pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

さかのぼり日本史

2012年02月29日 08時39分56秒 | Weblog
 さかのぼり日本史。28日の冒頭。平安神宮が紹介された。

 「大極殿を模した外拝殿」ということらしいが、「平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として平安京遷都当時の大内裏の一部復元」とも、「実物の8分の5の規模で復元」ということらしい。

 現地は1966年に訪問したが、橘と桜のところで写真を撮り、「遷都1100年」の記念造作とは聞いた、が。ほかは聞いていなかった。

 ネットで見ると、「実際に大内裏があった千本丸太町に朱雀門が位置するように計画されたが、用地買収に失敗し、当時は郊外であった岡崎に実物の8分の5の規模で復元された」とも、書いてある。

 京都。内国博覧会を開き、建物も作ったが、そこに神様も、据えた。京都人の誇りでわ。
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市立釧路湖畔病院

2012年02月29日 03時45分26秒 | 地域
 市立釧路湖畔病院は、伝染病隔離機能をもつ診療施設として開設された病院です。
 大正8年に決定した「釧路町施設事業計画」のなかに施策のひとつとして位置づけられていました。
 用地の検討と取得の経過は、昭和2年におこなわれていたことが『釧路地方医学発達史』(辻見啓治 1967年)に記載されています。そこでは「米町あたり」での検討過程が説明されていますが、実際に開設された「春採」の用地取得経過まではあきらかにされていません。
 辻見氏は「大正時代に提案された『空気の良い春採』の地が選ばれた」と、書いています。竣功は昭和3年とされ、「建設坪数350坪(うち「病室は14坪」とある)」、「医員三名、看護婦は一名」、「患者収容力は三十六名であった」とする。栗村喜一も勤務する。
 昭和31年9月、市立釧路綜合病院に隔離病棟が完成したため、「湖畔病院はその指命を終わった」(前掲書 225p)ということでした。
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平山 恵三 ・蛭田 廣一著「現在を生きる地域資料―利用する側・提供する側-」

2012年02月28日 06時55分58秒 | Weblog
平山 恵三 ・蛭田 廣一著「現在を生きる地域資料―利用する側・提供する側-」。 平山:「公共図書館・地域資料供覧の空気」、蛭田:「小平市から発信」という、2本の講演録からなっている。

 平山氏は冒頭、図書館の使命は「個人の自立の支援」と「民主主義のとりで」と外川伸一教授の持論を紹介する(4p)。図書館は大きくわけて、「歓迎(型図書)館」と「監視(型図書)館」が「思える」とも指摘(28p)。
「図書館は地域の案内所・情報センターであり、究極の案内所」と見解を披歴し、「都市(まち)は人を招くから都市(まち)、人を受け入れるから都市(まち)なのです」と述べて、図書館も同じとする。

 蛭田氏の小平市立図書館の地域資料サ-ビス論は、なかなか。「そこまで、やる」は図書館界では驚異かと思う。これが公文書館長の世界なら取り立てて指摘されるほどのことでもないが、公共図書館としての取り組みなら出色。そもそも私家文書など目録もつくられることなく、ひとくくりにされているのでは。内容の復刻など経費の面から「とてもとても」とうことではあるまいか。

 自治体行政の推進、企画に図書館資料の活用と図書館職員の体系化能力ということが指摘されはじめている。
 そもそも記録集積は政治権力が施政の必要に応じて、蓄積と利用の道を開いた。「地域の課題解決と地域資料」(48p)はほぼ項目のみながら、「選択的資料提供制度」などいっそうの開陳があってもよかったのではないか。(多摩デポブックレット  4 2010年)
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白川静著「『論語』を読み 孔子と対話する」

2012年02月26日 16時12分31秒 | Weblog
白川静著「『論語』を読み 孔子と対話する」。休日、古い『文藝春秋』を取り出して、入手時を回想。2004年5月号は、深読みした記憶がない。

 「特別企画 名著入門」。経営者におすすめの名著「論語」「武士道」「代表的日本人」「茶の心」「たけくらべ」「五輪書」「福翁自伝」の指南ということか。

 白川先生、「論語」の読み方を教えてくださる。おそらく、以下であろう。

 「凝縮された言葉のなかにいかなる意味がこめられておるのか」(263p)。「いかなる歴史的状況のなかで生涯を送ったかを知らねばなりません」(同)。

 「(孔子は」政治改革に激しい情熱を燃やす一方で、自己抑制のきく人間を理想」(266p)。

 自分自身を限定せず(266p)、「憤を発しては食を忘れ、楽しんで以て憂を忘れ、老いのまさに至らんとするを知らざるのみ」(208p)ということ、なりや。
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小田原 蒲鉾

