各妓楼の遊女たちの日中の姿42点を、「春夏」「秋冬」の二冊に纏めた作品。
冊子の見開き二ページに、一つの絵を左右に分割してあるので全て最初の絵のようになっているが、これでは見づらいので繋ぎ合わせてその下のように境目を判らないように修整してある。
全揃いを三回に分け14点ずつ掲載。
妓楼の名前などはどうでもいいが 最初の「松葉屋」の次は「おなじく」、つまり松葉屋」ということらしい。
また顔はどれも似ていて区別が無いが、個人名が書いてあるので単なる想像画ではないようで、ガイドブック的な役割もしたのだろうか。