悲願=農村電化 「鶴居電化発祥地」碑
農村に点灯.燈火のもとで新聞を読みたい、家計簿を付したい、営農計画を立てたい.
阿寒郡鶴居村の戦後.
三つの河川に形成された三つの集落地区いずれもが、無電化・無灯火地帯であった.
実に戦前、昭和19年にいたってもなお、全村が無電化・無灯火地帯であった.その様子を『鶴居村史』は、「哀れなありまさ」と、記載している.
名誉のために記載.
戦中、戦時の当時.炭鉱集落には点灯するも、農林漁村のみの地は、多くが無灯火であった.
近接の雄別炭礦や太平洋炭礦尾幌坑の周辺には、電気も点灯したし、ラジオも聴取できた.
幌呂.
阿寒郡鶴居村.その幌呂集落は昭和19年.これでは<イカン>と、立ち上がる.
この動きは雪裡=セツリ、久著呂=クチョロと拡大.
写真の碑は、役場の所在地<雪裡=セツリ>に所在.碑の背後には<整水弁>=流下水量の調節弁を操作する?、が遺産で存続.
所在地=阿寒郡鶴居村鶴居東3丁目55.170313撮影.