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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

「寛容度低下」「ポジティブな話があると、心強い」 笑点55周年 長寿番組の背景210531

2021年05月31日 11時02分12秒 | 放送
 210531 笑点55周年 長寿番組の背景。

 「社会の寛容度が低くなっている」。
 「5~6年前から強くそのこと=非寛容を感ずるようになった」。
 「SNSの発達が大きいでしょう」。

 「今の時代、なにかネガティブに拾われてしまう傾向が支配的」。
 「ポジティブな話があれば、心強いのでしょうが」。

 この5月15日、夕方、午後5時半からの『笑点』は55周年を迎えたそうで。
 担当の飯田達哉プロデューサーが、視聴者の反応を語る。

 ネットで読んだ。
 「寛容度低下」「ポジティブな話があると、心強い」 笑点55周年 長寿番組の背景210531

 
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「利用低迷」の課題に、中山間・離島の民の交通権 放送大学

2021年05月30日 10時33分59秒 | 記録
 土曜日の午後。BSラジオ放送で放送大学講座「都市と農山村からみる身近な経済」の9th講義。
聞いてみていて、思いいたった観点は、「利用低迷」の課題に、中山間・離島の民の交通権ということ。

1)農山村と都市をむすぶ路線バス。
2)農山村と都市をむすぶ鉄道交通。
3)離島間との航空&船便輸送。

時代はここまで。そう思わせたことの一、二は、
4)「民営バス会社に不採算路線の撤退」を公共は認めることになった点。
5)災害で復旧困難な路線は、そのまま廃止、別な輸送手段に遠慮なく代替。
6)農山村から都市への人口移動、在来の6000万人が現在では2000万人に縮小。

そうしたなかで、
7)「住民の足」の問題を地方公共団体と居住民との問題と矮小化し、
8)食糧自給率の低下の問題を放置、海外農産物と自動車メーカーにマーケットを開放する政策の肯定。
9)それゆえ、「住民の足を維持するため、生産を委託された主権者の交通権」概念は念頭になし。
10)公共が関わる交通政策について、
  事業者に対する支援は地域振興。利用者に対する補助は福祉政策。縦割り行政がなせる点には指摘のみで、改善策なし。

しかし、<「共通する利用低迷」を主唱し、都市と農山村に生じる「地域間格差」>は、経済学の問題とは位置づけたくないようで。

よもや放送大学も、「エリート官僚を要請する予備校」とはおもいたくないが。ひょっとすると、それは正しいのかも。
政権に不都合な教育は、「予算削減につながり、政権が内容にまで干渉」を忖度しているのかも。


(授業案内)第9回 中山間・離島地域の公共交通問題
 海によって地域の中心地と切り離された島嶼地域が、農山村と比べてどのような特徴を持つのかを解説する。島嶼地域における産業の状況や行政施策についても紹介する。
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「サケ学習 地域への愛情を深める」 鮭の聖地の物語=日本遺産200622(210529 朝)

2021年05月29日 08時50分49秒 | 記録
 「サケ学習 地域への愛情を深める」。

 最近、nhkG NEWSの時間帯で根室国標津郡標津町の関係者が、語ってくれた。
一般的には「鮭の聖地の物語=日本遺産認定は、地域の観光資源となる」。そう、語るのではないか。

 「観光資源」&「魅力」。その空虚なる<言葉>の響き。
 公的立場の人物、大手の旅行&広告の代理店、メディアのエリート。
 損するか、得するか。どちらの結果になっても、責任を負わなくても良い階層は、安易に「観光資源」&「魅力」を口にする、
 そして、「認定」と「大手柄」を口にして、次のポストに栄転する。

 「観光資源」。確かに多くの訪問者、外来者が見学に来る。
 しかし、どれほどの時間を過ごす。そしてどれほどの経費を、その資源を維持する役割のヒトに投下するや。
 「魅力」。そう聞いて、「一目惚れ」を連想させてくれる。
 でも、「魅力」がヒトの間を<結んでいる時間>はいっときで、すぐに慣れてしまい、『別な魅力』を探しまわっているでは、ないか。

