100程度のようです)

海城中学高等学校に導入されるとか・・・。    

 

別のニュースでは、アメリカのユビキタスエナジー社(グリムス社)の開発したものは、通常の光発電の1/10まで能力が向上しているようです。

 

これらが実用化されると、地球の地下資源だけに頼っているエネルギー政策も、大きく転換していく気がします。
この技術に国は予算をつけて、たまたま地下資源の豊富な地面の上にあるだけの国に、大きな顔をされなくてすむようにしましょう。

 

更に二酸化炭素の処理についてのニュースもあるのですが、それは次回に廻します。

 

ワクワクしてきました。

 


首脳陣交代

2022年10月07日 10時29分36秒 | ニュースより


日本プロ野球は、土曜日からクライマックスシリーズが始まります。

そんな中、パリーグ5位のロッテとセリーグ4位の読売で指導陣交代が報道されています。


ロッテ・井口監督電撃辞任の舞台裏で何が? 受け入れられなかった“コーチ刷新”

【巨人】村田修一1軍打撃兼内野守備コーチら6人が今季限りで退任

 

ロッテは監督が、読売はコーチ陣が解任されるようです。

 

本場アメリカでは・・・

エンゼルス、マドン監督を解任 大谷「申し訳なさがある」―米大リーグ


やはり厳しいです。シーズン途中での解任は必ずしも珍しいことではないようです。

 

球団の成績不振の責任は監督やGMが取るのが筋だと思います。
        

何故なら、コーチ陣の人選は監督が中心となって行うものだからです。
監督が理想とするチーム作りを実現させるために招集されたのがコーチの面々です。

やはり、読売は「原監督」個人の人気にあやかろうとしたのでしょう。

 

そういえば国務大臣がダメなとき、総理大臣が踏ん反り返って国務大臣の首を切る・・・
よくあることですがこれもおかしい。

不幸にして政策が裏目に出たときもさることながら、身体検査が不十分で不正や疑惑が発覚したときなど、総理大臣は自分の責任を痛感していたのだろうか。
「せっかく任命してやったのに迷惑な話だ」的な感覚なのでしょうか。

もっとも、「疑惑や不正など無い」と言い切ったり、「説明責任は大臣本人にある」と責任を転嫁することが主流となっているようですが・・・。

 

 

コーチ陣一新の読売と監督解任のロッテ。
他球団で名だたるスラッガーを集める読売と完全試合を逃しても育成にこだわるロッテ。

 

旧態依然とした読売と新しい風が入るロッテの違いなのだなぁとつくづく感じてしまいました。

 


臆測の嵐

2022年10月06日 17時16分20秒 | ニュースより

あるニュースが目にとまりました。


臆測広がる「大陸8割」発言 識者「高市氏、事実関係の説明を」  毎日新聞


いわゆるその筋の団体ウケする発言内容です。おそらく、支持団体の講演でのリップサービス?的な話しではないかと思う。


この件は、議員(閣僚)が根拠が無くても都合の良い発言をする証となってしまうのか。
そういえば、コロナ対策でも、科学的エビデンスもなく打ち出されている感がありました。


高市氏は取材に対しメールで
「日本には、情報操作(偽情報)に対応する法律が無いので、政府は調査することができません。政府が出来るのは、海外の情報機関や企業による調査結果の収集くらいです」
と回答したようです。

そんなこと言っていて良いのでしょうか?
国防の脆弱さを露呈してしまいます。それとも、これもマスコミに対する煙幕?


旧統一教会といい日本会議といい、未だに柵に雁字搦めになっている自民党さんは哀れです。

「国政」よりも「票」なんですね、特に発言力のある人たちには。

 


話は脱線しますが、ワイドショーのコメンテーターに対し、西田昌司議員が噛みついたようです。

江川紹子氏、西田参院議員に苦言「国政に持ち込む話でない」 玉川徹氏発言

「極めて重大な問題で国政の場でも強く提起したい」などという発言は、噛みつく相手が違うし、憤るレベルも低い。

これも、「日本のため」ではなく「票のため」なのですね。

 

議員のレベル低下も甚だしいと感じてしまいました。

 


Jアラート

2022年10月05日 19時51分35秒 | テレビを見ました

10/4(火)7時30分

北朝鮮が7時25分頃ミサイルを発射したとNHKで盛んに言ってます。

地下に非難しろと・・・。


どうせ、また排他的経済水域の外側あたりに着水するのではないか。

ミサイル発射のことを盛んに説明しているが、日本は打たれるの?

北朝鮮は日本とそれほどもめているのでしょうか?


政府は、北朝鮮が日本を標的にするであろう根拠をどこに置いているのでしょうか。

 

Jアラートが青森県と東京島嶼部に出たようです。

あろう事か東京の発令はミスだったようです。


Jアラートのサイレンが鳴ったときには、ミサイルは日本上空に達していたとか。

5年前に同様のミサイルが発射されていました。この5年間何していたのでしょう。

 

Jアラートって何なんでしょう。


こんな記載をネット上に見つけました。

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム(Jアラート)による情報伝達に関するQ&A
https://www.kokuminhogo.go.jp/kokuminaction/nkjalertqa.html


「ミサイルが発射された」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
A:屋外にいる場合は近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難してください。
  みんなこの通りにしたら、日本が止まってしまいます。

「ミサイルが落下する」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
A:同上

近くに頑丈な建物又は地下がない場合はどこに避難すれば良いのでしょうか。
A:近くの建物の中へ避難してください。近くに避難できる建物がない場合には、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってください。

建物内に避難してから気を付けることはありますか。
A:爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、 できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。


そんな訓練を今までしていたの?


