豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

鳩と剣

2013年08月15日 | 今日の美女

 日本はこれからも「鳩」を抱き続けるべきか、

 Charles Joshua Chaplin               Miklos Barabas                   Marie Spartali Stillman           
    

 はたまた「鳩」は捨てて「剣」に持ち替えるべきか。
 注意することは、剣に替えたがる人は自分がまず剣を持って危険な戦いをするということは全く想定外であって、危険はすべて他人任せだということだ。「剣」を持つ利は言い張っても、そのための代償として自分が犠牲になることはまったくない。
 断るまでもないが下の美女がそうだというのではない。それどころか、最初の女性ユディトは自らを犠牲にして敵の将軍に近づき国の人々を守ったという人物である。今、剣を持ちたがる人はまずその死の覚悟があって言っているのか。

 Lorenzo Lippi                   Anup Gomay                   ?
     

 「剣」を持っても「鳩」を飼えると言う人もいるかもしれないが本当だろうか。「鳩」の世話は「剣」でするものではないのだから。
 ともあれ、「鳩」を死なせてしまったらもはや取り返しはつかないのだ。
 
  Jean-Baptiste Greuze 



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