pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

光彩いくばく 晩秋紅葉191028

2019年10月29日 06時08分28秒 | 景観
 光彩いくばく 秋日の紅葉191028。

 気温が高めのせいか、色合いにぶく鮮やかさに遠かった紅葉。秋の日に映えて、輝きをくわえるように。

 「樹種の選定が好かった」。確かに映える。肉眼とレンズ目線では幾分ことなる、も。

 秋の日の陽光をうけ日差しに映える。最後の輝きか、朱、橙、黄葉、赤紫に松の緑。

 多様が彩りを深め、目を楽しませ、落ち着きをあたえてくれるの趣
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「森は海の恋人」 畠山重篤著『牡蠣の森と生きる』181026

2019年10月26日 09時09分59秒 | 書評
舞根湾 もうねわん 室根山
「(舞根湾は)天国のような海」と書き、「(室根山は)山測り=やまはかり か 漁師が位置を確認し、天候を予測するための大事な山」とする。
「『森は海の恋人』の活動は室根山の植樹にはじまる」「二〇一八年で三〇年植樹したブナ、ナラなど広葉樹は五万本」「体験学習にやってきた子どもは園児から大学生まで一万人を超える」「海と川、山をひとつにつながりの自然として大切にする実践は高く評価され」(iii p)。

東日本大震災
 「過酷な津波でも海に恵みをもたらす森や川の流域は壊されず、海はうおみがえり、牡蠣養殖も復活」
 「日本全国にある大小三万五〇〇〇本もの川があり、それが森の養分をはこび海をはぐくむ」「海のミルクは、わやしの健康の源」。

海の不思議な力
 「(牡蠣をむく指にふれる水)水道水だと手が荒れるのに、なぜか海水だと荒れない」「海の不思議な力を感じる」。
 「釣りを通し、海や川の生き物について生きた勉強をした」。

「海は森の恋人」と「血ガキ」
 「森から川を通して海に運ばれる鉄分が海を豊かにする」。
 「公害が騒がれた高度成長期、森は荒れ、川も海も汚れ、赤潮を吸った」「牡蠣の身が赤くなる『血ガキ』の現象が続く」「『近頃、めしがまずしくて食欲がわかない』という牡蠣の声が聞こえてくる」。
 「森、里、川、海のつながりをたいせつにする活動が始まり」。(中央公論社 2019年)
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6つのポイント 迂遠別橋・バス停物語191021

2019年10月20日 10時50分04秒 | 旅紀行
6つのポイント 迂遠別橋・バス停物語191021

バス停「迂遠別橋」は阿寒バスが運行する釧路駅・市立病院と阿寒町、阿寒湖畔をむすぶ定期便路線の停留所。

 釧路市桜田と釧路市阿寒町下舌辛の接点に設けられている。接点はウェンペツ川が境界となっており、川に架橋された迂遠別橋の名が、バス停名ともなっている。

 そこに六つのポイントを提示させてもらっている。

 ①河川名、②橋名、③変電所、④桜田・山花行き道道分岐、⑤青山林道が網走山道。⑥「wen・pet ウェン・ペツ」=悪い川の6点。

 あわせて、北海道内にみえる「wen・pet ウェン・ペツ」の地名。
 目梨郡羅臼町の植別川。標津郡標津町との町境、郡境に位置する河川。
 雨竜郡雨竜町にある雨煙別川です。JR北海道の駅で雨煙別駅という駅もある
 最後に夕張郡栗山町にある、雨煙別川。「wen・pet」は「何が悪いのかわからなくなっている地名の一つ」ということであるも。

 放送は10月21日 午後6時15分過ぎ。FMくしろ 76.1メガサイクル。鈴木直哉アナウンサーと対談の形で。
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地域ガイドに真摯な取り組み 金星ハイヤー釧路191007

2019年10月08日 18時52分12秒 | 旅紀行
地域ガイドに真摯な取り組み 金星ハイヤー釧路191007.

いろいろ考え、暫くぶりに長距離ハイヤー利用で、スケジュールを確保。

 配車のドライバーさんは観光案内業務にも従事されている、そうで。「利用者からの問い合わせで多い項目は?」、と。

 1)案内で乗務する時には、「案内ポイントにまつわる<裏話>を挿入」。
 2)リアルタイムの話題を提供できるように、「道内新聞には細かく目をとおします」。
 3)「やはり<釧路湿原>には関心の高いお客様が」。

 そうですかー。往復すれば70キロの道のり。乗車率は4割ほどしかない、が。発注に不安もよぎったが。

 そこは前日に乗車したときの女性運転手。「大丈夫ですよー、行きます」「ゴルフのお客様がよく利用してくださいます」。

 この会社。平成21年に始まった「くしろ検定」には、社をあげて取り組んでくださっている。そこで、若者らと移動の時は、利用することにしているが。

 予定より結構、早めに目的地。車中で話しっぱなしの労をねぎらって、これからの健闘を期
したのであるも
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「北方型」の自然&生活者 日本型生活様式の異領域

2019年10月02日 06時00分48秒 | 記録
 ◎「北方型」とは自然環境=日本型生活様式にない要素
 1)稲作・果実実らぬ冷温帯気象=保存・持続に好条件
 2)海抜ゼロメートル地でも本州高山型の植生景観=日常に本州の非日常が<ないまぜ>
 3)開発に立ちはだかった広大な泥炭植生と海霧=原田の大好きな湿原景観。

  原田康子文学碑
 「高台から見降すと下町には明りがともっていた」。
「しかし町の明りの果ては、広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった」
 
◎「北方型」とされる生活者
 4)本来、来なくてよかったヒトが来ている
=ワケあって離郷した移住者の子孫、仕事があるから来住した出稼ぎ者が定住
 5)わずかなツナガリを機縁に共助する 町内会、会費制結婚式、少額香典
6)伝統に縛られぬ奔放な生き方、<諦め=落伍>する瀬戸際の緊張感
>。
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7年で倍増、15年で3倍増 戦後、急増期の釧路市人口

2019年10月01日 06時12分47秒 | 記録
7年で倍増、15年で3倍増 戦後、急増期の釧路市人口

 1)住民基本台帳登録人口を上回る国勢調査人口。
2)7年で倍増、15年で3倍の人急増。
3)男性人口が女性数を上回る構造の都市。

大炭礦に小ヤマ併存の石炭産業、沖合から遠洋に転じた外来船漁業基地。
港湾・鉄道・警察=拡大する男性中心の労働力
急増人口を受け入れる学校・住宅ライフライン拡大で拡張する土木・建築業
拡張するマーケットをカバーする販売・サービス業の拡張。

人口が急増し、一時的に家族のいない男性、半生を単身で生活を余儀なくされた女性群。

昭和20年こそ女性が男性を上回った構造。昭和45年にわずかに女性が男性を上回る。
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