そんな、北朝鮮の武力開発に緊急放送を出して、対処する必要があるのか?


「ミサイルが落下した」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
A:続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい。

国民保護サイレン音はどのような時に鳴るのですか。
A:Jアラートを使用すると市町村の防災行政無線などが自動的に起動し、屋外スピーカーなどから警報が流れますが、この時に原則として国民保護サイレンが鳴ることとなっています。


無駄に危機感を煽って、国民の視線をそちらに向けている感が否めません。


頑丈な地下に非難する、その時にはすでに着弾(日本上空通過)しているのです。


東北上空を通ったとはいえ、高度1000㎞と云えば、人工衛星の飛ぶ高さでしょう。ロシアも中国も人工衛星飛んでますよ。

標的はもっと外にあり、日本は眼中に無いのではないか。

 

仮に、北朝鮮が日本を脅しに掛かっているとすれば、ビビったこの放送でほくそ笑んでいるのは北朝鮮ではないですか?


日常を壊さないでほしい。

 

 


今回思ったのは、日本政府は北朝鮮が日本本土にミサイルを撃ち込む理由をどう捉えているかです。

松野官房長官の8時からの記者会見では何も見えてきませんでした。
Jアラートの存在アピールが目的だったのでしょうか。


疑問は、①「北朝鮮との関係は、突然ミサイルを撃ち込まれる状況なのか」
      ②「北朝鮮に日本にミサイルを撃ち込む大義名分はあるのか」

    ③そして、日本はその問題に具体的に対処しているのか。

日本が仮想敵国を作らなくてはならない理由が、他に有るのではないか。

 

7時44分落下 8時10分過ぎ会見

強く非難し、関係諸国と連携を取って動く・・・自分だけでは動かないのですか、日本上空をミサイルが飛んだのに。


「重大かつ差し迫った脅威」って具体的に何のことを言っているのでしょうか。そして、国民は何をすれば良いのでしょうか。

 


今回NHKだけでなく、民放各局も日常の放送を中断して特別番組を放送してました。

先日読んだ「テレビの重罪」の通り、各局金太郎飴のように防衛省発表の同じ内容を、唯々繰り返していました。

ここに、日本のマスコミの脆弱さを感じてしまうのは、へそ曲がりなのでしょうか。

 

どの国も、政権が傾き始めるとなぜか国家の敵国が現れ、危機が叫ばれますね。

 


新幹線を止め、真面目に非難した人は、朝の貴重な時間をフイにしました。(ほとんど居なかったようですが)

 

今回のことで、先日亡くなられたアントニオ猪木氏のことを思い出しました。

賛否両論あるかと思いますが、兎に角、自ら動いていました。

アントニオ猪木氏のご冥福を祈るとともに、


Jアラートがオオカミ少年になってしまわないことを祈ります。

 

追)慌てて書いたので、事実誤認が多数あるかも知れません。ご容赦ください。

 


テレビの重罪

2022年10月04日 03時36分45秒 | 本を読みました


精神科医和田秀樹氏の『 テレビの重罪 』を読みました。

今年の5月23日初版の新しい本なので、今の日本について具体的に語られている本でした。


内容はテレビが冒しているプロパガンダ的な作用を指摘したもので、

  第1章  米国の「正義」を受け売りするだけのウクライナ報道
 第2章    配慮なき「自殺報道」が自殺者を増やす
 第3章    自粛の副作用を無視した「コロナ報道」の大罪
 第4章    強者に媚びへつらい弱者を叩く
 第5章 テレビに洗脳される日本人
 第6章    横並び報道と「思考停止」社会
  特別対談 「国民を息苦しく不安にさせるメディア」


日頃マスコミに感じていたモヤモヤ感を、具体的に挙げられている本でした。

幾つか記憶に残ったことは、

 日本では年間35000人のアルコール関連死があるのに、先進国では日本だけが飲酒シーンのあるCMが何の規制もないまま垂れ流されている。
  ステレオタイプの自殺報道の繰り返しが自殺予備軍ともいえる人たちの背中を押す。
  虐待というのは虐待が終わってから本当の地獄が始まる。
  日本には、82の大学に医学部があり精神科の医局がありますが、精神分析を専門とする精神科の主任教授のいる医局は一つもない。
  待機児童は全国で2万人、特別養護老人ホームの入居を待っている人は40万人。
  テレビの犯罪報道は冤罪の温床。
  日本は、総理大臣と仲良しの大手テレビ局記者が、女性を泥酔させて無理矢理肉体関係を迫っても、直前で逮捕状が握りつぶされる。
  奨学金の多くが貸与式のため、卒業と同時に若者たちは高額のローンを背負うことになる。

などでした。

この本で問題にしているのが、上記の事実に対しマスコミが持論を展開しない・・・ということです。
(視聴者やスポンサー、時の政権ウケする方向からしか掘り下げない・・・ということでしょうか)

一つの事象に対し、一方向からしか掘り下げないことの危険性を指摘しています。


改めて民主主義を支えているのはマスコミなのに・・・ということを考えさせられました。