 「観光資源」&「魅力」。そう申して、公共は多くの投資を重ねている。
 にもかかわらず、初期投資は潤沢でも。持続維持させる経費は実に<貧弱>。
 往時、地方公共団体の道路管理、冬の除雪を担当する人物は申していた、ぞ。
 「<華>の道路建設、<涙>の道路管理」。

 新資源は程なく陳腐化。その疲労した姿は、新しい観光客にとって、<不評の糧>に。
 確かに万人が訪問するも、多くは<人生に一度>。その<瞬時の滞在>に公的資金、導入の是非?。

 訪問者は問う。しかし、地元の人は、胸をはっては応えない。
 「地元の人は毎日を、何に時間をあて、どんな<愉しみ方<で暮らしていますか?」。
 「私たちも、地元のヒトと同じ事をして、<楽しみみたい>」。

 「観光資源」は「生涯学習資源」&「魅力」は「価値、有意味性」に、あらためよう。
 標津の識者の一言。「サケ学習 地域への愛情を深める」。

 公共財の投資は地域住民のために、自分への投資は次世代の育成に。
 それが<みずからを鍛え>、かつ住民をして<おのずから地域への愛情>を深め、地域の豊かさと住民の分断を排除することになるのではないか。

 「サケ学習 地域への愛情を深める」 鮭の聖地の物語=日本遺産200622(210529 朝)
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宇宙&北極海 大国の思惑210526

2021年05月28日 08時41分32秒 | 放送
:  宇宙&北極海 大国の思惑210526。そうか、図がおもいつきませんネ。

 「北極圏 交錯する大国の思惑」nhkG時論公論での解説。
 宇宙を舞台にツバ競り合い、地球温暖化のもと、今度は北極圏で。

 2007年 ロシアが北極点に国旗掲揚。2017年ロシアは北極圏の資源開発に着手。
 ロシアが北極海に面した「最長の海岸線」を誇る国である点は、認めるもそこに「地球温暖化」の影響。

 USAも追従する。
 2019年 USA国防省は「国家戦略」を公開。そこに割り込む中国。「一帯一路」路線で「氷のシルクロード」を主張。

 1)「北極圏評議会閣僚会議」 メンバーは8カ国+先住民族6団体。そこに日本などオブザーバー国13。
 2)ヨーロッパと東京をむす南北ルート。南アフリカ経由は2万7000キロメートル。北極圏経由は1万3000キロメートル。

 航路、資源、軍事的拠点優位性。北極圏評議会は「国際的ルールつくり」を目指すので、あるが。

 ポイントは
 3)どの時期から課題として浮上したか、
 4)なぜ、課題として深刻になり、急がれるのか。
 5)そもそもこれまで眠っていた潜在能力を顕在化した「地球温暖化」に、いかなる対処をするのか。

 釧路港にとって。
 6)新航路に直近の寄港地にして、
 7)かつ新資源=LNG液化天然ガスなどの国内需要受け入れに、先陣をつけるタイミングと合意形成。
 
 いかがであろうか。
(しばし図は借り物で 後で交換予定)

 (北極圏ルート)
 ヨーロッパからロシアの北極海沿岸を通って東アジアに至る「北極海航路」。
 最近までその一部がロシアの国内航路として利用されるだけでしたが、近年の地球温暖化により北極海の氷が減少し、航海の難しさが軽減されたため、ヨーロッパ・東アジア間の海上輸送におけるスエズ運河航路の代替ルートとして注目されるようになりました。
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実父の口クセ=「考えないヒトの頭のなかは、カラッポ」 放送大学講義

