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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

「釧路を語る」「楽しみ方ひろげる」 大原寛著「生き方の選択肢 老人旅4」

2021年04月30日 16時40分20秒 | 記録
 「釧路を語る」「楽しみ方ひろげる」 大原寛著「生き方の選択肢 老人旅4」。

 市内に配布の『釧路新聞』。061213配布の8面「地域の風」ページに投稿のエッセイ。
 タイトルには「釧路を語れるように」、写真のキャプションには「工夫で楽しみ方も無限に広がる釧路湿原」、と。

 2006年はまだ、「くしろ検定」が始まってはいなかった。
 そうした時のエッセイに「釧路を語れるように」とする記載は、大いに力になった。
 その同意感が即座に切り抜きをさせ、未だにその複製を持ちつづけている所以でもある。

 冒頭に「大分から北海道に旅をしていた老人は、釧路湿原を観賞して次のように言っていた」と書く。
 旅行者は次のように言葉を続けたとのだという。
 「自然を観賞させるのに、自由に勝手に、見ていってくださいではなく、見るひとの側にたった配慮がもっとあってもよいではないか」。

 2021年3月。
 小生は「シン・クシロ対策本部」というテレビ番組をみていた。
 なかで地元の識者は、「クシロのマチこそ、自然と近距離にある」「その特性をいかずべきだ」。

 みていて、疑問におもった。
 市民は「自然と近距離にある」ことは知っている。しかし若者は、「このマチには遊ぶところがない」。そのように申す。
 そうでは、ないか!!。そのときに二つのことを思う、のだ。
 一は「若者は遊ばないで、本を読め」。
 二は「なんにも『ない』ではなく、『愉しみ方、楽しませ方』を知らないのだ」。

 それだけに、大原寛氏の提言が、意味をもっているのだ。
 若者に求める前に、まず、大人が『愉しみ方、楽しませ方』を明確に「語れるように」したいもの。
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「藤娘」=見応えあった 若柳流舞踊発表21424

2021年04月29日 11時55分09秒 | 催事
 「藤娘」=見応えあった 若柳流舞踊発表21424。

 前日になって「ご招待」の案内を、回していただいて。急遽、二人で出席させていただきました。
 師匠の芸歴半世紀。昨年、発表予定がコロナウイルスで、本年まで延期ということで。

 10年を迎える教員養成大学の日舞サークルの部員、OB・OGも共同開催の豪華プログラム。

 実に熱の入った「舞」が披露され、あでやかにして優美な「表現力と線形美」で観衆を魅了。

 見応えのあった「藤娘」。なにか、説得力を感じたものだが。
 踊りのキレ、装束の構成、基本を押さえた表現。あまりに素人感想ながら。

 後半の「越後獅子」も大迫力。舞の途中に三度の拍手。
 実に熱のはいった、細かな技の冴えをみせてくれたが。

 大トリはもちろん、「御師匠さん」。奈落から<せり上がり>で登場。
 「芸歴半世紀の総決算」。そう申すにふさわしい「大舞台」。正午に開演、千秋楽は16時15分をすぎていた。
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包装容器の一人当たり排出量 世界第二位・国別 一位=米国、二位・日本

2021年04月28日 19時19分12秒 | 放送
 包装容器の一人当たり排出量 世界第二位・国別 一位=米国、二位・日本。

  nhkG「あさイチ」放送=プラゴミを考える「11ケ条」かと。

 ・減らすにどうする?。
  1)ハカリ売り利用」+容器を持参→消費者の側から変えろ
  2)使用後の包装容器は「お茶パック」っで洗う=再利用。

 ・包装資材の再利用=汚れ落とし
  3)見えるヨゴレは、取り除く。
  4)食器洗いの水ですすぐ程度のヨゴレ落とし(洗いすぎると、別な害)
  5)使い方、かしこく使い分けをする
  6)レジ袋は意外にもヤッカイ。
  7)生ゴミは新聞紙で包む
  8)食品を包むには「みつろうラップ」が有効

 ・減らすコツ 
 9)ボトルを使う(ホタテ貝の粉末)
 10)洗浄には液体洗剤に替えて固形石けんを用いる
 11)そもそもペットボトルの使用をやめる
 12)シリコンラップ

 冒頭、紹介があった。
 日本の容器包装の「日本の1人当たりのプラごみ廃棄量『世界第2位』」。
 多分、UNEP(国連環境計画)の報告書『シングルユースプラスチック』からの紹介であろうか。
 https://ampmedia.jp/2019/08/19/plastics/ 

