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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

英国Scotland似の景観&風土=日出る港マチの文化・知恵・物語 釧路観光講座2024

2024年02月03日 10時16分37秒 | 催事
英国Scotland似の景観&風土=日出る港マチの文化・知恵・物語 釧路観光講座2024

 釧路観光ボランティアの会。市内で観光ガイドボランティアの委託をうけて、訪問の観光客を<もてなし>ている団体。
 同会が、このところ取り組んでいる「湿原、街並みと施設の歴史、観光ガイドの魅力などを紹介する格好講座2024」を今年も開催する。
 このほど、その概要がまとまり、関係者とコンセンサス形成を働きかけている。

 昨年の事業内容に照らして推量するに、日時は2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間。
 1)金曜日は釧路観光ボランティアの会 木村浩章代表らの講義。
 2)土曜日は、城山モシリヤ学コミッション調査役の佐藤宥紹氏とくしろ保育専門学校環境・教育センター 大西英一センター長。
 3)日曜日は釧路観光ボランティアの会々員が手分けしてガイドを務める巡見。今年も釧路湿原展望台周辺がフィールドワークの対象になるのかも。

 会場は釧路市国際交流センターで、受講料は有料。巡見の日の昼食や施設入館料の実費分が受益対象。催行の情報公開は2月中旬に市内配布の新聞紙上で明らかに。
 小生の担当は「釧路の街の魅力」。そこを拡大解釈して、以下の内容とする方向で検討にはいった、ところ。
 (主題)「“英国Scotland”似の警官&風土 <日出る港マチ>の文化・知恵・物語」。
 (起)不可能を可能にした風土の力量
 (承)寒暖差育む本来の旨さ、本当の美味しさ
 (点)メナシ<menasi 東方>文学の作品・舞台・作家群
 (結)(阿寒摩周国立公園指定90周年)「阿寒帝国公園」請願、前田正名の構想力

 申込先 主催者から公表されてはいないが、照会先は「釧路観光ボランティアの会長」。
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240129 “森と水”物語三題 笑顔のニュータウン講座13th

2024年01月06日 10時08分01秒 | 催事
 240129 “森と水”物語三題 笑顔のニュータウン講座13th

 24年1月例会「“森と水”物語三題~旧サルウシナイ川水系の地域学~」 笑顔のニュータウン「郷土を学ぶ地域学講座13th 」240129

日時 2,024年1月29日 13時30分~15時
 場所 笑顔のニュータウン(釧路市大川町7番15号)
 題目 “森と水”物語三題~旧サルウシナイ川水系の地域学~」
 担当 佐藤宥紹(城山モシリヤ学コミッション調査役)
 定員 20名(会場は広くない、主催者0154-22-32への照会が不可欠)。

 (趣旨)
 釧路市緑ケ岡三丁目の緑ケ岡公園に源流部をもち、釧路川に流入していた小流があった。明治16年に佐々木与兵衛が流域の国有未開地の払い下げをうけ、のちに北海道庁の測量を経て「別保原野」が創設された一帯。
 その流路は現在、伏流河川となっている。しかしその流路では1)木材の流送、2)搾乳所に移行して生乳、また豊富な伏流水を活かす酒造業が展開、3)今日、<異常気象、気候変動>の時代に、「森里海連環学の舞台」である点に<第三の意義>をもつ。

(多世代型地域コミュニティ拠点「笑顔のニュータウン」) 公式HPの記載
 https://kushirowat.jimdofree.com/%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BA%8B%E6%A5%AD/%E7%AC%91%E9%A1%94%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3/

 大学や高校群が集まる市内屈指の文教地区である釧路市橋南地域で進む少子高齢化の中で、学生、子ども、高齢者の各世代が交流することで、 地域社会の未来につながるコミュニティ拠点の創出が求められている中、「地域コミュニティ施設での多世代交流の推進」、 「高齢者の認知症予防及び健康保持」、「子どもたちや子育て世代の居場所づくり」を目的とした新事業をスタートしました。
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武富家招魂碑に表敬 土に刻まれた小説『海霧 UMIGIRI』の世界ー佐賀・鍋島家三郡支配ー』231116