2021年05月27日 09時24分14秒 | 記録
 実父の口クセ=「考えないヒトの頭のなかは、カラッポ」 放送大学講義
 
  兵庫県小野市で「農事組合法人きすみ」の営農集団をつくりあげた、女性は実父の口クセを忘れていなかった。

  こちらのケースも「第8回 女性起業の展開と役割」で紹介された、「若い女性が活躍する」の好例。
  その内容は、「集落の営農組織のオペレーター」なる、役割にある。

  子育てが終了。実家の父のクセ癖を思い出した。「なにかをやってみよう」「なにか、してみないかい?」。
  呼びかけに応じた一人があらわれ、それが最大6名まで拡大。まずは「男性の役割だった農業用機械」の運転に挑戦することに。

  家族に相談すると、「それは無理」。しかし、彼女はひるまない。
  「農業機械メーカーの社員に相談」するち、「車の運転ができるなら、それほど難しいことではない」、と。その言葉に力を得た、そうで。
  「3-4時間も訓練すると、それなりに支障なく、動かせるようになった」。
  興味津々。見ていた男性たちが驚きの言葉を口にした。「結構、やるもんだ」。

  これに、大いに力を得る。
   「営農集団」を標榜するからには、個別の経営を「つなぎ」つつ、「個別経営が設備するべき機材や技術のスキマ」を埋めること。
  最大6名となった集団は、家庭事情で一名が退いた、と。そこには女性ならではの事情があると、うかがわせる。

  担当講師は、三つのまとめを提示する。
  1)個人女性を中心に家族経営で6次産業化を展開
  2)良好な家族関係、良好な働く仲間づくりは、地域の活性化につながる
  3)経営の中心的存在で女性が活躍することは、地域の活性化に繋がることを学ぶ。

  どれ、日曜日の午後。横になりながら耳にした放送大学「地域の産業発展と主体形成」。
  BS231,BS232ではなく、BSラジオで聞く話は、「大学院 修士課程 社会経営科学プログラム」の一コマ。

 高齢の方が、地域の生涯学習講座で学ぶ機会は多い。学びながら、聞こえてくる声。
 それは、「内容が食い足りない」「さらに学びを深めたい」。いかがであろうか。
 そうした時には、上記のような方法もあるではないか。

 放送大学の学部、研究課程の放送を選びだすこと。ポイントはその時、間に入る「相談できるヒト」。
 つまり、生涯学習アドバイザーの存在と相談可能なシステムの構築ではないだろうか。
 「地域の産業発展と主体形成」講義を聴く人は、「フードシステムと日本農業」とする講義もある。
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良質な広告主のへの配慮と ネットに「偏り」是正210520

2021年05月26日 12時56分33秒 | 記録
 良質な広告主のへの配慮と ネットに「偏り」是正210520

「利用者の好む記事を優先的に表示」。
 それをニュースアプリ各社が改善に取り組んでいる。

 2019年、4月。タブレットで情報に接するようになって、気がついた。
 表面にアップされる情報に、「偏り」を感じたから。政権の評価をめぐる記事が9:1ほどの「一方向性」を思うようになった。
 
 実感ではなく、どうも実態なのだ。
 『北海道新聞』21年5月20日夕刊が一面で伝える。「グノシー」。国内で1000万人以上が利用している、と。

 新聞は伝える。
 1)「社会性が高い重要なニュースを全員に届ける」。
 2)「異なる立場の記事を読み比べできる機能を導入」。
 3)なぜなら「人々の意見が偏り、社会の分断を助長しかねない」などなど。

 配信各社は「個人に最適化した配信技術を強みとしてきた」が、伝える。
 新聞も電子メディアも、ともに読者の顔は見えにくい。しかし、論調が偏ると、それは。
 新聞では購読料の増減に影響。電子メディアは、あんまり影響をうけないか。か。
 それよりも、同じ新聞を読んだもの同士の、「読後感を語る場面」があった。そこが新聞と電子データでは異なる、か。

