仮面の女

　化粧とは「化ける」ことである。したがって鏡の前で悪戦苦闘、七転八倒、奮闘努力の化粧した結果出来上がったのが「化けた面=化面=仮面」のはずだから改めて「仮面」をつける魂胆が理解できない。もっとも薬石効無く、無駄な抵抗だったのなら判るのだが、ここに挙げた方々は努力の甲斐あって首尾よく化けおおせた人だと思われる。だから判らない。
　昨日に続いて、女という生物は・・・・曰く「不可解」。

　Pierra Ribera　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Raimundo Madrazo　　　　　　　　　　　　　Lorenzo-Lipp
　　　　　　　　

Roman Ribera Cirera　　　　　　　　　　　　　Emil Brack　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中山忠彦
　　　　　　　　

　※[追記]　「不可解」だからこそ世の中が楽しいのであって、すべてが解ってしまったらつまらない。
　　　　　マジックなども誰もがタネが判るようなら意味がない。
　　　　　女性にしたって、まさに然り。大いに美女に化けてもらいたい。
　　　　　さらに仮面に隠された未知なる美貌に対する男どもの想像力をかきたててほしい。　　　　　　

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