退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

赤十字

2022年10月18日 03時45分11秒 | ニュースより


気になるニュースがありました。


「それって椎名林檎グッズ!?」と突然の声かけ 「恐れていたことが…」ヘルプマークを付ける高校生が切実な訴え「どうかデザインの再考を」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9540495b153c059be4f3fa4215348bb6710ac39a?page=1

     

<ヘルプマークと椎名林檎グッズ>

 


不覚にも「ヘルプマーク」の存在をこのニュースで知った自分です。

そして、『赤十字のマーク』についての規制が有ることも初めて知りました。             
https://www.jrc.or.jp/about/pdf/20180401_shitteimasuka-kaiteiWeb.pdf

 


私が接している「赤十字」は献血でしょうか。

   <献血ルームと献血カード>

 

この「赤い十字のロゴ」は赤十字病院以外の病院ですら使ってはいけないマークなのだそうです。
また、国や地域によって違うマークが使われているようです。(キリスト教の十字架をイメージするから)

      

  

 


今回の件からでしょうか、赤十字社にも赤十字マークの誤った使用に関する問い合わせが増加しているようです。

私はといえば、ちょうどVTRで『ツレがうつになりまして。』という映画を観て、外見では判らない個人の疾患について考えたところでした。

 


「国家の軍備」よりも「個人の準備」が早急に求められていると感じました。

 


コロナ罹患

2022年10月17日 05時41分27秒 | 日記


10月になってすぐ、喉がイガラっぽかったのでかかり付けの医者に行きました。

自覚症状は喉の不調だけですが、高齢者施設での仕事をしている身でしたから、念のため「検査」を受けてみようと思ったのです。

 

まず、かかり付け医に電話し、診察券番号を告げ症状を説明しました。

かかり付け医では、診療時間外(午後の診療が始まる直前)に駐車場で待つように指示されました。

医院の人に待合室ではない部屋(レントゲン室のようなところ)に案内され、アンケートに記入しながら待つ様に指示されました。

しばらくすると、マスクにフェースガード、ビニル製の割烹着のようなもので身支度した先生が現れ、簡単な問診の後、長い綿棒で鼻の奥から検体を取ってもらいました。

問診では、うたた寝をして喉をやられたと思うと答えました。

 


通常10~15分後に結果が出るようですが、私の場合数分でテストプレート上にくっきりCだけでなくTの部分にも線が見えました。

先生は「出ちゃったよ!」「○○さんは65になってるんだよね、保健所から連絡が行くから!」と言われました。

 

あっけらかんと言われたので、「ご迷惑おかけしました」とだけ言って診察は終わりました。

先生曰く「4回ワクチンを打っているので、この程度で済んだ」とのこと。
ワクチン効果をすり抜けるブレイクスルー感染でしょうか、先生の説明で納得し診察費を払い近くの薬局に向かいました。

 

処方箋は直接医院から送って貰いました。

薬局では待合室には入れてもらえず、外で待つように指示されました。

道路に面した入り口の外に置かれた丸椅子に座っているのは、コロナ罹患者ですと晒されている風でばつが悪いものでした。

待つこと10分。薬が届きました。お金は無料でした。

薬局でのやりとりで、改めて「コロナ罹患」を思い知らされました。

 

自宅に戻り、蟄居生活を始めました。

部屋に閉じこもってからジワジワ実感が湧いてきて、それと共に気持ちが落ち込んできました。

自覚症状があまりない自分には、喉のイガラっぽさよりも「罪悪感」にも似たこの感情の方が、こたえました。

 

只ひたすら寝る努力をました。

寝過ぎて頭痛がするほど只横になっていました。

リタイヤ組の私には、「自分の部屋で7日間生活する」ことなど造作ないと思っていたのですが、『外に出ない』と『外に出てはいけない』の差は大きく、それなりのストレスを感じていました。

 


保健所と支援センターから電話がありました。県の感染症対策課からのメールもありました。

My HER-SYSのID番号も送られてきました。
My HER-SYSで健康状態入力フォームへ、体温と血中酸素濃度の書き込みを毎日行いました。


血中酸素濃度は先日買ったスマートウォッチで測定できたので、それをフォームに入力しました。


3日後保健所からパルスオキシメーターが送られてきました。

1週間続けた中で、血中酸素濃度は最低で96、体温は最高で36.8℃でした。

自覚症状の喉のイガラっぽさも、受診翌日をピークに回復していきました。

そして7日後、前日とどこも変わらない一日を過ごし、無事釈放されました。

 

 


ところで、私はどこで感染したのでしょう。


移動は原則自家用車を使い、食事会・呑み会はせず、外食はひたすら「井之頭五郎」を実践していました。必要なスーパーなどの買い出しではマスク着用で長居はしませんでした。


唯一スマホの機種変をしました。・・・この時だったのかも知れません。

データの移し替えの時は、駐車場の車の中で待つようにしていたのですが・・・。

全く判りません。

 

いざコロナに罹患してみると、多方面の方のお世話になることを知りました。

皆さんお気をつけ下さい。

 


高齢者施設での仕事がなければ、医者にも出向かず、軽い風邪扱いで過ごしてしまったと思います。


もしかしたら、世の中罹患者が横行しコロナウィルスで充満しているのでは・・・と考えてしまった1週間でした。

 


国賊発言

2022年10月13日 18時53分04秒 | ニュースより


旧統一教会との係わりに対して、あれだけ消極的だった自民党が、素早い処分に動いたことに驚きました。

『国賊』ということばは、やはり重い言葉なのだろうか。

国賊とは、故安倍首相の政策に対する評価だったのだと思うのですが。

自民 “国賊”発言の村上元行政改革相に1年間の党役職停止処分

 

