制度疲労 施設も高齢化

　制度疲労　施設も高齢化．
　＜良かれ＞．そう考えてすすめて、半世紀あまり．少しずつ転換点、か．

　成長・経済優先．
　経営はエリートにまかせて、雇用で生業．こちらは、給料生活にも＜旨味＞が少なくなった．
　＜定時に帰り、夫の生活で核家族なら生活できる＞．＜定年になっても、年季で生活可能＞．
　破綻に近いか、ごく一部の階層に限定されるの、昨今．

　性差分業．
　職住分離がすすみ、複合家族は核家族にかわり、男性は会社勤務で子の職業教育を手放し、女性は専業主婦で子女の教育をゆだねられた．
　教育も躾も生きようも、家庭が第一義的ではなくなり、公教育の場に持込まれている．

　施設も高齢化．
　マチはコンクリートで武装された．永久不滅かと、考えた．
　今、そのコンクリートにキシミが忍び寄っているかの、観．



　まだ人手も、補修技術も、財布もお追いついている．そのうち、補修技術の経験と勘がおいつけなくなるのでは？．
　すでにトンネル事故．生命に襲いかかっている．