2023年11月16日 06時00分45秒 | 催事
 只 1.タダ こればかり 強調の辞
 管 3.範囲を限って管理する 支配する
 打 3.他動詞に添えて動作する意 名詞の上について動詞をつくる
 座 1.スワる ヒザを折り、尻をモノにつけて、体を支える

 只管打座 「しかんだざ」と読むことは知られている。
 禅門にあって選択専修の行とされるべきや。
 その意味は別に示すことに。

 しかん‐たざ 〔シクワン‐〕【×只管▽打×坐/×祗管▽打×坐】
 「ただひたすら座禅すること。特に曹洞宗でいう」
 =デジタル大辞泉 「只管打坐」の意味・読み・例文・類語。

 しかん‐たざ 只管打坐
 祇管打坐とも。「只管」とは,ひたすらにの意。坐禅になんの意義も条件も求めず,公案なども使わず,ただひたすら坐禅を実践すること。全身心をあげて坐りぬくこと以外に仏法の体得はないという道元禅の特質を端的に表した語。道元は黙照禅の伝統をうけ,天童如浄の「参禅は坐禅なり」の意をうけて只管打坐を重視した。
=山川 日本史小辞典 改訂新版 「只管打坐」の解説

武富家招魂碑に表敬 土に刻まれた小説『海霧 UMIGIRI』の世界ー佐賀・鍋島家三郡支配ー』231116
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南大通七&八丁目、米町界わい=眞砂町50、米町一二三 佐賀県人武富・福富家の経営拠点231116

2023年11月09日 06時09分50秒 | 催事
再び『明治四二年七月電話帳』。「タ」「ク」「フ」「ヤ」の項目に8件の電話番号が掲載されている。
 「タ」=緑系
 一六一 武富善吉 眞砂町五〇 倉庫業
 二二四 武富善吉 眞砂町五〇 倉庫業
 「ネ」=黄系(原田家関係)
   六 根室銀行 眞砂町一〇〇
  四〇 根室銀行 眞砂町一〇〇
 「ク」=緑系
  一八 釧路銀行 眞砂町五〇
 「フ」=紫系
 一〇二 福富甚吉 米町一二三
 一〇三 福富甚吉 頓化二二
 「ヤ」=紫系
 二五〇 ヤイチ 福富商店 眞砂町三二

 南大通七&八丁目、米町界わい=眞砂町50、米町一二三 佐賀県人武富・福富家の経営拠点231116
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自身と同環境で育つ、工業製品化せず、売る者の都合で栽培しない 地産地消の意味&意義231028―前―

2023年10月31日 09時58分58秒 | 催事
 自身と同環境で育つ、工業製品化せず、売る者の都合で栽培しない 地産地消の意味&意義231028―前―

 一面記事で、「地元食材をもっと家庭料理に」「釧路 地産地消普及団体が調理教室」の報道。市内を中心に配信の『釧路新聞』が伝えた。
 地産地消くしろネットワーク(事務局 釧路市)が主催とあるが、蚕業振興室が所管ということか。

 事務局は「地場産食材を使用した調理に興味をもってほしい」。そうした談話も掲載。
 以前、「出前講座」の枠組みで、担当職員の話を聞かされたことが、あった。
 「なぜ、地元産食材?」。経済的な意味、説明意外に、「ただ、それだけか」。そう思い続けてきた。

 奈良・法隆寺は建造後1300年、世界に誇る<木造建築物>。長持ちするのはなぜか。
 「法隆寺 長持ち 理由」のワードで、ネット検索してみた。
 1)に「檜材の特性」=伐採後100―200年の間に少しずつ強度を増し、1000年までかわらずに持続。
 2)に「(日本の)木材は厳しい環境の中で生き延びてきた」「日本の風土にあった木材が一番」。

 最後の「日本の風土にあった木材」の示す、意味を記載した情報はないか。
 あった。「FOREST PEOPLE」 https://tokaimon.net/blog/2017/04/27/post3157/
 「4 日本の風土にあった木材が使用されていない」の項目。
 その理由を2点、述べる。