 記載を急ぐ。今なぜ、改善の動き。
 「(グノシーは)ニュースの偏りや質の低下が続けば、優良な広告主の離反を招く恐れも」と、伝える。
 その動きは、他社にも広がっているようだ。
 紙面では「(ニューズビックスも)トップ画面に会社側が選別した3本を常時掲載」と報ずる。
 「利用者全員が共通の記事を読む」「コメント欄への書き込みを活発化させ」「さまざまな意見が飛び交うようにする狙い」と、言うことだ。

 さきごろ、公共放送が行い、公表する「世論調査」。
 それは、「世論調査」ではなく「世論操作」ではないかと、政権への偏りが危惧されていた。
 
 「システムがやったこと」。
 そのつもりはなくとも、「世論操作」の片棒をかつがぬように、推移を注視したい。いかがであろうか。
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妻の言い分聞く夫 農業経営の継承、新時代210323

2021年05月25日 09時25分57秒 | 放送
 妻の言い分聞く夫 農業経営の継承、新時代210323。

 琵琶湖に近い滋賀県東近江市の池田牧場。
 そこでは一人の女性を中心に家族経営で6次産業化を展開している。
 生乳生産者農家の主婦が、生産調整で搾乳した生乳を廃棄する。その現実にハッとする。
 「ただ、搾るのみでは、ダメだ」。

 自分たちが搾った乳。自分の手で加工し、消費者に届けたい。
 友人に「美味しいワッ!!」。
 そう言わしめた生乳を自分で活かす。結果として和洋中折衷の「乳製加工食品」を作り、販売することになった。

 時期は「子育て」に一区切りついた時。夫は妻の言い分を理解し、協力してくれた。その夫の「協力スタイル」。
 農協幹部にわたりをつけ、「生産物の一括買取」以外の自家製加工に了解をえた。
 信用金庫との交渉も引き受け、融資の道を開いた。そだればかりでない。信用金庫はその可能性を認め、国民金融公庫の融資にも拡大してくれた。
 保健所に一度、提出した書面。理解がえられずつき替えされた書類を、夫はネバリ強く交渉し、製造品販売の提供業者としての許可。それを獲得できた。

 この間、彼女はもと師事していた料理教室開設者のもとに走る。
 「先生、乳製品加工の指導を、お願い」。料理教室は頑なであった。
 「週3回の教室があるし、牛乳食品の加工など、手がけた経験がない」。
 頼み込んだすえの結論は「(先生談)2年間、講座を休む、一緒に取り組もう」。

 新製品の「乳製加工食品」。初年度の売り上げは3700万円。
 創業者も、元はといえば農家の娘さん。地元の商業高校に進学した。
 信用金庫職員となり、そこで典型的な男性サラリーマンの生き方を目にした。
 自分は、一次産業の「モノつくり」する人と、「生きる」。

 経営を男親から引き継ぐ農業経営の息子。親の言い分を聞くか、嫁の言い分を聞くのか。
 「今は、嫁の言い分を聞く」
 「嫁はそれまでの育ちと人脈をいかして、生産から消費までの6次産業を展開」。
 そのモデルのような話。
 

 日曜日の午後。放送大学の番組表をみながらチャンネルをあわせた。
 BSラジオ放送。科目は「地域の産業発展と主体形成」の8回目。
 調べて「放送大学 大学院課程 社会経営科学プログラム」。
 なかで、「第8回 女性起業の展開と役割(ケーススタディ)」の二話中の一話。 
【キーワード】 女性担い手、地域活性化、6次産業化。
執筆担当講師名:中村 貴子(京都府立大学大学院准教授)。
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缶詰 多様な調理 「うれしい一品」記事210524

2021年05月24日 10時49分38秒 | 記録
 おもしろいとおもう。
 缶詰の素材内容もさりながら、一緒に封印されているウマミの活用。

  缶詰といっても、さまざまながら。イワシ・サバにお世話になっている。
 その訳は添加剤使用が微少にとどめられている、点。

  缶詰の素材をほぐして野菜(タマネギ、キャベツ、長ネギ)など。 
  それに旨みはもとより、少量の調味料を補填することで足りる。

  種類によっては旨みに大根をいれて、煮込んでおくとよく、適量の調味料で旨みもアップ。

  魚をおろす。
  それは苦手の男性に、魚の旨みを堪能できる。そういうことではあるまいか。

  缶詰 多様な調理 「うれしい一品」記事210524
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日本の政治家 ひどい「三理由」 とうとう指摘が210523

