25日、NHKが朝の番組で「妻と夫の定年ライフ」と題して、夫の定年後に夫婦がストレスをためずに済む暮らし方を提案していました。
一般に、夫定年後の妻の悩みは、夫が家にいるため3度の食事の支度が必要になり、妻が自由時間をおびやかされてストレスをためるというもの。
番組で紹介されていた定年夫は、いかにも大企業出身な感じの上品な紳士。
この人は料理に興味があり(←実際は興味ない夫も多い)、地域の人と仲良くしたいと思っており(←実際は「新たな人付き合いはしたくない」夫も多い)、仕事をしたい(←実際は「何もしたくない」夫も多い)という希望を持っていました。
ピーエーピーの前身の余暇文化研究所時代、多くのシニアの余暇活動を取材してきた私としては、正直申し上げて「こんな理想的な定年夫がそうそういるか!」と言いたい。
この人に足りないのはナビだけ。ちょっとしたきっかけさえあれば、このタイプの夫はどんどん妻にとって望ましい方向へ変わるでしょう。
本人も生きがいを得て幸せになるでしょう。
ところがですね、長年、厳しい会社人生を送ってきた定年夫の多くは疲れ果ててヨレヨレ。
従って好奇心はあまりなく、気を遣う人間関係の反動で人間嫌いになっており、「折角定年したのにこの上仕事なんかしたくない!」というタイプも多いのですよ。
ことによったら「どうせ社会はそんなもん」「そんなうまい話がそうそう転がってるはずがない」「どうせ今さら何をやってもムダ」「今さら老妻に頭を下げたり、ご機嫌を取って仲良くするなんてイヤだ」と、「どうせ」「はずがない」「今さら」「イヤだ」と゛男の沽券゛を大安売りする人も大変多いんですね(^^;)。
NHKはこんな鬱陶しいオヤジの対処法を教えてくれませんでしたが、ホントはこういう夫が大半なことを前提に、定年後ライフを提案してくれないと困ります。
ところで、何で私が人様の人生にお節介をするのか?
それはご本人のためもありますが、早々にボケたり寝込まれたりしては妻や子どもが、社会(下の世代)が、ひいては国が大迷惑するからです、ハイ。
それにどうせなら、死ぬまで元気で、生きるハリを持って暮らせた方が本人も幸せに決まってますって!
一般に、夫定年後の妻の悩みは、夫が家にいるため3度の食事の支度が必要になり、妻が自由時間をおびやかされてストレスをためるというもの。
番組で紹介されていた定年夫は、いかにも大企業出身な感じの上品な紳士。
この人は料理に興味があり(←実際は興味ない夫も多い)、地域の人と仲良くしたいと思っており(←実際は「新たな人付き合いはしたくない」夫も多い)、仕事をしたい(←実際は「何もしたくない」夫も多い)という希望を持っていました。
ピーエーピーの前身の余暇文化研究所時代、多くのシニアの余暇活動を取材してきた私としては、正直申し上げて「こんな理想的な定年夫がそうそういるか!」と言いたい。
この人に足りないのはナビだけ。ちょっとしたきっかけさえあれば、このタイプの夫はどんどん妻にとって望ましい方向へ変わるでしょう。
本人も生きがいを得て幸せになるでしょう。
ところがですね、長年、厳しい会社人生を送ってきた定年夫の多くは疲れ果ててヨレヨレ。
従って好奇心はあまりなく、気を遣う人間関係の反動で人間嫌いになっており、「折角定年したのにこの上仕事なんかしたくない!」というタイプも多いのですよ。
ことによったら「どうせ社会はそんなもん」「そんなうまい話がそうそう転がってるはずがない」「どうせ今さら何をやってもムダ」「今さら老妻に頭を下げたり、ご機嫌を取って仲良くするなんてイヤだ」と、「どうせ」「はずがない」「今さら」「イヤだ」と゛男の沽券゛を大安売りする人も大変多いんですね(^^;)。
NHKはこんな鬱陶しいオヤジの対処法を教えてくれませんでしたが、ホントはこういう夫が大半なことを前提に、定年後ライフを提案してくれないと困ります。
ところで、何で私が人様の人生にお節介をするのか?
それはご本人のためもありますが、早々にボケたり寝込まれたりしては妻や子どもが、社会(下の世代)が、ひいては国が大迷惑するからです、ハイ。
それにどうせなら、死ぬまで元気で、生きるハリを持って暮らせた方が本人も幸せに決まってますって!
大体、会社でバリバリ働いていた男性が定年と同時にやることがなくなるという発想が頂けません。もっとも、定年前から準備しておらないと、定年と同時に活躍できるというものではないことはわかりますが、本当に有能なら、しばらく休息した後に、やることは見つかると思います。また、周囲の人がいろいろと話を持ってきてくれるでしょう。
やることがないから、料理教室に・・というのも、やらないよりはましですが、それだけで時間をつぶすのは勿体ない気がします。残間里江子さんの「それで良いのか、蕎麦打ち男」の代表のようなものですね。
もっとも、人それぞれですから、これが良いという決め付けは出来ませんが、NHKも発想が貧困だなと思わされました。