 1)「環境にあっていない外材を使用」、
 2)「地元の木、それも生えていた時の日の当たる方向まで確かめて、それに合わせて『この木材はここに使う』と決めている」。
 2)は説明が必要だ。同じ環境で育った木材は四季によって成長、つまり伸縮の方向が異なるうえに、日のあたる方向まで確かめて木材の使用箇所と向きを決めるので、<歪み少ない>。

 この点は「日本の木造住宅は、耐用年数が低いと言われているのでしょうか。その理由はいくつかあります」。
 その項目で使用されていた。「地産地消=厳しい環境の中で生き延びてきた、風土にあった木材、食材」として、興味深い(後に続く)。
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農村疲弊&昆布で外貨獲得 江戸期の地域経営、明治の国力増進

2023年09月18日 09時20分15秒 | 催事
 農村疲弊&昆布で外貨獲得 江戸期の地域経営、明治の国力増進230917

 明治9年 武富善吉家、開拓使から北海道産昆布流通を委託。
 明治13年 善吉、佐野の事業を買収、事業を継承。
 そう年譜を読みすすみ、なぜ江戸期に独占経営を委ねられた佐野家は、維新後に事業を武富家に継承するか。

 明治9年と13年の間に「西南戦争」があった。政府は戦費調達で紙幣増刷、「戦時インフレーション」を引き起こした。
 戦後は転じて国内への紙幣流通抑制に国家財政の緊縮に転じたから、長期にわたるデフレーションが生じた。
 士農工商。そのいずれもに疲弊&困窮をきたした府県と、まぬがれた政府に近い府県の差異をうんでいる。

 窮状をしのぐに、ポイントは「外貨獲得」であった。貿易輸出で国力を高め、国家財政の再建と貧窮府県の再生がテーマとなった。
 船一杯の昆布。その実、「昆布2対砂利1」とすら指摘のある昆布の清国輸出。
 地域は昆布産地として地位を高め、維新政府を構成する一翼の肥前・佐賀藩から取り扱い事業者が選ばれた。

 外貨獲得で、国際社会に比肩する。その外貨獲得で、二様のアプローチがあった。
 薩摩漢方医の6男であった前田正名は農村伝統工業品を英仏の富裕層に売り込むことを考えた。
 他方で政府内の見解は、粗品であっても量を確保できる「清国向け輸出昆布」もその一品に加えていた。

 前田は主張した。それは体系的な順ではないが、3点。
 1)つまらぬ西南戦争、その後のデフレ政策で農工商は困窮の極み、2)農工商の生業・生活を再生するためには伝統的農村工業の強化。
 そして3)貧窮県からの北海道移住は根本的な解決にはならない。

 江戸期に佐野が担当した「安価な魚肥、農産品&農村伝統工業品高価格」の路線は、政府の地方政策とは乖離。
 明治政府は原材料の輸出、安価な工業製品輸入を「入欧脱亜」の方向で選択した。
 佐野は沈み、武富が浮上してきた時代背景。そこのところを一枚のスライドで言及しようと試みたとところであるが。

農村疲弊&昆布で外貨獲得 江戸期の地域経営、明治の国力増進
 「米屋佐野孫右衛門とその時代~江戸から明治、クスリから釧路」 くしろ元町講座12th 釧路市米町 大成寺和順会堂230917  担当 佐藤宥紹
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個別自主参加図書館型生涯学習 「春採湖=土に刻まれた京都・近江を読む230911」

2023年09月11日 16時03分51秒 | 催事
 個別自主参加図書館型生涯学習 「春採湖=土に刻まれた京都・近江を読む ぶぶる8th230911」

 朝から釧路特有の濃霧。
 この地域で申す<ジリ=濃霧>模様の為、早々に屋内座学に切り替えて、「春採湖=土に刻まれた京都・近江を読む ぶぶる8th230911」。
 市内中心部の喫茶店にあつまり、1)国指定史跡・春採台地竪穴群、2)包丁塚、3)荒川楓谷句碑、4)久保洋青句碑、5)襟裳岬。

