我褸芥作品の最後は一枚の紙で折る千羽鶴である。
もちろん図面から起こす必要があるのだが、これは意外とあっさり片付いて、しかも図面も出来上がりも無駄なくコンパクトに纏まって出来上がった。
要するに百羽連続の応用したものである。
中央から四隅に向けて軸になる赤鶴をおいて中央を囲むように黄鶴・緑鶴・・・と繋げていくわけである。
32×32の1024桝のうち中央と四隅を四桝にすると全体で千羽となる。因みに前回の300羽も18×18で同様である。

一羽のサイズを4cmとしても128cm大の用紙が必要。

千羽の鶴も一羽から。周辺の鶴から中央に向けて一列ずつ折っていく。

ピンセットを使用している。

周辺が終了した.

500羽終了。

750羽終了。

中央・四隅の大鶴と軸になる赤鶴を残して944羽終了。
此の赤鶴は四点接続で四方からの力がかかり形がくずれやすい。

最後の中央の1羽を残し999羽終了。


完成 「千羽連続折鶴」
因みに不確かな記憶ながらこの時点で、プロ女性折り紙作家二名が製紙会社の特製用紙で、2000羽連続を折ったという記事を見かけたので最多記録ではないが、素人の独創連鶴として認めてはもらえると思っている。