2012年02月26日 15時48分40秒 | Weblog
 小田原。箱根にゆく折に足をのばすが、わざわざ、城を見にいってこともある。

 「一夜城」といわれて、そうかなと、マチを見下ろして感慨に。昨夜はテレビでその小田原が。

 蒲鉾の老舗「鈴廣」の職人が登場。小川知子の舌の食感を問う。手での練りと機械製法。

 「ちがうものですねー」と、小川。管理栄養士の教員が出演。蒲鉾は一に栄養組成、それをうわまわる「租借、唾液の分泌」が、あいまって認知症予防になる、と。

 納得した方、多かったのでは。 ただ、このまちでは蒲鉾といえば「阿部蒲鉾店」。「阿部かまさん」で、親しまれている。そこが一番。
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とっつきは悪いが クラッシック

2012年02月25日 19時33分10秒 | Weblog
 「とっつきは悪いが クラッシック」。25日、BSフジでの放送、「 その時、私は」。

 作家で慶応大学教授の福田和也が、作曲家のすぎやまこういちに聴いている。

 今やゲーム音楽の作曲家というすぎやま。交響曲を指揮する作曲家の現代音楽にも、ベースに古典音楽があるのかどうかは、重要なことらしい。

 ゲーム音楽作曲家に転ずる契機に、「GSが隆盛となり、プロの作曲家がいらなくなった」とする。

 そかそか。で、語り継ぐ。ニューミュージックは「出だしのとっつきは良いが、すぐに飽きが来る」。

 対して古典音楽。「出だしのとっつきは良くないが、聞き飽きない」。古典音楽は「時代を超えて長く親しまれてきた」との評もあるが、その秘訣は「聴きあきない」ということ、か。

 ビートルズは「音楽の基盤にクラシック音楽が据えられている」。2月25日、夕方、18時台の放送。
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にっぽん歴史街道 角館街道

2012年02月25日 13時38分17秒 | Weblog
 「にっぽん歴史街道」。たまたま、視聴。
 石黒家住宅がひとつの話題。ほかにもあったのであろうが。旧家、春夏盆暮れ、20基の墓を詣でる。早朝、人抱えを超える花束。順次3軒分の墓参。

 おわるころには日没。こどもたちも心得たもので「小さいころのことだから、違和感はない」。

 忌日には精進料理。忌日がなかなか、多い。「他人のためではなく、自分のため」「商売の繁昌には辛抱が必要と教えてくれる」「精進料理は山奥で、新鮮な魚がいつも出回り入手できるわけではない」「魚のない日もあって、バランスがとれる」。

 「他人のためではなく、自分のため」。ストレス社会。うつ病が増えている。いろいろあるが、「他人のためなら腹が立つ」も、「自分のためなら、長続きする?」や。
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多福 美人像

2012年02月24日 08時41分23秒 | Weblog
 多福 美人像。「多福」は「たふく」。よく申す、お多福とは、申すまい。
 
 昨夜のTV。奈良県は宇陀多松山。著名な「葛きり屋」さんが、紹介された。
 吉野葛の産地、その製法、老舗の紹介。「宮内庁御用達」の看板がまばゆい。

 そこの御内儀。それはもう、見事に「多福面」。多福面を絵にかいたような容貌にみとれ、「面にはモデルがあった」。

 多福面は時代を象徴する、美形と聞いたことがあった。
 想像の美人かと思いきや、奈良に受け継がれた実像があるのか、と。得心。
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三嶋亭

2012年02月19日 16時11分13秒 | Weblog
『京のいっぴん物語』。昨夜、肉鍋に食指を動かすことになった、番組。

 なかに、「明治の初めに創業した「すきやき」のお店「三嶋亭」は、そんな文明開化に賑わった寺町京極商店街の歴史を今に伝える老舗」と、紹介された。

 百年企業は、いまも力強いかと考える半面、支持される努力は高いのだろうなー、と。
 BSジャパン。「歴史と魅力が詰まった商店街 寺町・新京極」を見ての感想。

 「京の街には町衆の知恵と工夫が創り上げた「いっぴん(逸品・一品もの)」が満ち溢れている。」とも、ある。
 同じ日本でも、東日本とはことなる西日本の支持力、なるや。
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北の生活様式

2012年02月19日 06時24分39秒 | Weblog
 18日土曜日。午後はまず、14時に案内をいただいていた、釧路短期大学の音楽ゼミの発表会。

 ストーリーに意外性。
 発声技術のすぐれた学生さんや、「この方の演技力はなかなか」という優れた逸材が登場。魅せてもらった。400人弱の会場はほぼ8割方強の親子連れ。

 アジアリーグ。
 16時からアジアリーグ、クレインズー日光アイスバックス戦。3000人の会場は6割ほどの座席がうまっていたか?。
 4-2のクレインズがリードで迎えた終了間際の2分、アイスバックスはキーパーをはずしての6人攻撃。
 この猛攻が、まことに迫力。ホームチーム恒例の終盤カウントダウンもないまま、試合は終了。

