師匠を食事に誘ってキャラバンに行ったんですが、
到着は開店時間の少し前だったんで、
評判聞いてた他の店に入ってみたんです。
かつて現行GTRのデザインについてニッサンはクセの強いデザインは
多少の抵抗をともなっても後々、人の記憶に残る・・・
僕は子供の頃から読み見てた自動車雑誌では「美しい車は速い」だったんで、
若干抵抗を感じますが、チャパラルのウイング着き白い箱が
美しいデザイン云々を蹴散らし速けりゃ何だって・・・
曲線より直線みたいな・・・
まっ、それはともかく、アクの強さ、クセの強さは
「好き」か「嫌い」かの二者択一的選択を迫ります。
新参者として入った店の逸品はぼ僕には合わず、一刻も早く脱出するために
無言でズボズボ掻き込んだ。
食べなおすわけにもいかず、ソレじゃコーヒーでもと数年ぶりに「バッハ」。
思わずフロアーのスタッフさんに
ママやマスターが元気なのかをたずねてみると、
「ええ、元気です。お名前は?」
アッシは名乗るほどの者じゃござんせん!
とばかりにイエイエ、お元気ならそれでイイんです。
先ほどの評判の店の話をしていたら、奥の扉開いて
ママさん登場!
数十年ぶりの再開、初めての握手。
バイクの師匠がママさんに「先日TVでバッハの店とマスター見て・・・」
で、僕がマスターはTVで見た感じと実際に会うのとは違うカモ・・・
ソレを聞いたママさん笑い出しながら深々と腰を折ってのオジギ??
僕が麻布からの帰りに毎日のようにバッハに寄ってコーヒー飲んでた頃は
まだ、カウンター内で働くお弟子さんはいませんでしたから、
毎日、毎回、マスターがコーヒーを落としながら豆の説明やら
世間話やらをしてくれてたんです。
僕がマスターをマニアックな変態の奇人と言っても
たぶん、ママさんズボシの正解に笑いながら腰を折ってしまうような気がします。
初めて新聞でのバッハ紹介記事を読んだ時、
あのマスターとは思いませんでしたが、確かな知識や技術は本物で
焙煎や豆の説明はもしかしたらお弟子さんより僕のが聞いてるカモ・・・
な~んて思ってます。
ママさん「少し太ったァ?」ッて言ったんで、
あの頃より15キロ太りました・・・
僕だけが砂糖とミルクをコーヒーに入れていたんで、
指差しながら、コレのせいですかね?