搬入作業が終わって遅い昼食を師匠の店で頂くことにしました。
ダッタン、御前、ケシの実、ゆず、田舎などの蕎麦に
ウドンまで盛って頂きました。
ウドンの6分から御前蕎麦の22秒まで茹で時間は
様々でこのザルの後にウドンをもう一枚頂きました。
天麩羅等もありまだ日のある内から一杯やりながらの
お客様もいて蕎麦に酒はつき物なんですね。
今でこそ逆転していますが昔は裕福な人の食べる米に
ついでウドンそして貧しい人の蕎麦だったそうです。
以前にも書きましたが蕎麦は86度で火が通り
ウドンの小麦は96度以上でないと煮えないそうです。
師匠は水の沸点を上げる為にクリスマス島の
三ヶ月かけて作る天然塩を使用しています。
以前麻布の店で焼成直後の食パンに温度計を
差し込んだ時にも食パン内部の温度は96度以上
ありました。
蕎麦の実、ダッタン、蕎麦の実を砕いたもの。
ゴーヤは伸び始めましたしバジルも元気に葉を茂らせて
います。僕の屋上作業の休憩にはラズベリー。 ブルーベリーと違って
何故か鳥達に人気が無く食べられずに熟成する
ラズベリーなんです。
色が深い紅になるほど甘みは増しますが
口の中の甘さを爽やかに酸味が消してくれます。
そこがブルーベリーにもストロベリーにもない
先生に教えて頂いたラズベリーの好きなところです。