 帰宅して夕食。
 お向かいの専門肉店で調達してもらって、肉鍋。出かける前、京都は新京極の誓願寺ちかくの商店街。お肉屋さんの品そろいがテレビで紹介されて、急に食指が。

 そこのお肉には比べようもないが、老舗の商店街が頑張って「歯抜けにならぬのは、なぜか}。
 酒ものまずに夕食、でも、くたびれていたのか、今朝5時半まで、熟睡。

 北の生活様式。
 文化としての幼児向けオペレッタ、競技としてのアイスホッケー、体をあたためた肉食。深い満足感。
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時代の先端 老舗

2012年02月18日 06時57分46秒 | Weblog
 時代の先端 老舗。中心街の空洞化が言われている。

 中心街の空洞化
 それは、特定の都市で言われていることでもなく、各地の都市にみられる普遍性の高い現象のひとつと言えそうでもある。

 空洞化の要因。
 一様ではないが軌道交通体系の中核につくられた中心街が、軌道交通の地位低下にくわえて、道路路線の郊外バイパスに移転している動きも、ひとつはある。

 郊外大型店の立地。
 それがいわれることも少なくない。外来資本が廉価の用地に駐車場つきのショッピング街を屋根付きで設けようものなら、客足は吸引される。

 内部要因。
 いずれも外部要因ながら、内部要因も見落とせない。「時代の最先端」もしくは、「老舗の伝統」。
 そのどちらにも、磨きがかかるべきところ、いささか錆ついてはいまい、か。

 中心街。
 そこは外から揺さぶられ、うちからメルト現象をおこしているように、見えるのであるが。
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ボレロ

2012年02月16日 04時51分52秒 | Weblog
 ボレロ。朝はやはりこの曲か。

 手足の筋肉を、脳裡の細胞を、おぼろのマナコをおもむろに、開いてくれる。

 外は暗く、外気温は低い。

 気持ちをなごませ、周囲に関心を及ぼしてくれる。

 ハイビスカスの大輪、けさも一輪。

 曲はすすみ、最終章。「おもちゃ箱をひっくりかえして、大騒ぎ」風に曲はエンとなるが、そこのところ「おしゃれ」にむすぼうとすると、いかがなるや。
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市川伸一著『勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス』

2012年02月14日 19時53分35秒 | Weblog
市川伸一著『勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス』。認知心理学という領域があって、現代の心理学における基本岩波ジュニア新書)
著者:

的なことがらを紹介しながら「勉強法について考え直す」と、掲げられている(III)。
 
 「学習観を見直す」、「記憶する」=英語・歴史を主軸、「理解する」=文章、「問題を解く」=数学、「文章を書く」=小論文。
 記憶ー理解ー問題解決。試験対策の授業理解の観があるが。

 詰め込み主義にかわる「問題解決・総合学習」への見解もある。その可能性を指摘しながらも、次のように整理をする。
 「テスト勉強をしていれば十分というわけではないが、テスト勉強だからといってバカにして、高校で習うような知識の習得や問題の解決すらしなかった(できなかった)人が、社会に出て急に優れた問題解決的な仕事をすることはめったにない」ということだ(145p)と、しめくくる。
 
 章ごとに「本省のまとめ」があって、主張点は明白。問題に瞬時に解答を用意する方法と技術は身に付くこと請け合いながら、質問や作問にポジティブに取り組む気質はどうなるのかと、思いめぐらした。(岩波書店 2009年)。

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テレビ伝説

2012年02月13日 21時13分44秒 | Weblog
 「テレビ伝説」。『文藝春秋』3月号の特集のひとつ。

 「紅白」のディレクター、「笑点」の司会者、「新婚さんいらっしゃーい」の司会者。

 テレビの放送が始まって60年。長寿の番組は「紅白歌合戦」ということか。いろいろ言われながら、担当者たちは存在感と独自性を発揮しようとしている。

 「水戸黄門」の終わりなど、時代のターニングポイントにあるのかも。
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日光浴

2012年02月12日 15時03分42秒 | Weblog
 暫くぶりに土曜日を休むことができた。日光浴を兼ねてマチなかへ。

 昼過ぎ、まずはハガキ2通を投函。
 古書店で中公新書3冊。『食の文化史』『地政学入門』『人口減少社会の設計』。しめて800円。
 駅構内の自家製パン店で、3店510円。「勤務してるは」と申していた知人の顔は見えず。

 日光浴、歩数確保、地域商店街への投資、時間の充実。

 『八代将軍 吉宗』3冊を読みあげ、地元の銘酒をグラスで2杯。ウンウン。18時すぎ、横になる。
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