 6)トンボ池、7)旧上田ボート店跡=石炭湖上輸送陸揚げ地、8)国指定史跡茶ランケチャシ跡、9)西国三十三ヶ所10、11、12番札所、10)釧路港修築碑跡
 国の天然記念物=春採湖ヒブナ生息地には多くの学術情報が用意されている。11)野鳥、12)植物、13)花、14)遺跡。
 そうした「記録に残された春採湖、そこを超える記憶に残る春採湖」が、「ぶぶる8th」のテーマに据えられたところ。

 公園と市民のかかわり。それは大きく変貌している。そうではないか。
 「恋人同士が、ボートに乗って思い出をつくる」領域ではなくなった。
 今や、老後のいっときを散歩で歩く。それが公園。生涯学習に二つの体系があるではないか。

 団体動員参加公民館型生涯学習=日時を決め、場所を指定して、集められた受講者が講師の話を聞く。
 個別自主参加図書館型生涯学習=調べたい市民が、他者に強制されることなく、自身でテーマを定めて課題の解決をはかる。
 公園で散策、野鳥の声に励まされ、命ある花に生気をもらう。

 梢から発する木から発散される揮発系物質フィトンチッドと呼ばれるアロマテラピー効果(香り療法)によるもので。
 血圧が下がり、血行促進・細胞の活性化・新陳代謝促進・自律神経調整・血液浄化・疲労回復の森林浴はいかが。
 それらのいずれもが、「個別自主参加図書館型生涯学習=調べたい市民が、他者に強制されることなく、自身でテーマを定めて課題の解決をはかる」に相当。

 個別自主参加図書館型生涯学習 「春採湖=土に刻まれた京都・近江を読む230911」。次回は11月に予定している。
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「ヘタでいい、ヘタがいい」など 七ケ条 山崎瞳講師「絵手紙」=釧路シニア大学10期生9月第一講座

2023年09月06日 09時03分51秒 | 催事
 「ヘタでいい、ヘタがいい」など 七ケ条 山崎瞳講師「絵手紙」=釧路シニア大学10期生9月第一講座

 1)「ヘタでいい、ヘタがいい」
 2)ぶっつけ本番
 3)お手本なし
 4)・・・・・・・・。
 5)・・・・・・・・。
 6)・・・・・・・・。
 7)・・・・・・・・。

 「・・・・・・・・。」は受講してのお楽しみ。さりながら、受講の方は大いに、楽しまれた。
 「中学で絵をかいて以来です」のお方を含めて、「センスの不足をしみじみ実感、しかし、楽しさに魅了されら」。
 「先生の作品講評、実に、褒めてくださる言葉が豊富」。

 担当は、釧路市在住の山崎瞳氏、日本絵手紙協会公認講師で、釧路刑務所篤志面接委員。
 終了後、頂戴したメッセージ。「皆さん熱心に耳を傾けてくださり、初めてとは思われない作品の出来映えに感心いたしました」。
 受講者47名。記憶によれば9期生の第2年次講座で、担当していただいたようにおもうけれども。写真は頂戴のお名刺、その裏面。
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土に刻む京都・琵琶湖旧跡 ぶぶる7th

2023年08月23日 05時55分47秒 | 催事
 土に刻む京都・琵琶湖旧跡 ぶぶる7th

 1)国指定史跡「春採台地竪穴群」
 2)「包丁塚」碑建立地
  →“琵琶湖疏水”設計の田邉朔郎博士建之「北海道鉄道記念塔」旧跡
 3)久保洋青句碑
 4)ゴマ釣り岬→「えりも岬」&佐野孫右衛門
 5)とんぼ池
 6)春採湖ビジターセンター
 7)上田ボート店跡→湖上搬送炭陸揚げ地
 8)国指定史跡チャランケチャシ跡
 9)西国三十三か所霊場札所→
 10)トーンポロ=陸繋島→太湖会建之「釧路港修築碑」旧跡

