豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Shakespeare's Tragedy 9  Romeo and Juliet  1

2016年11月24日 | 今日の美女
 いよいよシェイクスビア悲劇のヒロインの双璧の一人ジュリエットの登場である。 
 何度か申し述べているように物語の内容をたどるのではなく、ジョン・ライトを始めいろいろな画家の描いたジュリエットを中心とした作品を眺めるのが目的なので、絵の配列がストーリーの展開に沿っているとは限らないことをご承知願いたい。

 蛇足ながら、この「ロメオとジュリエット」を四大悲劇と別扱いするのは、その悲劇性の違いによるということである。四大悲劇は人間に内在する心の弱さ脆さ嫉妬猜疑欲望などが悲劇のもとになっているが、「ロメオ」の方は相愛の男女がたまたま仇敵同士の家系に生まれたということで結ばれたものの死なければならなかった、ラブロマンスの甘美な悲劇であり所詮お芝居の他人事なのである。

   John W. Wright                      Alexandre Cabanel                 Philip Hermogenes Calderon        
    

   William Powell Frith                     John W. Waterhouse              Sir Thomas Francis Dicksee
    

   不詳                              Henri Hutt                  John White Alexander
    


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