 「2018年6月に発表されたによれば、(略)日本のプラスチックごみの廃棄量を人口1人当たりに換算すると32kg、アメリカに次いで世界第2位だという」とのネット記載をみつけた。
 そこから「買い物袋の有料化」には国民の理解が浸透しているとする。


 (以下、番組案内)
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拝聴できませんで 厚岸に行くことになり 釧路湿原シニア大学

2021年04月27日 08時46分37秒 | 催事
 厚岸に行くことになりまして。講座、拝聴できなくなりました。釧路湿原シニア大学・
 「タンチョウ」と「交通安全」のお話のようですが。

 「国指定史跡の整備」と「新厚岸町史」の相談があると要請がありました。
 午後2時からの会議に出かけてゆきます。

 厚岸には「江戸時代のたたずまい」を今に伝える、国指定史跡があります。
 「桜の名所・国泰寺」ですね。平成3年からこの史跡を整備する計画に参加してきました。

 海から開けたマチが、鉄道開通でマチの軸が東南から北西に移転する、ある意味、典型的な発展の軌跡が確認できます。

 史跡整備計画は、地域の都市計画、マチづくり計画の「核=コア」を構成するポイントです。

 次回、5月第二火曜日には、お目にかかることができますように。日程をつくらせていただきます。
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政治と官僚の劣化 主権者に眼をむけぬ先進工業国210422

2021年04月26日 05時58分51秒 | 記録
 政治と官僚の劣化 主権者に眼をむけぬ先進工業国210422

 北海道内に配布されている新聞の朝刊。6面の特集は「各自核論」。
 4月22日のそれは、次の3編。
 1)「何を得て失うかを検証 『原発処理水の海洋放出』」 北海学園大学教授 濱田 武士

 2)「難民の人権脅かす欠陥 『入管法改正案』」 弁護士 浦城 知子

 3)「再エネ普及に国民合意 『独で進む脱原子力・脱炭素』」 在独ジャーナリスト 熊谷 徹

 二つの問題点がある。
 4)長期政権が実はなんにもしていなかった。
 5)「唯一の方法」と主張しながら、それ以外の方法を研究も検討もしていなかった。

 そのツケを背負う、後継者政権。
 あれだけの間違いを自らすすめながら、「如何?」と聴かれたときに。
 「ハイ」と総理大臣を引き受ける「不明の政治家」。

 ネットの記載事項。
 「福島原発「水」の海洋放出、安倍前首相が「問題を放置し続けた」ことの大きな責任」
 「処理水放出、安倍前首相の「アンダーコントロール」発言と矛盾せず=菅首相」

 「膳場貴子アナ、緊急事態宣言や東京五輪に向けた政府の対応をバッサリ。「全て代弁してくれた」と話題に」。

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「実に、良い景観だねー」の非日常体験 「大所高所」=『釧路新聞』「余塵」欄から210424

2021年04月25日 09時01分35秒 | 季節
 広島市平和記念塔。
 標高150メートルほどの丘陵地に位置する。位置すると言うより、「そびえ立つ」の趣。

 地上から見上げる、そこを「俯瞰する」の形で眺められているこの種、建造物。
 その足下から、中心街を「鳥瞰する」と、どうなるや。
 そこは「マチづくり」&「地域創生」を考える絶好の「パワースポット」。

 各地を訪問するに、「見下ろすパワースポット」から、「マチづくり」&「地域創生」を考える好機会としてきたが。
 佐賀県庁からの町並み。茨城県庁からの水戸市街。広島市平和記念塔からは原爆被災都市・広島。

 平成17年10月。
 市民の方を釧路市城山一丁目の妙法山釧路小僧伽に案内したことある。
 その現場に立ち、地元新聞の「囲碁欄」に寸評を書くことのある友人が、申したですよ。
 「実に、良い景観だねー」。松浦武四郎が記載の「モシリヤ砦跡」を鳥瞰するためで、あったが。

 釧路新聞社社長の星匠さんが「余塵」欄に記載してくださった、「大所高所」。
 その結びは、つぎのようになっている。
 「仏舎利塔も遠くからは見ているが、そばで見たことがなかった」。
 「ここからマチを見渡し、大所高所に基づきこどもたちに」
 「胸をはって残せるまちづくりを考えるのがよいかも」。