 「琵琶湖大橋」「近江大橋」「瀬田大橋」=橋所在の絵葉書、公園計画図に橋梁架設
 トンボ池=余呉湖に比定。「近江塩津=長浜市」 対 「石山」
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地域を組み立てた経済 石炭・木材・農業の生産・搬出・文化を語る230815

2023年08月16日 10時01分12秒 | 催事
 地域を組み立てた経済 石炭・木材・農業の生産・搬出・文化を語る230815

  地域はJR北海道・花咲線にそって形成され、その東西を北海道道で国道と結節する領域。
 集落の南を東西に流れる尾幌川流域には地下埋蔵資源の石炭をはじめ、国有林。民有林に囲まれた領域。そこに鉄道開業を機に、1940年前後には5000人前後の住民が集積した。
 「厚岸町で<第三の連坦戸数>」と称され、「釧路市経済圏の東端」とすら理解された地域の1960年前後。

 地理院地図と一枚の「住宅明細図」をもとに、当該地に居住の3氏に、それぞれの局面で実家・生家が関わり、かつ見聞の情報を話を聞かせていただく。
 1)生産拠点=石炭・木材・農業の<施業地&山火事>を図面に落とす。
 2)生産品質保証と開発調整の官公署サービス=鉱山保安、林産試験、混牧林、営林署
 3)戦後食糧緊急確保&厚岸町開拓農業協同組合、木炭購入&販売
 4)産地ー積出駅間の搬送、搬送を支えたシステム=馬車軌道、森林軌道、馬車&馬橇、蹄鉄、馬追い、給餌&治療、繁殖、馬頭観音
 5)製材・建築・木材加工(桶屋&細工モノ)、民営苗畑経営
 6)消費地輸送=上尾幌駅、日本通運上尾幌営業所、木材土場、搾生乳の積出し
 7)生産及び従事者&家族を支えた諸業種の配置と文化=高度な地域自治能力や優秀選手の輩出
 8)炭鉱閉山&公営住宅、しいたけ栽培
 9)経済林時代の終焉&民営林業の縮小、製材所撤退&木材職人転業
 10)環境林経営への移管、キノコ菌床栽培普及

 2023年度は男性3氏で2度にわたり<再話>開催の計画、24年度は酪農後継者と女性代表による機会創設予定。
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啄木の本名、国道391号線の愛称 釧路湿原シニア大学第10期バスツアー230725

2023年07月27日 05時11分24秒 | 催事
 啄木の本名、国道391号線の愛称 釧路湿原シニア大学第10期バスツアー230725

 行程119キロメートル。走りつづけて2時間30分の行程。
 往復の車中は恒例、各班の企画プレゼンテーションで有意義に過ごす。
 2,022年に続き、「くしろ検定」からの出題が、今期も検定合格済受講者のお方が担当されて進行。

 (問い)「石川啄木の本名はなんといいますかー」。(女性の声で)「石川一 いしかわ・はじめ だと思いま~す」。(進行係)「正解!!」。
 (問い)「しからば戸籍名はなんと呼んだでしょうか」。(答え)「・・・・・・・・?」。暫く沈黙が続く。
 進行係の方が申す「工藤一 くどう・はじめ」というそうです。「父が曹洞宗の僧籍をもっていたので、母方の姓を名乗ったそうで~す」。

 車内に名解説が流れてゆく。次は「今、走行中の国道391号線の愛称はなんと呼ぶでしょうか」。
 いかがでしょうか?。「野上峠を境界に、弟子屈・標茶方面は『摩周 ましゅう 国道』、小清水・清里方面は『小清水国道』と言いま~す」。
 車内に進行係のお方のスムーズな声が流れて、ツアーは順調にすすむ。

 「くしろ検定」。2008年2月に始まり2021年2月は実施されないまま、終了となった。
 主催団体は地域報道機関に駆け込んで後継を一度だけ託したらしいが、該当社は話にのっていない。
 「終了は惜しい、再度、立ち上げを」。そうした声は、少しずつ高まる。