「1年間の党の役職を停止」という処分内容の是非は兎も角、本人の「発言は本意ではなく不適切な表現で、撤回のうえ、安倍氏の遺族や関係者に謝罪したい」という謝罪に対してこの処分は、対象が故安倍首相だったからでしょうか。


そういえば政治家の「発言が誤解を招く結果となったことは謝罪する」というような発言は数多くあり、枚挙に暇がない。

「誤解を招く云々・・・」のことばには、「自分の発言内容に対する謝罪」ではなく、「意図を正確に伝えられなかった」ということに対する謝罪で、「発信力の未熟さ故勘弁して」とも解釈できる。
中には、「受け取る側が誤解したことを遺憾に思う」と言っているような発言もあり、そこに反省は微塵も見られない。

その点で、今回の村上氏の「発言は本意ではなく・・・」の謝罪は、自分の責任に向き合っている気がするのですが。

 

 

発言に対する処分・・・とは、一体何を意味するのだろうか?

選挙で選ばれた議員の活動を制限する処分は、自由な思考や発言を阻害するものではないか。


「名誉毀損」や「人権侵害」に直接結びつく発言にはペナルティーが必要だと思う。

しかしそれは、党にではなく国民に対し「間違ったことに対する謝罪と反省及び訂正」を公にし、組織からは口頭による注意で良い気がする。


ふりかえれば、自民党には他党議員を「人殺し」呼ばわりする議員もいた。

ご存知ですか? 2月6日は浜田幸一氏が共産党議長への「殺人者」発言をした日です


浜田氏と比較してみると、ペナルティーはその時の気分による思いつきで、明確な基準がないことを露呈したのではないか。

基準がないところで「議員の活動に制限を与える」というのは、すごく危険なことだろう。

 

話は少し逸れるが「放送法」を楯に取り、マスコミに脅しをかけた女性議員もいました。

高市早苗が憲法改正に反対したテレビ局に「電波停止ありうる」と...民主主義を破壊する発言になぜテレビは沈黙するのか

ここでも、力で持論を通そうとする(障害となるものは排除する)最近の党風が見られる。

 

 

道に迷って歩き回っていて、気がついたらとんでもないところで佇んでいることがあります。

 

突然飛び出した「国賊」発言よりも、政権タカ派が親分をなくして右往左往し、気がついたら過激な方向にシフトチェンジしてしまっていた・・・。なんてことにならないか心配になってしまう出来事でした。

 

 


日本の大問題

2022年10月11日 17時19分19秒 | 本を読みました


荻上チキ氏の『 日本の大問題 』を読みました。

夕方のラジオでパーソナリティをしている氏を知って、読んでみたいと思って購入しました。


内容は、

 CHAPTER1  「未成熟」な日本の政治をアップデートするためには
 CHAPTER2  低成長の時代を越えて社会を変えるには
 CHAPTER3  世界のなかの「日本」の役割を更新する
 CHAPTER4  現代のメディアは民主主義をいかに変えたか
 CHAPTER5  この社会をもっと「安全」にするにためには
 CHAPTER6  教育の「自由」をつくるには


前半の内容は頷ける部分が多かったのですが、後半の内容は若干受け入れがたいものもありました。

 

記憶に残ったのは、

外交問題を語る上で「他国には他国の論理がある」というところでしょうか。

 

改めて、孫崎享さんの本の中にあった『外交は51:49が良い』ということばを思い出しました。


色々な考えを知ることができたという意味で、読んで良かったと思う本でした。


「ひやっしー」と「そらりん」

2022年10月09日 10時31分19秒 | ネット記事から

 

夢のあるニュース記事です。


https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc477c92921285fff3a9cea361c91003efe62c7
ゴミだと思った二酸化炭素が、実は可能性の塊! “趣味で地球を救う”現役東大生が考えた地球温暖化の解決策がすごい


若い頭脳が活躍してほしい。

「ひやっしー」というネーミングは、ことの大きさに対し堅苦しさがなく若い世代を感じさせて良いです。


時として、熱い情熱が暴走してしまうこともある若い力かも知れませんが、今の日本は「若い力」を首から下の労働力としてしか捉えてなく、現状把握からの状況判断、新しい課題に対する創造的な決断等の活躍の場が著しく少ないのではないだろうか。
(暴走するのは若いからではなく、その人の人格の問題ですね。古稀でも隣国に戦争を仕掛ける人もいますから。)

 


日本は基礎研究よりも、手近に商品化に繋がる技術(応用研究)により予算を充てているようです。

もっと企業と大学が密接に関係し、そこに国による援助を充てられれば、より先端的で明るい未来に繋がる研究は多く潜在するのではないだろうか。

ノーベル賞受賞者も続々と警鐘〜危機に直面する日本の基礎研究


今回コロナ禍において、自国でのワクチン開発が遅れたのも、平時の基礎研究を疎かにした結果に他ならない気がしてなりません。

 


10歳で二酸化炭素の研究を始めたという村木風海氏。
現在、ホリプロとマネジメント提携を結んでいるから私たちの目に届いたのでしょうか。
しかし、スポットライトの当たっていない、しかも可能性のあるテーマに黙々と取り組んでいる若い才能は、まだまだ居ると思います。


「そらりん計画」が大きく花を咲かせることを祈ってます。

 

どうか国は、経歴や学閥などにとらわれずに多くの才能への援助をしてほしい。

どうか国は、1年先2年先ではなく10年先20年先のための投資をしてほしい。

 

この技術立国となる投資は、長い目で見た国防に対する投資です。

目先の殺人兵器より先行技術への投資は、平和国家日本らしい気がするのですが。