 「よいかも」ではない。
 これまで、気がついたヒトが、真に少ないのである。そういうことではないか。

「実に、良い景観だねー」の非日常体験 「大所高所」=『釧路新聞』「余塵」欄から210424
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徹別岳&阿寒富士 本市北方に見える秀嶺210421

2021年04月24日 10時19分57秒 | 季節
  徹別岳&阿寒富士 本市北方に見える秀嶺210421

水曜日の午後、阿寒湖支所長をお務めの方と懇談。
「阿寒富士」(緑線)の西にみえる山岳を「徹別岳 テシ・ペツ岳」(黄線)と教えていただいた。

徹別岳。標高877メートル。
十勝と釧路の国境に近く、語源はアイヌ語にあって「テシ・ペツ tesh-pet(梁・川)」と、解する。

「梁 やな」を
「川の瀬に杭を打ち並べて水をせきとめ」
「一か所だけをあけて簀(す)を張り、川を上り下りする魚をそこに受けて取る仕掛け」。
かく記載するは、日本的解釈にすぎるでしょうかねー。

「徹別岳」YouTubeの記載。
 https://www.youtube.com/watch?v=sWarbgHYzd4 

 「北面の飽別川・二股沢から」。
 「林道~作業道跡をうまく繋ぐと山頂直下まで楽に行けます」。
 「展望良いのでもっと登られていいと思う」。

 そういうことでありますが。下の図。赤丸=観察地 黄色=徹別岳、緑色=阿寒富士。
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操船の域内と域外 間宮林蔵「樺太調査」のルート

2021年04月20日 11時54分49秒 | 記録
 操船の域内と域外 間宮林蔵「樺太調査」のルート

 形は緩やかな曲線ながら、実は<丸木舟運行>にとっては<重要な意味>。そう受け止めざるを得ない探検コースが南樺太に、示されていた。

 図の赤線は間宮林蔵の探検コース。
 シラヌシを出発した林蔵は北知床半島に向かうも、ここで<北上&北進>を断念する。
 その要因はアイヌ民族から借り上げた<丸木舟>を操船することのできた海域と、困難になった海域の転換点が「北知床岬」と、するものであった。

 林蔵が樺太調査を担当したのは文化5=1808年とされる。
 相方の松田伝十郎が樺太西海岸、林蔵は東海岸を担当することになり、前にすすむことが困難と判断されたとき、相方のルートに合流する方法がとられたと、する。

 間宮林蔵はアイヌ民族のもちいる<丸木舟>を操りながら、一書は「林蔵は多来加湾岸のシャクコタン(散江郡散江村)まで北上するが」と書く。
 海岸にそって「シラヌシ→北知床岬」まで北進するも、以北の海岸線を丸木舟で北上することは困難と判断したことになる。

 この間は決して深い湾や入り江ではない。しかし岬以南の緑丸印と以北の<外洋>とは、操船条件に大きな差異のあったと、筆者の理解では推測しておく。

 そのあたりの調査精度を高める作業は他に譲ることとして、今は釧路町大字跡永賀村に位置する「浦雲泊 ぽん・とまり」の地形について、言い及んでおくことにする。

 図で「(西の)タコ岩」=十町瀬に張り出している岩。
 その図の「(東の)ローソク岩」=冬窓床 プ・イ・マ」の岩を見てとれる。
 この二点の「張り出し部分」が意味をもち、緑線で囲んだ海域は丸木舟を操船しやすい好条件。つまり「ポン・トマリ 小・泊」と理解するにふさわしい条件を用意していることになる
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経営と支配の単位=「門 かど」 門と土地割替制度210417

2021年04月19日 09時53分51秒 | 記録
 経営と支配の単位=「門 かど」 門と土地割替制度210417

 人吉・鹿児島・都城など南九州に展開した「真宗禁制」。
 その対象は「門割制度」と呼ばれる農民の支配組織に対し及んでいた。

 「門」について『日本史広辞典』山川出版社。 
 「鎌倉後期~南北朝以降の南九州にみられた経営と支配の単位」。
 「住居を中心に屋敷地とそれに付属する耕地からなる」
 「南北朝期以降在家収取役の徴収対象となった」
 (もとは「家の周囲にめぐらした囲い及び付属の土地をさした」)。

その「門」を単位に近世の島津家中は、
 「門を前提に、土地割替制度を加えて編成」
 「農村支配組織としての門割=かどわり制度を実施した」(前掲書)。

(黎明館公式HP「川辺郷各村門名」)
 「川辺郷の神殿村・野間村・平山村など11ヶ村(享保期以降の村数は13ヶ村)の門・屋敷名を記録したもの」。
 「当時1村に平均24門が存在」「平山村には下之園屋敷の名前も見え」「村落内で門と呼ばれず,屋敷と帳付けされた」事例。
 「屋敷にも名頭=みょうどう・名子がみられ,五人組の一員となっていた」。
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真宗禁制・苛斂誅求・門割制度、桃園恵真鹿児島大学210417.

