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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

1)開明性、2)専門性、3)開発力、4)独創・自立性 「私論 京都学四視点」200427

2020年04月25日 09時47分23秒 | 放送
1)開明性、2)専門性、3)開発力、4)独創・自立性 「私論 京都学四視点」200427

 女性経営者のつどい「釧路 あゆみの会」のみなさんにお届け、例会代替のメッセージ。

 京都府知事と北海道庁長官を務めた北垣国道の元で、田邊朔郎博士。
 京都と北海道を舞台に「地域の近代化に貢献した軌跡」をたどってきた。
 最終話となる今回は、京都復興のため琵琶湖疎水を実現した背景にせまるポイントの指摘。

 1)「国際社会に開く開明性」と、掲げ
 2)「高邁・高度な専門性」と、する。
 3)「有限資源を活かす開発力」に、注目
 4)「独創性と自立の総合力」で、結びことに。

 水俣公害のマチが再生・復興に選択した道。
 それは〔あるモノ〕を繋ぐ、つないで意味をつくる、意味をまとめて付加価値を創る>ことでした。
 京都は永い伝統のなかで水俣に先駆けてすでに取り組み、その評価が国際的にも認められている〔凄味〕です。
 (掲載の写真は「鴨川・京都 三条<京新山>二階から100402 18時ころ>。
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「近代化への貢献度 ナムバーワン」 琵琶湖疎水200413.

2020年04月15日 05時52分33秒 | 放送
 「近代化への貢献度 ナムバーワン」 琵琶湖疎水200413.

 「京都・水路閣と北海道鉄道記念塔の空間」シリーズの第2話は「琵琶湖疎水」。

 昭和41年3月、
 「これが京都の水道だ」と聞かされた、京都・南禅寺境内にある「煉瓦の橋脚、鉄の水路」。
 下から見上げて、「ここを水が通過しているんだー」。

 平成22年4月。
 慈照寺銀閣を訪問した後は、「哲学の道」。その水路を、たどって南禅寺境内まで、徒歩。

 1)琵琶湖疎水に3本の水路があって、「哲学の道」は、「分線」と呼ばれている水路。
 2)水路は導水にくわえて、工業用動力・水力発電・舟運輸送の多目的施設。
 3)水力発電は当初計画にはなく、途中で設計者がUSAを視察して、追加。

 天皇東幸。
 京都の衰退を恐れた京都人の、自立・独創性・開発力。
 水道と電車でで近代都市、政財界の有力者は別荘と庭園を競って設ける文化度、そして「明るい灯火のもとで芸妓がもてなす<花街>の吸引力。

 「近代化の貢献度、ナムバーワン」の所以。放送は4月13日。のちに音源がITで公開される。
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近江商人の認めた<太湖>に共感 春採湖と田辺朔郎200406

2020年04月12日 11時39分19秒 | 景観
 近江商人の認めた<太湖>に共感 春採湖と田辺朔郎200406。

 琵琶湖疎水の設計者で知られる田辺朔郎。
 琵琶湖疎水の設計を依頼した北垣国道の請をうけ、北海道鉄道敷設計画の立案も担当する。

 計画はすすみ、北海道内の手鉄道は1000マイルに到達した。
 その成果をうけ朔郎は、「北海道鉄道記念塔」の建立を企図する。
 建設候補地は想い出深い狩勝=かりかち峠とするも、そこでは誰の目にもとまらない。

 選ばれた地が、春採湖畔であった。
 1)自ら「北海道東部起点の地」とした地点。
 2)マチに春採湖をして琵琶湖と目し、すでに「釧路港修築碑」が建立されている。
 3)建設しようと考えた大正5年の年、本多静六博士による春採湖公園化計画が着手され、その構成要素としてふさわしい。

 北海道鉄道記念塔。
 現在は釧路市幸町公園に移設されている。
 戦後、釧路市立男子高等小学校が新制中学に移管され、グラウンドが手狭となって、移設を余儀なくされた。
 釧路叢書『春採湖』に、かく記載されている。

 北海道中小企業家同友会くしろ事務所内にある「釧路 あゆみの会」例会が延期のやむなきにあり、エールで番組にもおりこんでみたもの。
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