 補助金や助成金があるうち。その間は、事業を続ける。
 しかし、終了するとほどなく冬眠状態に入る。自力で支援し、育てる力量の不足するところ。
 ましていわんや、開発する意欲も投資する力量も、乏しい。
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ポスト地域で付加価値を拡充するため 脱炭素、非製造物主義、AI&IoTの時代230624

2023年06月23日 10時36分22秒 | 催事
 ポスト地域で付加価値を拡充するため 脱炭素、非製造物主義、AI&IoTの時代230624

6月24日、対談のコーディネーターを担当することになった。夕映え&朝焼けの美しい<東方の重要港湾都市>。
そう申しても戦略不足ではないか。
テーマは「釧路の<これまで>と<これから>」、と。シナリオを考察。記載してみる。

『のぞいてみよう釧路はこんなところ』刊行記念=著者&企画者対談
Ⅰ.対談 釧路のこれまでと、これから(要旨)         佐藤 宥紹
 (一)執筆するに至った経緯と出版の意義
A.高校生に理解できる「釧路学」を示すことができた
B.釧路商工会議所編『くしろ検定公式テキスト』=「優等生であった釧路を記載」、ポストテキストが不可欠であった。
C.市民が読んでも有意義な出版となった。→「出版契機」は配布資料Ⅱ

(二)取材・執筆時のエピソード
D.なにしろ地域からの撤退・縮小のスピードに記録即応が難しかった。
E.短期大学側が「出前授業」を普及させた時に「いっとき入学」を実施。
F.日本製紙㈱釧路工場抄紙部門停機反対署名を募る時、くしろ検定終了。→「石炭火力発電・抄紙停機」取り巻く背景は配布資料Ⅲ

(三)執筆してみてあらためて気づいたこと=伊藤先生にぜひ、聞いてみたい。
G.新学習指導要領改訂による「社会に 開かれた教育課程」を重視」の考え方。
H.石炭、古紙&新聞新聞用紙、軌道輸送体系の機能衰退
I、<脱炭素、非製造物主義、AI&IOT>のポスト釧戦略

(四)釧路の魅力とは
J.潜在能力の深さと幅の広さ。K.多くの市民が十分に理解し、活かそうとして居ない「伸びひろ」。
L.「魅力」は「一眼ぼれ」に似る。《意味と意義を明示》できる可能性。

(五)これからの釧路に期待すること
M.「育てる力」「支える力」が脆弱になってしまった点を、克服したい。
N「想像する力・創造する力」不足を、豊富な公共と外部投資が支えた。
O「我が事」意識を高め「調べる力・考える力」を鍛えては、いかが。内なる力の結集を。
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「戦争はさまざまな<極貧生活>を国民に強要する」 高等教育機関で「釧路と戦争―暮らしの中の十五年戦争」を230620

2023年06月19日 09時49分21秒 | 催事
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「戦争はさまざまな<極貧生活>を国民に強要する」 高等教育機関で「釧路と戦争―暮らしの中の十五年戦争」を230620

 千田夏光氏は『従軍慰安婦』で、「戦争は人間を非人間的なものにする時間」と書いた。
 日中戦争を三期にわけて、執拗な調達を記載したのだと受け止める。
 「ミッドウェー海戦」を転機に、戦局は日本軍の敗退段階に位置するということだ。

 往時、マグロの水揚げに湧いた釧路港で、その漁業の終焉を刻する。昭和17年のこと。
 漁船の応召。つまり調達がすすみ、釧路漁業は資源温存機に入ることになった。
 国民の物資不足は極限に近づく。威勢のよかった『写真週報』の記載は「戦勝」から「代用食」を経て、「防空壕の創り方」「防空演習」へ転ずる。

 ここまで綴った、「佐藤貴之枝 1890年生まれ 厚岸町で語った-2.太平洋戦争3-」。
 語りの内容と、語りの内容を思われる=戦後、我が家に残っていた戦時の記録。
 そこをここでは、五項目。極めつけは「生命保険に入っていたが、戦後インフレで貨幣価値が、まったくなくなって・・・・・・」。