2021年05月23日 11時35分47秒 | 記録
 日本の政治家があまりにひどすぎる「3つの理由」。東洋経済新報社がネット配信している。

 実に6300字あまりの立派な記載。
 冒頭の一文には「不信から軽蔑へ」、「(政治家を)『ただの馬鹿なのか?』という疑問に変わっている」と、手厳しい。

 まず「政治家はやっぱり馬鹿なのか? 」と、問う。

 なぜ、馬鹿が政治家を務めるか。おそらく「三点の仮説」という形で立論しようとしている、ようで。

 (仮説1)愚かな人が政治家になっているから
 (仮説2)政治家になると愚かになってしまうから
 (仮説3)政治家になると愚かに行動することになるから。

 では、主権者はどうすると良いのか。そこで「民主主義の徹底を追求する」と、正当論を述べるのであるも。

 しかし、それでは事態は改善すまい。
 一に「愚かな人が『より得票力がある』」と答えを出してみて、いるようで。

 それでも、収まらない。かく、読み取ることができる。
 「主人の望むように“気の利いた”行動をし続ける」。
 「公平性の厳密性に縛られ、『迅速に配る』ということが誰に対してもできない」、という愚かな結果に終わると、結ぶ。

 「誰のために?」か。見えてきた点。
 1)アメリカ合衆国の一部特権者のために、
 2)戦前から生き延びた「極右」の後継者のために、
 3)有権者のほぼ四分の一を占めるとされる新自由主義者のために。そういうことであろうか。

 日本の政治家 ひどい「三理由」 とうとう指摘が210523
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記憶アーカイブツーリズム NHKG

2021年05月22日 11時43分10秒 | 放送
 記憶アーカイブツーリズム NHKGで紹介されている機会を視聴するも。

 それって、なに?。
 調べてみると、最初に飛び込んできたデータは
 「東日本大震災・記憶のアーカイブ〜DARK TOURISM SENDAI」。
 URLも紹介させていただくと、「https://www.148apps.com/app/829576018/」 210522 10:07。

 「語り部やガイドによる宮城県内の被災地ツアーを収録」
 「記憶のデジタルアーカイブとして震災の記憶を風化させず」
 「また後世に伝えていくために制作」と紹介がある。

 総合テレビでの紹介は沖縄を舞台にしたもの。
 横目でみながら、「観光情報」「観光資源」「観光客誘致」「魅力度アップ」。
 そうした声が高らかに官民あげて、叫ばれる。

 大手の広告や旅行の代理店が。著名な識者が。中央官僚の役人が。
 それに呼応するかのように、地域の経済界も地方公共団体の職員も。
 機を一にして「観光振興」「交流人口拡大」「外部からの投資対象期待」を口にしてはいまいか。

 松島湾に面した浦戸諸島。
 「湾の記憶ツーリズム」は「(地域に潜在する)記憶を手掛かりに、松島湾を体感する旅」を提案。

 そこに<地域の住民による>次の3点を読む。
 1)自ら記憶の記録化に努める、2)記録化するための担い手が住民、自らである、3)記録化を通じて物語化が可能。


 (紹介)https://tsunagaruwan.com/wan-memory 湾の記憶ツーリズム
 松島湾に面した浦戸諸島に散らばる記憶を手掛かりに、松島湾を体感する旅。
 
 さて「観光」は、これまでに蓄積された「環境」&「生涯学習資源」を整備すること。
 そのうえで体系化し、意図的に、計画的に、そして組織的に活用してゆくことで、自ずとついてくるものではないか。
 
