清長 「浮世七小町」清水を欠く。清水小町を「風流略七小町で補充。
雨乞い 草紙洗い 清水 鸚鵡

卒塔婆小町 倒れた卒塔婆に座っている乞食の老婆を僧が咎め説教する。
しかし「極楽の内ならばこそ悪しからめ そとはなにかは苦しかるべき」などと
僧を逆にを言い負かし、小町と名乗って現在の落ちぶれた生活の様を語る。
そのうち、かつて袖にした深草の少将の霊が乗り移って。。。というような話。
通い小町 ある僧が野晒しゆえに彷徨う小町の霊の依頼で現場に行って供養するところへ少将の霊も現れ
小町だけが救われれば自分の苦しみは倍加すると争う。
僧は二人を止めて、かつての百夜通いのさまを再現させ、・・・ 結局二人は救われることになる。
関寺 卒塔婆 通い


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雨乞い 草紙洗い 清水 鸚鵡




卒塔婆小町 倒れた卒塔婆に座っている乞食の老婆を僧が咎め説教する。
しかし「極楽の内ならばこそ悪しからめ そとはなにかは苦しかるべき」などと
僧を逆にを言い負かし、小町と名乗って現在の落ちぶれた生活の様を語る。
そのうち、かつて袖にした深草の少将の霊が乗り移って。。。というような話。
通い小町 ある僧が野晒しゆえに彷徨う小町の霊の依頼で現場に行って供養するところへ少将の霊も現れ
小町だけが救われれば自分の苦しみは倍加すると争う。
僧は二人を止めて、かつての百夜通いのさまを再現させ、・・・ 結局二人は救われることになる。
関寺 卒塔婆 通い




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豊国 の 「今容七小町
雨乞い 草紙洗い 清水

「関寺小町」 和歌に堪能という老婆のもとに関寺の僧が稚児に和歌の指導の依頼で訪れる。
和歌に関するやりとりのなかで老婆が小野小町と知る。
寺の祭に招かれた小町は千後の舞につられ昔をしのんで舞うのだが足腰のおとろえた我が身を恥じることになるる。
話の中の和歌「面影の変はらで年の積もれかしたとへ命にかぎりありとも」による鏡を見る女性が多い。
鸚鵡 関寺 卒塔婆 通い


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雨乞い 草紙洗い 清水



「関寺小町」 和歌に堪能という老婆のもとに関寺の僧が稚児に和歌の指導の依頼で訪れる。
和歌に関するやりとりのなかで老婆が小野小町と知る。
寺の祭に招かれた小町は千後の舞につられ昔をしのんで舞うのだが足腰のおとろえた我が身を恥じることになるる。
話の中の和歌「面影の変はらで年の積もれかしたとへ命にかぎりありとも」による鏡を見る女性が多い。
鸚鵡 関寺 卒塔婆 通い





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春信の『風流やつし七小町』
清水小町 この作品の内容をしっかり説明してあるものが見当たらなくて、どんな話か私には解らない。
第一読み方からして「しみず」「きよみず」と二通りある。
国貞の絵の歌は「色見えで移らふものは世の中の人の心の花にぞありける」とあり多くこの歌なのだが、
春信の絵では「何をして身をいたづらに帯とけん瀧のけしきのかはらぬものを」と別な歌になっている。
鸚鵡小町 侘び住いの小町のもとへ帝の歌を持った使いが来る。小町は「鸚鵡返し」に一文字だけ変えて返歌する
帝 雲の上はありし昔に変らねど見し玉だれのうち や 恋しき
小町 雲の上はありし昔に変らねど見し玉だれのうち ぞ 恋しき


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清水小町 この作品の内容をしっかり説明してあるものが見当たらなくて、どんな話か私には解らない。
第一読み方からして「しみず」「きよみず」と二通りある。
国貞の絵の歌は「色見えで移らふものは世の中の人の心の花にぞありける」とあり多くこの歌なのだが、
春信の絵では「何をして身をいたづらに帯とけん瀧のけしきのかはらぬものを」と別な歌になっている。
鸚鵡小町 侘び住いの小町のもとへ帝の歌を持った使いが来る。小町は「鸚鵡返し」に一文字だけ変えて返歌する
帝 雲の上はありし昔に変らねど見し玉だれのうち や 恋しき
小町 雲の上はありし昔に変らねど見し玉だれのうち ぞ 恋しき








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国貞の「七小町」は手元に三組の揃いと、不揃い一組があるが、元の話にちかいものから。
なお、このセットには「卒塔婆・通い」に登場の深草の少将も描かれている。
雨乞小町 勅命により雨乞いの和歌を奉じて雨を降らせる話である。
ことはりや日の本なれば照りもせめ さりとてはまたあめが下とは 絵の上部に書かれている
草紙洗小町 歌合わせで対決することになった大友黒主の姦計を見破る話。
まかなくに何を種とて浮草の波のうねうね生ひ茂るらん
雨乞 草紙洗 清水 鸚鵡

関寺 卒塔婆 深草の少将 通い


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なお、このセットには「卒塔婆・通い」に登場の深草の少将も描かれている。
雨乞小町 勅命により雨乞いの和歌を奉じて雨を降らせる話である。
ことはりや日の本なれば照りもせめ さりとてはまたあめが下とは 絵の上部に書かれている
草紙洗小町 歌合わせで対決することになった大友黒主の姦計を見破る話。
まかなくに何を種とて浮草の波のうねうね生ひ茂るらん
雨乞 草紙洗 清水 鸚鵡




関寺 卒塔婆 深草の少将 通い





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「七小町」というのは、美貌と和歌の才に優れた小野小町の伝説を能楽にしたものである。
若いころの「雨乞小町」「草紙洗小町」「清水小町」と老いてからの「鸚鵡小町」「関寺小町」「卒塔婆小町」「通小町」の七話である。
この七小町をタイトルにして「何々七小町」という組物にした錦絵は沢山あるが、七作が揃ったものを入手するのは困難である。
この揃い物の場合、小町の話そのものを描いたもの、七人の女の絵姿を持ち物などで原話と関連づけたもの、単に美女七人を集めただけのものなどがある。
本日の北斎は元の話にむ沿ったものだが、最後の「通い」は小町ではなく相手の深草の少将のだろう。
雨乞い 草紙洗い 清水
鸚鵡 関寺 卒塔婆 通い
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