 ⑩佐藤貴之枝 1890年生まれ 厚岸町で語った-2.太平洋戦争3-
 17)(茶箪笥)残余の衣料切符&割引国庫債券証書。
 18)「復員後の義昭は部落会長に推され奔走」。
 19)「川田さんの息子さん、180529アツツ島玉砕で戦死された」。
 20) 194402日蓮丸厚岸沖89km沈没、遺体・遭難者正行寺
  収容(のち四男は「千島派遣船から除外と=理由不明)」
 21)200714尾幌国民学校空襲「(そのとき)お前、小さくなっていた」。
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千田夏光筆「戦争は人間を非人間的なものにする時間」 高等教育機関で「釧路と戦争―暮らしの中の十五年戦争」を230620

2023年06月18日 10時53分37秒 | 催事
千田夏光筆「戦争は人間を非人間的なものにする時間」 高等教育機関で「釧路と戦争―暮らしの中の十五年戦争」を230620

⑦佐藤貴之枝 1890年生 厚岸町で語った-1.日中戦争-
1)「三男(1917年) は北支に応召」
 →独身男性に赤紙=臨時召集令状が出され兵隊検査後入営、大陸派遣
2)「尋常小学校に『まさい・せんがく 正井仙岳?』という漢籍博学の人物が居て」を繰り返す。
 →戦時に寄せた知識人の<じくじ 忸怩 たる>思いを伝えたかったか。
3)「紀元2600年を祝った」
4)「神社前を通るとき、戦勝祈願し礼をして通ること」
5)四男が導師を務める民家の葬儀写真が残る→三男出征中の代務。
6)「三男は北支で負傷=膝下貫通銃創、野戦病院を経て帰還」→(義昭)「戦場でのことは思い出したくない」。
7)「四男は中支に派遣」「南支に行った人はマラリヤで苦心」

 2022年2月 ロシア軍が「ウクライナ保護&ナチスとの戦い」を大義に、ウクライナに侵攻を開始した。
 「特別軍事作戦」、軍需産業と石油エネルギー産業の高利益、愛国心高揚を求める大統領の宣伝、国民の高支持率。
 初期段階の攻撃開始国の受け止め方を念頭に、「1931年 柳条湖事件」から話をはじめる。

 その時、釧路港は満州国、関東州、中国へ仕向ける貨物量が伸長、鉄道枕木材の輸出で好景気にあった。
 状況は36年二・二六事件を経て、37年7月 盧溝橋事件に。戦時泥沼化をもちろんたどる。
 推移を祖母(1890―1968年)が41歳―467歳時に遺した「回想談」で復元する意向。
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社会参画・課題解決・価値創造 平成30年学習指導要領改訂を承け230624-後-

2023年06月09日 16時02分55秒 | 催事
社会参画・課題解決・価値創造 平成30年学習指導要領改訂を承け230624-後-
 
 昨年6月5日のことだ。
 釧路文学館で開催「郷土史家によるトークイベント 北大通の記憶を伝える」後に、教育局の方から感想をいただいた。
 「高等学校でも<郷土を支える人材の育成>ということを検討することになった」

 どうも詳細は不明ながら、判明してきた点もある。
 「高等学校学習指導要領」が平成30年3月に告示され、それを承け令和4年度から実施される。
 特に「公民」科目で「身近な地域に関する課題を具体的に取り上げ」とモノ本にあった。

 今、「第4期香川県教育基本計画の概要」を見るに、次の項目が読める。

 4.郷土を愛し、郷土を支える人材の育成
 基本的方向① 郷土を支える教育の推進
  1. 郷土に誇りを持つ教育の推進
  2 社会に参画する力の育成
  3 キャリア教育の推進
 基本的方向② 地域を担うグローバル人材の育成
  1 グローバル人材の育成
  2 課題解決能力の育成   
   (『第4期香川県教育基本計画の概要 令和3年10月』)。

 『のぞいてみよう釧路はこんなところ 上・下』』は、高等学校教育の第一線で役立ててもらえるのではないか。
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