 長期滞在者の方は問う。
 「この地域に住む方は、どのようにして楽しみ、自然や環境、文化の楽しみ方を開発しているのか」
 「教えてほしい」「そして、私たちも一緒に楽しみ、楽しませてほしい」。そう、たずねてくださるのである、が。
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「五 たける 習熟する」「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」=「老」の意210517

2021年05月21日 19時30分33秒 | 地域
 「五 たける 習熟する」「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」=「老」の意210517

  北海道東部、太平洋に面した海岸線に付せられた地名で「老者舞」。土地のヒトは「ヲシャマップ」と読む。

 漢字にあてられた「老者」をどう解するや。
 漢和辞典に「五 たける 習熟する」「ものごとに通じた有徳の老人」。

 イメージの「老」。 
 それは「一 オいる=フケる」にして年をとる、高齢となる。
 「二 オい=年をとること、高齢」。
 「三 年寄り」から年をとった人 老人、七十歳の老人、六十歳以上、五十歳以上にも言う。
 
 ここまでは、一般的理解。
 「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」から「ものごとに通じた有徳の老人」。
 はては、「五 たける 習熟する」をあてて、
 「六 尊敬する 人を老人や老練者としての扱いをする」と、展開。

 「老者舞」。
 その「老者」は、熟達のヒト、成熟の生きモノをさすや。 
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塩飽諸島 ももて祭 櫃石島(ひついし・じま)nhkBS3

2021年05月18日 09時53分44秒 | 放送
 塩飽諸島 ももて祭 櫃石島(ひついし・じま)nhkBS3。
 テレビをみていて、注目。
 特異な的。全村あげて祭事に参加。「裃かみしも 袴はかま」に猪木をただした歳男。
 塩飽。そう申すと瀬戸内舟運の拠点で、危険な操船に貢献したではないか。
 そうした諸島の一つ、「櫃石島(ひついし・じま)」の祭事。

 そこのところを「うどん県たびネット」で紹介してもらうことに。

 https://www.my-kagawa.jp/point/177/ 
 坂出市の与島出張所に勤務する濱本敏広さんが紹介者。
 1年の豊かさや厄除けなどを島の神々に祈願して弓を射った後に、集落を回り魔をはらいます。
 弓の的には、他の地域と違って四角形の的が使われます。
 また、弓の型は“小笠原古流”という型で、少し腰を落として前かがみで弓を射ります。
 これは海上での戦で、小船から弓を射る際、自然に構えられた型と思われます。

 祭りで使用する道具は、前日に作成します。
 的は、葦竹(よしだけ)を使って編んでいき、その上に白紙を貼り、33個の大小の黒丸を書きます。
 矢は“ズンドウ矢”を使用し、<矢じり>には松の若木を削ったものを使います。
 見物人のなかには、的に当たった矢を縁起物としてもらって帰る人もいます。
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学術会議 心の自由をうばわない210513

2021年05月17日 10時26分27秒 | 記録
 学術会議 心の自由をうばわない210513。 
政権は人事を恣意で。しかも制度を無視して強行する場面。

 しばしば、耳&目にするようになった。権力の行使の仕方を思い違い。
 それは「端的な表現」であって、学問の基本を無視しているとさえ思わせるケースもある。

 「一般法と特別法の関係」「憲法と法律の規範」。 
<なぜ、憲法改正は国会で3分の2以上の同意が必要で、過半数ではないのか>。
 <なぜ、自民党総裁が憲法改正を口にしてもよいが、内閣総理大臣が改憲を提案しないのか>
 そんな議論を口にする総理大臣が現れる時代である。

聞けば、法学や政治学を学んだ学生時代を経験。 二人とも母校から、「それは間違い」「知性をみがけ」の指摘が現にある。

 摩訶不思議。
 民主主義国家を標榜する国の先進工業国の学術専門家と一部政権及びその取り巻きの判断。
もっとも女性の社会参加では「先進工業国と言っても目をおおうばかり」の男性社会。