2021年04月18日 14時07分00秒 | 記録
  真宗禁制・苛斂誅求・門割制度、桃園恵真鹿児島大学210417.
 薩摩家中の「隠れ念仏」と「苛斂誅求=かれん-ちゅうきゅう」の語句を耳にしたは、1965年に至る時期。
 しかし、「隠れ念仏」と「苛斂誅求」の概念が結びつかないままに、ここまで過ごして居た。

 1965年ころ学部で、「真宗禁制」と「門割制度の苛斂誅求」の話を、当時の指導教官に聴かされた。
 古書店に注文して桃園恵真氏の論文を買い求めた記憶がある。
 一読するも、理解できたとは言いがたいまま、記憶の外にあった。

 1886年、鹿児島市・都城市を訪ね、指宿温泉を通過したのは前田正名翁調査のためで、真宗禁制も特攻基地・知覧も念頭にはなかった。
 
 
 「苛斂誅求」の背景に、伊藤忠士氏は
 「門単位に年貢や夫役=ぶやくが課せられ」「(年貢は)八割を超える高率」「重い負担で農村は荒廃した」と書く。

 人吉・鹿児島・都城の地が対象。
 権力で「南無阿弥陀仏」を禁ずるも、「隠れ念仏」で「真宗禁制」に対抗した。
 その年数は戦国時代末に始まり、江戸時代を通じた実に300年に及ぶ

【苛斂誅求】
税金や借金などを容赦なく厳しく取り立てること。
「苛」はむごい、また、責め立てる意。「斂」はおさめる、集める意。「誅」は責める意。
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「生業は勤労者でも、人生は『自らが経営者』」 生涯学習210512

2021年04月17日 06時24分06秒 | 記録
「生業は勤労者でも、人生は『自らが経営者』」 生涯学習210512。

 1.「気がついた3依存 新型コロナウィスル感染症」

  1)「サラリーマン生活 時間管理が他者依存」
  2)「モノ・サービスの供給、他者依存」
  3)「情報収集はネット依存」

 2.京名菓「かきつばた」の<おもてなし>

  4)「エリザベス女王 5月京都来訪」
  5)庭園で裏千家が抹茶、老舗菓子店は創作名菓「「かきつばた」
  6)名菓に「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞおもう」の由来。

 3.丹羽宇一郎氏「生業は勤労者でも、人生は『自らが経営者』」
  7)勤労者は名菓から「<出来あい>を選ぶ」、経営は「名菓を<創作>する」
  8)課題発生を解決するとき、「役人は<どの法律>で解決するか」「民間は<どんな法律>があれば解決できるか」
  9)経営者は「朝、四時に起きて、本を読め」

 オチ
  10)「愉しむこと、楽しみ方を豊富に」「本を読む、読んだら書く」「書けるほどに、読む」。
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入学式にあたって 釧路湿原シニア大学&大学院210414

2021年04月14日 06時29分41秒 | 記録
今期は釧路湿原シニア大学に三二名、そして大学院に□□名のみなさんをお迎えしました。

役員・担当者ともども、心から歓迎いたします。
あわせて二年間にわたり学びつづける尊いご決意に、深い敬意を申しあげます。

 私たちはこの機会に、「地球の未来を創り、次世代に継承するため出来る事」を本気モードで学ぶことにいたします。
 私は昨年五月、「気候変動とパンデミクスは同根」。つまり同じ要因によって発生すると、総合雑誌の特集で読みました。

 マスクをする現在は「感染症を他者に移さぬため」です。
これが「マイクロプラスチックを吸引しないため」となれば、未来にむかいマスクから決別できません。

 これまで「自分の未来を創る」「地域の未来を創る」にご尽力くださった各位に、心からお慶びを申しあげます。
 百歳までの生きがいに、「地球の未来を創り、次世代に継承するため出来る事」を、共に学んでまいりましょう。

 以上をもって、式辞といたします。
 いずれの時も、いずこの地にあっても、どのような立場に位置しても、「共に学び続ける」の決意のもと、共に励ましあいたいと存じます。
地域社会の各位・機関におかれても、市民の「尊い志」をご支援くださいますよう、願ってやみません。
  令和3年4月14日              釧路湿原シニア大学長
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「この風情・雰囲気を江戸時代と変わらずに保つ」「それが私たちの使命」 落柿舎の柿樹210413.

