試作結果

作業段階では弱々しい感触だった生地は窯伸びしてボリューム感は

合格なんですが風味、食感ともイマイチで

強い個性にも乏しく次回の課題が見えてきました。

事前にコウなるだろうからコウしておいてがアダになって

見た目が普通のパンになってしまい残念でした。

そうリカバリーはベテランらしく上手いんです。

もっと素材が持ってるハズの本質的な魅力を引き出してあげられなくてゴメン。

依頼者のコダワリはワイルドな風味かと想像します。

品よくソツなくまとまってしまいました。

ただ安定した適度なボリューム感の希望はクリアーできましたから

初回の試作の役目は果たしました。

そう出来の良いマトマリは手の掛からない子供で既に完成していまってる。

面倒見るのに苦労もしないが印象にも残らず個性不足で面白みに欠けるか？

味も食感も万人向け的？

とりあえずコノ子を少しヤンチャにしてみようと思います。

依頼主への試食提出はもう少し先になりますね。

http://www.youtube.com/watch?v=rMbATaj7Il8&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Sa0v08XY2G8&feature=related

 

 

想像と現実の誤差

今日のテストは見えない粉の力例えばそれは粉の持つグルテンの強さだったり吸水力や含んでいる酵素がどの程度醗酵に影響するのかの確認です。
予想以上に力は弱く醗酵は遅いので何らかの手を使う必要があるかも知れません。
十割蕎麦は湯ごね
風味生かすなら水で仕込むなんて蕎麦道場の教えなんかも思い出す午後の試作。

ハズ…と考えて

試作では自分の知識や推測、想像力の全てを出してレシピを作りミキシング。
当然、結果は焼き待ちで確認。
「知ってる」を元に「知らな」いと出会うには今の僕の全力じゃイツモ足りないんです。
おまけにイメージするのは焼き上がるパンではなく依頼者の笑顔ですからハードルの高さは上がるばかり…
最初のモノからより具体的にツメていかないとイメージに忠実なパンは焼き上がりません。
遠慮やお世辞だけじゃ辿り着けない程の目標の高さは酸素が薄く登り続けるには苦しいのですが見晴らしはイイんです…と昼から寝言。

１１月最後の金曜日

来週から始まる１２月はハナからセールとイベントに参加させてもらいます。
昨年の今頃
一日は２４時間以上アルと知りました。

そろそろ夜が明ける１１月の朝。