男が決めて、なにが悪い。
 決めるのが男かどうかの前に、決める内容がよろしくない。そうではないか。
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「水素基本政策」 政府の策定2017年。

2021年05月16日 10時12分49秒 | 記録
 「水素基本政策」 政府の策定2017年。水素社会の移行に関心が高まっている。

 サイエンスライターの白鳥敬氏が5月12日付け道内配布紙に書いている。
 「来るべき水素社会の検討 二酸化炭素少ない利点も」。

 福島水素エネルギー絵研究フィールド。
 そうした施設が完成し、稼働を始めた。そう書き出している。
 「太陽光パネルで発電」「水を電気分解して水素を製造」(略)。
 「(水を電気分解によるものは)水に電極を入れて電流を流し、酸素と水素に分解」
 「現在のガソリンに近いコストを実現することをめざす」。

 メリットを示す。
 「発生する二酸化炭素が極めてすくない」「水素は工場の副産物で生じたものを利用」。
 ほかにも「化石資源から取り出す」。
 「(電気分解の際には太陽光発電による電力を利用すれば)CO2を出さずに水素を製造するシステムとなる」。

 他方でデメリット。
 「(水の電気分解の過程で)CO2は出ないかもしれないが、太陽光パネルを作る時には発生する」、と。

 「水素社会」の検討は、
 政府が「30年までの具体的な計画」と「50年までの水素社会のビジョンを示した」点に、あるとも。

 白鳥氏は示す。「製造した水素は、超高圧充電する」ことを通じ、
 「運搬・燃料電池などに利用」「トルエンなどの科学物質と化合させて運ぶ技術の開発もすすむ」と言うわけ。
 
 <なにより>と申すべきや。
 「(水素には)特定地域に供給源を頼らずにすむという安全保障上のメリット」
 「エネルギー需給の全体を見ながら最適のバランスを探り、来るべき水素社会を目指してゆきたい」。

 <高速道路・リニアモーターカー>。
 2017年、政府の提案。そうした記載をみながら。いけないことを、考察する。

 国民の気がつかないところで、すでにどのような利権がうごめいているのであろうか。
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早朝一便の直行便、到達に4時間半の浦河~苫小牧代替バス 日高線210513

2021年05月15日 08時55分15秒 | 記録
   早朝一便の直行便、到達に4時間半の浦河~苫小牧代替バス 日高線210513、
 『北海道新聞』夕刊の「今日の話題」欄。5月13日のそれは「日高線を歩く」。

 記者が今は転じた旧日高線代替バスで、浦河から勤務地の「苫小牧市に戻った」、と。
 「直行便は早朝の一便だけ」と、文章は書き継がれる。やむなく。
 「同管内の新ひだか町で路線バスを乗り継ぎ」「50分の待ち時間を含め4時間半かかった」。

 「(一緒にバスにのっていた77歳の男性)帰宅するのに一本逃すと3時間待ち。前は列車も使えたのに」とぼやく。 
 記者はこれをうけ、「利便性の低下以上に住民の喪失感は大きい」と書き続ける。

 そこで浦河町で飲食店を経営する男性が、紹介される。
 「その地に住む人の暮らしが見えるのが鉄道旅行の面白さ」。
 「鉄道が消えればそんな旅を楽しむ人が日高に来る機会を失ってします」。
 「域内の需要だけで地域経済はまわらない」。

 かくて町内有志は一つの提案をする。「旧日高線を歩く会」。
 「廃線区間116キロのうち浦河町内の約4.5キロ歩く会を催した」。
 その意図を。
 「周辺を通る旧日高線の魅力を歩いてみながら再認識し、再活用について考える機運を高めたい」。

 コラム記事は次の文で結ばれる。
 「草むす鉄路に寄せる住民の思いは深い」「そこに光があたることを願う」。
 
 210513『北海道新聞』夕刊1面。「今日の話題」で「旧日高線を歩く」と中川大介記者。
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