2021年04月13日 09時10分28秒 | 放送
「この風情・雰囲気を江戸時代と変わらずに保つ」「それが私たちの使命」 落柿舎の柿樹210413.

渡月橋にはじまり、
天竜寺-嵯峨野の竹林-野宮神社-保津川の屋台船-落柿舎-大覚寺-大沢池-広沢池-仁和寺のコース。

落柿舎は向井去来の別荘。
師匠の芭蕉は三度訪問し『嵯峨日記』を残している、と。もちろんガイドにあたる人も俳諧の心得が十分。

樹齢300年の樹木を指さして、「これが由来になっています」。
 しかし、その樹木にも限界。この推移に「樹齢30年の若木を植えて育てています」。そう、キッパリ。

そのうえで、「この風情・雰囲気を江戸時代と変わらずに保つ」「それが私たちの使命」と語りつづけていた。

春の京都は「緑」。
別なガイドは「ガイドブック、寺ばかり見ていないで」と一言。
「緑の葉っぱの輝き、樹間をながれる風の音」にも眼を開いて、と。

女性は
 「みたらし団子」は「食べて無病息災」と、意味づけを。「たびラン 京都・東山の遺産」nhkBS3 210413 6:45~。
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眼をあらう思い=春の青もみじ 流響院 in 京都東山210411

2021年04月12日 14時47分11秒 | 放送
 眼をあらう思い=春の青もみじ 流響院 in 京都東山210411

 「京都 南禅寺別荘群 春」.
 樹齢200年の紅梅。咲き誇るシダレ桜。新緑に映える青もみじ。
 画像でみたのは流響院の「新緑に映える青もみじ」。実に「心あらわれる思い」。

 松下真々庵の庭園の映像も紹介。
 苔の緑、松の深緑、青松・白砂の実に<白砂青松>。

 しみじみ「創造する」「護る」「育てる」の三手続き。実にその積み重ねの一世紀。
 「創造」「管理」「投資」「職人の技」の集積。

 本州からの来訪者の弁。
 「こちらの邸宅では、みなさん塀をお作りにならないですねー」。ローン組んで、家を作りて、庭の余裕なし。
 「家つくって神仏なくば、ただの牛小屋」。越中生まれの母。息子が自慢する家に一言。
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漆喰仕上げ、大城の象徴する銅板屋根、眼前に家康築造の天守閣

2021年04月11日 09時42分01秒 | 放送
 漆喰仕上げ、大城の象徴する銅板屋根、眼前に家康築造の天守閣。

中世の山城が、戦国時代を経て近世の平地城へ。変化はほかにも「名城SP」 mhkG210410。

 1)黒塗りの城が漆喰仕上げの「白亜城」に。
  黒く露出の木質部分は戦火にもろい。いわば「防火」の知恵が漆喰仕上げに。

 2)尾張・名古屋の名城。実は屋根が「銅板」仕上げ。
  理由は「城の重量を石垣が支えきれなかった」ことにある、と。それは早くから指摘されてきた。
  瓦屋根を銅板葺きに切り替えて軽量化をはかり、崩れかけた石垣を修復することに。
  傾きかけた築造物を綱で支える場面。その「支える綱」が「荒縄」で牽引している図も紹介されて、驚いた。

 3)大坂城、現存の天守閣は『家康の築造」。
  すでに秀吉の天守閣は、「大坂夏の陣」で消失。焼失ではなく、消失としておくことに。
  現存の天守閣は3代目。
  いえやすのそれが、再建された。もっともこの地は「石山本願寺跡地」と聞いているが。

 尾張城。
 再建当時は「赤がねつくりながら、しだいに緑青を発して緑色に転化」。
 「黒塗り」が「白亜」に転じたのは、「技術革新」ともうしていた、が。
  (手元にあるは広島・鯉城写真に岡山城天守閣写真。見つけるまでは二条城写真で)
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